50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

kindle本発刊体験記⑥「テキスト原稿の加工について」

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 だいぶ更新の間隔があいてしまいました。少し言い訳をいたしますと、世の中は三連休のだったのですが、私はほぼ、普通に出勤して働いていました。

 

本日はテキスト原稿をどのようにkindleの電子本にしていくかについて書いていきます。利用したのは「でんでんマークダウン」というサイトです。

サイトといってもサイト自体がソフト、アプリのようになっていて、次に紹介する「でんでんコンバーター」というページで、kindleにアップできる形式に変換するために使います。 最初にお断りしておきますが、kindle電子書籍の原稿にする方法は,、ほかにもあります。

ただ私が自分で使ったことのないものをお勧めするわけにはいかないので、自らの体験記ということでご理解ください。

 

kindleプレビューワーをインストールしておく

Kindle Previewer

上記のサイトから、まずはkindleプレビューワーをインストールしておきましょう。なぜ必要かは後述します(後述というのは次回のブログ以降という意味です)。

 

②テキストデータに手を加える

これは目次や見出しの作成、文章を箇条書きにしたり、図表等をページに挿入するために必要となる作業です。どうやって手を加えるかと申しますと、例えば見出しの作成でいいますと、

# 見出しレベル1 #

## 見出しレベル2 ##

### 見出しレベル3 ###

上記の#、筋は半角で入力します。「見出しレベル1」というところに、章の見出しなどをいれます。私はこれまで、このレベル1は章の見出しでなく、書籍のタイトルをいれていました。よく紙の書籍でも、表紙をめくると、そこに本のタイトルがでてきますよね。そのイメージです。

 

実際の章の見出しは私の場合、##(#×2)で囲みます。次の###で囲むのは、章の中の小見出し用です。実際に使っているのは、このレベル3までです。

このほか独自のルールがありますが、それは上記の「でんでんマークダウン」のサイトを参照してください。いろいろありますが、私は見出しレベル(1から3)、リンク、箇条書き、図表の挿入、文字の強調(太字)、それに改ページくらいです。ちなみに改ページは、半角のイコール記号「=」を3つ以上並べますと、そこで改ページとなります。

おおよそよく使われるものは10個くらいといいますが、私の場合は前述のとおりでもっと少ないです。ですから、やっているうちに覚えられるレベルです。

 

この「でんでんマークダウン」はこの世界ではとても有名で利用者も多く、ということはそれだけYouTubeでも詳しい解説動画があがっているということになります。私がここで細かく書いても、動画には及びませんので、検索してみてください(他人任せでスミマセン)。

Kindle出版」で検索すると、いろいろヒットすると思います。さらに検索のキーワードに「でんでんマークダウン」を加えると、これを使った原稿作成方法がヒットします。

注意事項としては、動画の中でも比較的新しいものを視聴するようにしてください。古いものですと、現在の最新のkindleの仕組みとズレがある場合があるからです。

 

③“急がば廻れ”一度に全部ではなく、集中力の続く範囲で

やってみるとわかりますが、テキストデータにこうした「でんでんマークダウン」のルールを適用して手を加えていく作業は、素人にはなかなか退屈なものです。

そしてたいていは途中でいい加減になって、何かしら、ミスが生じます。

例えば見出しの#は、文字をはさむ前後で同じ数ではなくてはなりませんが、これが一つ足りなかったりすると、見出しとして認識されません。その結果、最終的に原稿を前述のkindleプレビューワーで確認したときに、自分がイメージしていたものと違うことになります。

本来、ここで章が変わって、大きな見出しが入るべきところが、#がついて変な文字列になっていたりします。

 

こういう間違いが一つくらいであればよいのですが、3万~4万文字の原稿で何か所もでてくると、いちいちメモに「第5章の見出しがヘン」「第8章のリンクがおかしい」「第10章の改ページがされていない」など書きだしていって、テキストデータに戻り、一つひとつ修正をかけていかなくてはなりません。

私も最初は、「ざっとやっておいて、プレビューをみながら直していけばいいや」という適当な気持ちで臨んだのですが、これは失敗で、できる限り最初のテキストデータに「でんでん」のルールに則り、正確に記号等を入れていくことをお勧めします。

 

残念ながら、そこまでやっても、いくつかはイメージどおりに反映されていない箇所を発見してしまうことにはなりますが、ぐっと修正箇所は減るかと思います。

 

④挿入する図表等のファイル名は簡単に

図表と書いていますが、jpegデータでないと受け付けません。写真ももちろん、同様です。エクセルの表などは画像に変換しておくことが求められます。

私は半角英数でファイル名を構成しています。それもなるべくわかりやすいものにしています。これは本文中に正確に挿入する図表のファイル名を入力する必要があるからです。

ファイル名が1文字でも違っていると、挿入されません。

 

できるだけシンプルにして、挿入すべき場所にいちいちファイル名を確認しなくても入力できるようですと、作業効率が上がります。

 

次回は、実際のアップロードの作業について書きます。本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。