50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

kindle本『新車購入読本』第2弾を発売しました

 

最初に申し上げます。今日は私が書きました電子書籍の宣伝をさせていただきます。3年弱ぶりとなる新刊です。

 

00m.in

 

 ブログで書いてきた記事をベースに、それらを再編集し、さらに大幅に加筆(つまりブログにはしていない)し、電子書籍として昨日、発売しました。

全体の1/4弱はブログで書いてきた記事にはない、電子書籍化にあたり、新たに書き下しの部分です。

 

 発売とはいうものの、これまで発刊してきた私の書籍は、ほとんどがkindle unremittedの読み放題プランに入っている方に、無料でお読みいただいているのが実状です。kindleの仕組みは、本として売れなくても2~3ページお読みいただくと、著者に1円程度が入る仕組みです(変動するそうです)。

 

 ちりも積もれば山となる――山にはなりませんでしたが、年間で数千円レベルの印税はいただけるようになりました。YouTubeで収益を挙げている方の動画1本分収益にも及ばない水準ですが、「もの書き」にとっては、自分の書いたものがどのような形であれ、読んでいただけることは嬉しいものです。

 

 Amazonで本の説明に記載させていただきましたが、今回の書籍は、シニア世代のクルマ選びという視点で編集しています。サイトでもネットのクルマ媒体で、シニア層に向け、「こういうクルマを選ぶべし」という記事はありますが、その年代の方が書かれたのではなく、「年配者はこうだろう」という推測に基づいていると思われる前提のもとに、セレクトされています。

 還暦を超えてきたあたりから、それまでと異なるカラダの声を否が応でも聞くことになります。記事を書く本人がその年齢に差し掛かっていないとわからないことが多々あります。また私の生活している地方では、高齢でもクルマを運転している方がほとんでです。大都市圏の方には想像もつかないくらいのご高齢の方が、クルマでスーパーに買い物にきます。東京など鉄道網が完璧に発達している地域や徒歩圏にスーパーなどがあるエリアとは異なり、必需品です。

 免許返上というわけにはなかなかいきません。バスはありますが、通勤時間帯はともかく、それ以外はよくても30分に1本、鉄道も似たようなものです。だからこそクルマの重要性は高いのです。

 

 私の地域でも事故は起きますが、日ごろの観察からすれば、かなり適当な運転の方が多い中で、よくあの程度の事故の発生率ですんでいると思う程度です。それも重大事故というよりも、クルマ同士がぶつかり、離れたところに当事者のクルマが停まった状態の中、警察が通行する車を交互通行などで誘導しているさまをみると、それなりの勢いだったのだろうと想像します。しかし、クルマは凹んだり、パーツが飛び散っていても、運転席は原形を保っていることから、ドライバーや乗員はそれほどダメ―ジがなかったのでは、と思います。

 地方都市ですから、重傷や死亡につながる交通事故があれば、何度も詳細にテレビで報道される土地柄ですから、自ら事故現場に遭遇しても、その日にそうした報道がないということは、軽傷以内で済んだということでしょう。同じく歩行者や自転車が大きな被害にあった、ということもほとんどありませんので(というより多くはクルマ移動で自転車は中高生くらいという地域だからか)、エリア的には免許返上について、それほど言われているという感覚はありません。

 

シニア層ほど新しいクルマを

 しかしクルマは走る凶器です。このことはエンジンスタートボタンを押すたびに、自分に言い聞かせています。

 全国的にみれば、高齢者が運転するクルマが重大事故を引き起こしたり、病院や店舗にそのまま突入したり、ということを見聞きします。最新の安全運転支援システムが装備されているクルマであれば、踏み間違い防止装置もあり、かなりの確率で重篤性は軽減できたのではないかと考えます。

 私の地域でも高齢者ほど、古いクルマに乗られている方が多いように感じます。クルマに貼ってある高齢者マークも、かなり色褪せて、年季が入っていたりします。手入れもされず、洗車もされていないようなクルマが高齢者マークをつけて走っています。

 年金生活者にとってクルマの買い替えは容易ではないでしょう。それでも日本全体が高齢化社会に突き進んでいくことを考えれば、クルマが手放せない地域であれば、早めに買い替えの計画を立てるべきかと思います。国としても「サポカー」として安全装備が充実しているクルマを推奨し、65歳以上には補助金を出していました(今は申請受付終了となっているのが残念ですが)。

 

高齢者ほど人生の歴史がある

 当然ですが長く生きてこられたわけですから、「人に歴史あり」で、紆余曲折、喜怒哀楽、病めるときも健やかなときも、貧しいときも富めるときも、いろいろあったわけです。人生として最終章に交通事故など起こしてはならないと思います。人身事故ですとこれまでの人生を台無しにしかねません。

 こうした思いから本書を書きました。今回は具体的な車種についても触れています。年齢を重ねても運転を続ける必要がある方、運転を続けたい方にぜひ、読んでいただきたいと思います。

 

 ↓ ↓ これまでのすべての書籍はこちらから(Amazonの著者別ページにとびます)

https://00m.in/E33S1

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。