新車購入読本2023 シニア世代の車選び~前口上編
またもや長らくのご無沙汰になってしまいました。
いまさらですが、昨年、本ブログを訪問いただき、読んでくださった方々、評価とつけていただいた方々、Amazonで発刊した私のkindle本を拝読くださいました皆さま、大変ありがとうございました。
2021年の1月から本ブログを始め、暦のうえでは2年が過ぎました。最初の1年くらいは全くアクセスがない日や2,3のときもあって、残念だなという気持ちを持つこともありました。当然といえば当然ですが、そうした気持ちをもつということは、「誰かに読んでいただきたい」という想いがやはり自分の中にあったのだと思います。
おかげ様で今回のように月単位で更新がなされなかったような期間でも、毎日30弱、多い日は70~80くらいのアクセスをいただけるようになりました。多くは検索エンジンから飛んできていただいているようです。私にとっては、これくらい読んでくださるだけで十分です。ブログでの収益化はそもそも無理ですし、全く狙っておりません。
しかしこのブログでの原稿をもとに再編集、再構成したkindle本はkindleUnlimited会員の方に読んでいただけましたおかげで、些少ですが、著者にわずかな印税的なものが振り込まれます。プロ作家でもない私にとって、自身の知識と体験、情報収集を集積したアウトプットによってお金が入るというのは大きなモチベーションになります。
carselection2021.hatenablog.com
あらためまして、21年8月までに発刊した3冊の本について、kindleUnlimitedでお読みいただいていることに大変感謝申し上げます。
その中でも、これまでで一番読まれているのが「新車購入読本~失敗しない車の選び方」(以下、本ブログでは「本書」といいます)です(次が「危険回避のドライブ術」、因みに今月はこの本が最も読まれています)。
この本は、「車選びのポイントからディーラーの選び方、試乗のときに気にするポイントなど、すぐに役立つ実践的な内容をお届けします。よくあるような車種ごとの解説ではなく、車を選ぶときのポイント、検討すべき項目について網羅した内容となっています」ことを”売り”にしています。
しかし本書は、2020年のデータに基づく衝突安全性能や予防安全性能のお話や、売れ筋ランキング、さらに購入の参考になりそうなYouTubeチャンネル紹介など2020年実績を踏まえての内容を含んでいるため、データ面の陳腐化は避けられません。
こうしたデータを更新して「2023年版」や「改訂版」を出そうかとも一瞬思いましたが、それはやめることにしました。一般書籍でもよくこうした発刊パターンを見かけますが、そもそも初版のものと、どこが変わっているのかわかりにくいし、陳腐化するデータは更新されていても、そのほかの部分は同じということが多く、一読者としては買ってみたものの、「買い直すほどではなかった」と失望することがありました。
そこでデータ面は古くなっていても、本書の意図する本質的な部分はなにも変わらないので、本書を増強するコンテンツ、本書に書かれていないテーマや、もっと掘り下げられるテーマを中心に、まずはブログで書き足していこうと思います。
つまり本書では触れてこなかった内容を、これからこのブログで取り上げていこうと思います。
実は「危険回避のドライブ術」については、ブログで説明こそしていませんが、kindle本の発刊後、この書籍には触れていなかったテーマを、このブログで折りにふれ、書いてきました。本書でも同じようなパターンでいろいろなテーマで増強していこうと思います。
本ブログのタイトルについて
本ブログのタイトルは「50代からの車選びとライフスタイル研究所」となっています。
このブログを始めたときはギリギリ50代だったのですが、今はしっかりと60代になっています。地方都市生活者なので、スーパーに行っても量販店に行っても、私より年齢が上のシニア世代の方々が、ごく普通に、そう、高校生が自転車に乘るがごとく、ステアリングを握っていらっしゃり、そうした店の駐車場には外車を含め、あらゆる車種が並びます。家人の買い物を待つ間、車中で駐車場に出入りする車とそのドライバーの関係を観察していると、年齢に関係なく人気なのだなと感じる車種や、ある年齢層が好むと思われる車種、また車の止め方と手入れの具合には相関があるな、など、思うところがあります。
ブログのタイトル変更はできないので現状のままいきますが、中身は50代というよりも60代、70代あたりの方に読んでいただけるような感じにしようと思います。シニア世代といってもアクティブシニア、ひと昔前の「シニア」のイメージとは異なります。もちろん、もっとお若い世代の方にも読んでいただけたら嬉しく思います。
ヒトは誰しも平等に年齢を重ねていきます。いつまでも若いわけではありません。いつか自分も通る道、ということで眺めてもらえたらよいなと思います。
そのようなわけで、すでに2月になっていますが、2023年の”初心”表明とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年11月以来の投稿となる本記事を最後までお読みくださり、ありがとうございました。