50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

kindle本発刊体験記「Amazonで出版してみました」①

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このブログを始めてから8カ月が経ちました。

始めたときから計画していたことがありました。それは電子書籍を出版することです。

今回はブログ記事を書き溜め、それを単行本スタイルに編集し直し、kindle電子書籍として販売されるまでの体験について書いていきたいと思います。

 

第1号『危険回避のドライブ術』についてだけは、以前、このブログでも少し触れました。その後、2号、3号を発刊する準備を進めていて、本当はGW頃に、と思ったのですが、仕事の関係もあってままならず、結局、8月に突入してしまいました。

さらにお話しすると、2号を発刊するつもりで準備(手直しや加筆、新たな書き起こし、章立ての再構成など)を進めていたのですが、電子書籍としては長くなりすぎたようなので、安全運転支援システムのパートを2号から独立させて、3号として別に発刊することとした次第です。このあたりの文字数についても後述します。

 

本項を書く目的

いくつかあります。

①自分が発刊した電子書籍を知っていただきたい

やはりこれを①にもってこないと、キレイごとになるので最初に掲げます。

正直に申し上げれば、せっかく発刊したのですから、少しでも多くの方に知っていただきたい。できれば読んでいただきたい、そしてさらに言えばお買い上げいただきたい(※注)、というのが第一義の目的です。

「買っていただきたい」に(※注)をしたのは次のような理由からです。

ご存じの方も多いかと思いますが、kindle本の場合、kindle Unlimitedの会員の方は、お買い上げいただかなくても無料で読めるのです。さらにkindle Unlimitedの会員になるには月額980円かかるのですが、そもそも30日間は無料体験できるうえに、今ですと「夏のキャンペーン」というのをAmazonが展開していて【注:2021年8月本稿執筆時点】、2カ月間で1,960円かかるところを99円という特別価格で提供しています。(いわずもがなですが、期間終了後は解約しないと通常料金がチャージされてしまいます)

 

アマゾンで扱っているすべての書籍、雑誌が対象ではありませんが、検索いただければ対象となる書籍、雑誌がわかりますので、興味があるものが含まれていれば1カ月無料体験か、2カ月99円のプランを試してみるのもよいかも知れません。

因みに、いわゆるkindle本と言われる電子書籍は、著者の考えにもよりますが、ほとんどはkindle Unlimitedの対象にしています。もちろん、私の3冊もその対象としています。私自身も2カ月99円のプランで、出版を生業とされていない一般の方が執筆されている電子書籍本を拝読して、今後の参考にしようと思います。

 

電子書籍を発行する人を増やしたい

電子書籍はまだまだマイナーな存在だと思います。Amazonkindleにしても、紙の形の書籍があって、それは書店の店頭で手に取って装丁だとか目次だとか、「はじめに」「あとがき」などにもざっと目を通して「読もう」となってから、紙にするか電子書籍にするか選ばれるのだと思います。

そもそも紙の本の状態でないと、新聞等の書評で取り上げられることはありません。もっとも紙の本でも1日に発刊される量は約196冊(2019年、総務省統計局)だそうですから、紙の本だって注目されることは容易ではありません。

電子書籍、特に電子書籍の形態でしか発行されていない場合は、読者になる方が積極的にAmazonで検索をかけてくれない限り、目に触れることはまず、ありません。しかし自身が電子書籍を発刊すると、当然のごとく、ほかの電子書籍にも関心が高まります。ブログを書いている人が、ほかの方のブログにも関心があるのと同じように。執筆する方が増えれば、ある意味それだけライバルが増えることにもなるかも知れませんが、そこは切磋琢磨ということになるでしょうし、それよりも電子書籍マーケットの拡大のほうが必要と考えます。

私のような一般人が紙の書籍を発刊することはかなり困難です。仮に自費出版したとしても、知人などにプレゼントが目的ならともかく、他人に買ってもらおうと思ったら書店に並べなくてはなりません。書店の書棚に並ぶということは、ほぼ不可能です。

それを考えると、電子書籍による出版こそが唯一の手段です。

「知りたいことがあったら電子書籍も含めて調べよう」「紙の本よりも電子書籍のほうが充実しているかもしれない」と思ってもらえるくらい、マーケットが拡大していく必要があると考えます。

 

③ネットの世界への恩返し~経験を伝えたい

kindleで発刊できたのも、ネットでいろいろなサイトを閲覧したり、動画を視聴したからです。後述しますが、電子書籍発刊に非常に有効なツールを提供してくださっている方もいらっしゃいます。

ネットで学んだ以上、今度は自分が経験したことを、ささやかでもネット環境で披露してお役に立てればと思った次第です。ネットの世界だけに日進月歩、kindleの仕組みも変わってきています(良い方向、簡易になる方向ですが)。私も動画で学ぶことが多かったですが、「実際のところ、どうなの?」「そこが知りたい」という部分が説明されていなかったり、動画チャンネルによって見解が違ったり(当然ですが)、そういう中で自分なりに試行錯誤して「これでいこう」と決めたこともあります。

正解というものはありませんが、一つのケースとしてお伝えできる程度のことはあると思いました。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

■次号に続きます。次号は、ブログ記事を素材にして書籍をつくる方法、留意点などにについて書いていきます。

 

■最後に、冒頭の3冊の紹介をさせていただきます。ブログの記事がもとになっているのは共通ですが、加筆したり、再構成したり、新たな章を書き下したものもあります。詳しくは各本の「はじめに」に記しました。

リンクを貼っていたのですが、最近、not found になってしまったので、はずしました。ご関心をお寄せいただけるようであれば、Amazonでタイトル名を入れて検索ください。