Kindleでの出版を目指して(おうち時間2021)
今週のお題「おうち時間2021」
最近はブログを書く時間も、そのための情報を集める時間も、考える時間もあまりとれなくなってきたので、このGWは絶好の機会でもあります。
私の在住するエリアは緊急事態宣言とは今のところ無縁で、仕事も通常通りの勤務です(昨年は少し在宅勤務期間はありましたが管理職は出勤でした)。
ただ、世の中全般的に外出しにくい雰囲気にはなってきていますので、このGWも全く外出しないわけではないのですが、年度末・年度初めのバタバタの疲れを癒しつつ、ステイホームしています。
おうち時間が増えたことがきっかけ
勤務は通常でも、コロナ禍もあり、また寄る年波もあって、若いときほど土日も終日、外出するなどということは控えるようになりました。
そんなこんなで「おうち時間」は増えました。
そしてそれが、そもそもこのブログを始めたきっかけでした。
今年1月から(正確には昨年の12月末から)ブログを始めたときから、少しずつ抱いていた野望(笑)がありました。
それはいつか、Kindle Direct Publishingで電子本を発刊することでした。
と申しましても、そんなに計画的にブログを書き始めたわけではなく、車関連の話題が多めではありますが、ライフスタイルやビジネスに関連することも書いてきました。
たぶんgoogle検索で引っ掛かったのだと思いますが、約100本余りの記事の中で最も読まれたのが、下記の記事でした。
carselection2021.hatenablog.com
2月にアップしたのですが4月に入ってもなお、お読みいただいているようです。今年1月からの緊急事態宣言下に、荒川河川敷で旗振りして通勤客を応援している方々を取り上げ、そこから関連づけて、もっと前から街頭でチアリーディングで仕事に向かう人を応援している人たちにも話を広げていきました。
自分でも気に入っている記事なので、このような零細ブログにもかかわらず、ロングテール的に読まれていることは、管理人兼著者としては嬉しい限りです。
意外なことにビールやウイスキーのお話も長い期間にわたってちょこちょこお読みいただいていたようです。
このような感じであまり系統立てずに、その時々で自分が関心を持った事柄を、割と自由にブログのネタとして取り上げてきました。
3月からは本格的にブログの記事を再編集してAmazonのKindle Direct Publishingで出版してみようと思うようになりました。そのためにある程度、テーマを絞った記事をアップするように心がけました。
また、具体的にどのようにすれば電子本を出版できるのか、について、ネットの記事やyoutubeをずいぶん視聴して、どうやったら出版できるのか、と研究しました。しかしいつまで勉強していても、結局は自分でやってみないとわからないので(わからないところがわからないので)、やってみることにしました。
実行あるのみ
Kindleのシステムもどんどん新しくなっているようなので、youtubeも最近リリースされたハウツーものを見ないと仕組みが違っていたりするので戸惑うこともありました。
一方、原稿の用意も想像以上に時間がかかりました。
まずテーマですが、車関連、中でも3月からは意識して多く記事を書いてきたドライブ術でいくことを決めました。
一度はブログで原稿を書いているのですが、ブログで書いたものをそのままというわけにはいかないので、章立てをしながら順番を考え、原稿を整理していきます。ブログでの記事を一度、ワードファイルにして校正をかけます。基本的な変換ミスや日本語としておかしい部分はここで気がつきますが、文章として読みやすいか、トーンが同じか、などは、やはり丁寧に読み返しながら、細かな修正を入れていく必要があります。
また、すべてがブログの再構成ですと、このブログを読まれている方にはつまらないと思うので、電子本のために書き下ろしの章を二つ、新たに追加しました。
Youtubeの先生の中には15000字も書けば十分、とおっしゃる方もいますが、いろいろ調べた結果、やはり読み応えはあったほうがよかろうということになり、前述の書き下ろし部分も加えて、最終的にトータル43,000文字となりました。
ブログでは多少、くだけた表現をしてある部分も、電子書籍にすると全体の中ではそこだけ浮いてしまうので、ほかの章とトーンを合わせる必要があります。
ワードファイルのまま電子本にしていく方法もあるようなのですが、私は一度、テキストデータにして、そこに章を表す記号や改行を表す記号、強調を表す記号などをある一定のルール(私の場合は「でんでんコンバーター」というものを使い、その表記方法に則りました)で加筆し、最終的にKindleのプレビューワーでチェックをかけました。
もう一つ、難題がありました。
それは表紙です。Youtubeでいろいろな方がおっしゃるには、表紙は本の顔、素人がつくるのではなく、プロにお願いすべき、それには個人の技術などを売り買いするサイトがあるので、そこで気にいった人を見つけてお願いするといい――というようなことが書かれていました。
私の場合はこのブログも電子本も儲けを出すことが今は目的ではないので、できるだけ低コストで済ませたい、できれば0円で、という立場です。
自分で表紙をつくることはできないのか。
これも調べていくうちに「できなくはない」という結論に至りました。
お世話になったのは以下のサイトです。
こうして市販の書籍なみとはいきませんが、なんとか手作業でつくりました。
下記です。
Amazon Kindle Unlimitedに加入されている方は無料でお読みいただけます。
Kindle出版体験記みたいになってしまいましたが、おうち時間が増えたことでブログを始めることができ、それが「いつかは自分の本を出版してみたい」という願いを実現することにもつながりました。
280円でお買い上げいただいた方はいらっしゃいませんが、Kindle Unlimitedでは、これまでの合計で数百ページという単位でお読みいただいているようです。
ジレンマ
Kindleでの出版は、複数本を出版しないと目立たないと言われています。
私としてもぜひ、2冊目を刊行したいともくろんでいます。
しかし出版を意識すると、ある程度、テーマを絞ってブログも書き溜めていかないといけません。
でも、それでは「書きたい」と思ったテーマが後回しになり、時機を失してしまうことになりかねません。
このあたりがジレンマです。
そう遠くないうちに、2冊目を発刊できるように、計画的に進めていくつもりです。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。