50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

【雑談】現役引退したら欲しいクルマ(中編)

Unsplashのchrissie kremerが撮影した写真

7/8に書いた記事の続編となります。

carselection2021.hatenablog.com

そもそも「次回は後編をお伝えします」と言っておきながら、この回だけでは終わらない感じがして、「中編」にしてあります。

 

3列仕様のミニバンの中古車、という狙いを定めていた矢先、ショッキングが出来事が2件、立て続けにおきました。

 

大手中古車店の一角が・・・

一つ目は大手中古車販売店ビッグモーターによる、故意にダメージを増幅させ保険会社に過大請求をし、返還を求められていることが明らかになったこと、そしてもう一つは日産によるセレナの複合的なリコールです。

 

よく知られた大手中古車販売会社といえば、〇〇バーとビッグモーターですね。ネット上ではニュースで話題になるより前からビッグモーターのことは、いろいろ暴かれていました。

前回の記事で書いたように、ミニバンの中古車に2年後くらいに買い替えたいと考えていましたから、やがてそうした中古車販売店にも足を運ぶのだろうな、と考えていました。ビッグモーターには密かに期待するものがありました。

と申しますのも、〇〇バーのほうは過去に二度ほど、査定に伺ったことがあります。残念ながらそのときの印象が、いずれもよろしくなく、こちらに中古車を見にいくことはないな、と思っていました。ゆえに、ディーター系以外では、チェーン系ではビッグモーターとほかにいくつか、という程度でしたので、その中でも店舗数も多く、CMも流している同社の在庫の中にも候補があるのでは、と期待していた次第です。

 

ここで中古車とあまりご縁がない方にむけてチョコっと解説です。

 

一般にトヨタ、日産といったディーラーは中古車部門をもっており、事実、私も最初に買ったクルマと、その次に買ったクルマはトヨタ系列の中古車店からでした。

ディーラー系の在庫はなんといっても保証がしっかりしていること、販売前にある程度整備がされている――といった点が、他の中古車販売店よりも優れているとされています。

 

当然ながらその分、同じ年式、走行距離、内外装の状態であるなら、ディーラー系の販売価格(総支払額も)は高いです。まあ、安心を買う、といったところでしょうか。それでもそこは中古車、私が当時(といっても今から30年くらい前ですが)買ったトヨタ・カローラは60万円で、機関や内装はそれなりでしたが、のちに飲食店駐車場で当て逃げされ、修理しよとしたら、ドア内側が錆ていて、とても板金ができる状態でなかった、という経験もあります。

そこで今回は、ディーラー系はメインとしつつも、それ以外の保証がしっかりしている独立系の中古車販売店も候補にいれようと思っていました。

 

そのようなわけで、候補の一つにしてもいいかなと思っていたビッグモーターがこのような事件を起こしたことで、一つ、選択肢がなくなりました。

 

セレナのリコール報道

そしてもう一つは本日、報道された日産・セレナなどのリコールです。セレナは3部門でひっかかっていました。

 

セレナはミニバンの中で有力な候補なのです。なぜなら他車ミニバンに比べて中古車台数も多く、トヨタのノア、ヴォクシーホンダ・ステップワゴンに比べると、明らかに同条件(年式や走行距離、修復歴の有無、内外装の状態、装備品等)で比較すると、車両価格も総支払額もセレナが最安です。それに実用面でも3列シートのアレンジ度合がほかのミニバンに比べて秀逸でした。

 

現在、保有しているクルマが手放すときの査定額によりますが、私としてほ、総支払額で110万~130万円くらい、頑張って150万円くらいがリミットと考えています。

話をセレナに戻しますと、C25型、C26型あたりはエンジンルーム内にトラブルを抱えていたようで(ネットの各種情報から)、これを避け、C27型(2016年モデル以降)で手の届くものを物色していました。

 

そこへC27型が対象となるリコール情報がテレビやネットで流れたので、絶望的な気持ちになりました。最初に買ったトヨタ・コルサは、当時25万円で買ったので文句は言えませんでしたが、何をどう整備しても点火プラグ系統に難があり、セルを回すためにキーをひねるのですが、10回まででエンジンがかかればよい方で、セルを回す指のほうが痛くなるほどでした。

 

ですから中古車のエンジンルーム内のトラブルは敏感になります(まあ、このクルマはほかにも難ありで、フロントウインドウは手回し式でしたが、ある日、普通に回していたらハンドルが軽くなった途端、窓ガラスがドア内にストンと落ちてしまい、それからは片側オープンカーさながらの窓全開のまま、ディーラまで急ぎました)。

 

しかし情報は必ず一次情報にあたるべし。日産のホームページで調べたら、私が狙っているガソリン車またはハイブリッド車は、どうやら対象ではないようです。最終候補がセレナになったときに、再度、販売店で確認しようとは思いますが・・・。

 

ミニバンの中古車を探して気づくこと

仕事ではないのでエクセルにまとめてデータ分析をして・・・ということではないのですが、私が狙っているような価格帯のミニバン中古車は、年間1.5万kmくらい走行しているもののほうが、同1万km程度のものより多いようです。

またセレナとヴォクシーの比較においては、なぜかカーセンサーなどで見ていくと、ヴォクシーのほうが修復歴「あり」の割合が高い気がします。

ミニバンカテゴリー内の比較にとどまらず、SUVにも食指を伸ばしてみると、まだサラッと見ただけですが、SUVタイプのほうが年間走行距離も少なく、修復歴「あり」率も低い気がしました。

 

SUVで3列シート車は少ないですし、ボディも大きく、燃費も劣るので積極的候補ではないのですが、アイポイントの高さや室内空間の広さ、車高などは魅力ともいえるので、本格的に選定に入る来年秋~冬以降くらいになったら、ミニバンでピンとこなかったら、候補に入れてみようかと思います。

 

 

 

中編はこれくらいといたします。次回は本当の「後編」をお届けします。