50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

危険回避のドライブ術「日々の教訓」①クラクション

このタイトルではkindle本も出版しており、現在は続編の発刊の準備もしています(なかなかはかどりませんが・・・)

 

私が免許取り立てで、オタオタした運転をしていた時代、周囲の先輩ドライバーから情け容赦のないクラクションを浴びせられていました。1980年代、昭和の時代です。

 

時は流れ、世の中は変わり、人々はキレやすくなり、クラクションなど鳴らそうものなら殺人事件にまで発展しかねない風潮となりました。

 

都会はまだしも、地方都市では本当に現在、クラクションを聞くことはありません。私は若葉マーク時代を首都圏で過ごし、前述のようにクラクションの洗礼を浴びて運転というものを習得したものですから、今でも危ない場面では躊躇なくハンドル中央に手がいきます(時々、押し方が甘くてホーンボタンを叩く音だけで終わってしまうこともありますが(笑))。

 

しかし、地方都市では本当にクラクションを聞かないこともあって、こちらが鳴らしても、一向に操作を止めていただけないことがザラにあります。

皆さん、ご自分が鳴らされているとは思わないのでしょう。

数か月前の夜、「右側から」片側2車線をまたいで、危ないタイミングで私の直前を横切ったクルマ(その後、私と同じ向きの車線の左側車線を走行<私はセンターライン寄りの右側車線を走行>がいたので、思い切り鳴らしたら、睨まれました。こちらに全く非はないので、頭にきて物言いをつけてやろうかと一瞬思いましたが、やめました。

 

田舎の狭い世界ではトラブルを起こせばいろいろ話は広がり、勤務先にまで影響しかねないからです(年金生活まであともう少し、職をここで失うわけにはいきません)。

 

かつて私はクラクションを鳴らされることで、自分の判断の甘さや判断ミス、人様に危ない思いをさせてしまったのだと身をもって感じ、自分の技量のつたなさをカバーしてくれた周囲の先輩ドライバーに感謝していました。

「何がまずかったのか」をその場で教えられたのです。

こういう実戦で鍛えられたことが、危ないクルマを見分ける技量につながったり、危険を予測できる経験値になっていったのだと思います。

 

なにせ世の中が物騒になって、クラクション一つで傷害事件や殺人にまで発展するご時世ですから、遠慮があるのは理解できます。しかし初心者ドライバーやご高齢ドライバーは、何が危ないのか、ご自身では気が付かないと思います。

「まずかったな」と思う機会がないのです。

これによって、そうしたでたらめな運転でも、「前も別に問題なかったし~」という感じで習慣化していくのだと思います。

 

本日なぜ、このような話題を書いたのかは、よろしければ以下のyoutubeをご覧くださいませ。1.5倍速にしてもご覧いただけます。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

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