運転マナーを考える②~高速道路編
先日、スーパーの駐車場での運転マナーについて書きました。
carselection2021.hatenablog.com
本日は高速道路の運転マナーについて考えてみたいと思います。
危ないなと感じる運転を5つ、挙げます。
①追い越し車線をゆったり走る車
これはどうみても後方を気にしていないとしか思えません。なぜ3車線あるかを考えていただきたいものです。なぜ危険かといういうと、後ろから迫ってきた車が、先行車
がどこないことに苛立ち、真ん中の車線や、一番左の車線に無理やり車線変更して加速し、追い越し車線(3車線の一番右のレーン)に戻ろうとします。
左側2車線を走行する車は、自分のペースに合わせてそれぞれのレーンを選んでいるわけですから、そこに速度差がある車が入り込んでくると、安全車間をとるためブレーキを踏むことになります。予期せぬブレーキの連鎖が起こり、大変危険です。
②抜かされまいとスピードを上げる車
真ん中のレーンをゆっくり走っている車が先行車(Aとします)にいたとします。あなたは追い越し車線に出て、この車を抜き、真ん中のレーンに戻る、というプロセスを描きます。
あなたが追い越し車線に出て、真ん中を走るAを抜き去ろうと、なぜかAは猛然と加速し、抜かされまいと必死になります。単に嫌がらせなのか、自尊心が傷つけられたのかはわかりません。並走するのも危険だし、だからといって抜くのをあきらめ、Aの後ろにつくということも、嫌な予感がします。
こうした事態を避けるためにも、左カーブよりも右カーブ、上り勾配よりも下り勾配で、追い越したほうが安全に抜き去ることができます。
③そこそこ車がいるのにハイビームにする車
それなりの間隔で車が連なって走っているときに、ハイビームにした状態の後続車(Bとします)がいると、とても眩しい思いをします。照明がなく交通量がない山岳区間を走っているならともかく、街灯やほかの車の前照灯により、十分に視界が確保されているにもかかわらず、です。
オートハイビームの機構がついていてオンにすればこうはなりませんが、手動であえてハイビームにしている、もしくはハイビームになっていることに気づいていない(街中でもいますが)、あるいは習慣化している、などの理由なのかと思います。
これへの対処はやっかいで、自分がレーンを変えたところで、たいして眩しさは変わりません。Bと距離をおくしかありません。(1)Bよりはるか前方となるよう、速度を上げるか、(2)Bを先に行かせるか、(3)Bの前にほかの車が入ってくれることを期待するしかありません。
(3)は期待薄です。間違ってBの前入った車も、あなたの車と同じことを考えます。とりあえず左右どちらかのレーンに車線変更するので、やはりハイビームの照射を浴びることになります。私は(1)の手段をとります。Bのような車が前方にいると、Bに腹を立てて嫌がらせをしようとする車がないとは限りません。こうした可能性により、危険度が高まるからです。
④料金所手前で急に車線変更をする車
今はどのゲートもETCでも通れるようになってきているので(一般併用を含む)、だいぶ減ってきたように思いますが、少しでも空いているゲートに入ろうと、急に車線変更してくる車です。
料金所手前は一定間隔、といってもそれほど車間をとっていない状態で、一列になっているので、そこに割り込みをされると逃げようがなく、後ろから追突されるリスクもあり、リスクが高まります。
⑤SA,PAで駐車スペースを通路のように使う車
混雑していればこのようなことは起きないのですが、3~4台のスペースに1台くらいしか駐車していないような状況で、たまに見かけます。駐車スペースを突っ切って別の駐車区画に向かったり、所定の道路を通らずに、本線へ戻る道路に向かったりされますと、予期せぬ場所から、それなりのスピードの車が現れるのでヒヤッとします。
* * * * *
皆さんはこのような経験はされたことはありませんか。
毎月、往復6時間くらい高速を走っていますと、何度か同じ目にあいます。
結局のところ、他人を変えることはできませんので、自分で「こうしたことがあるかも」と予測をしながら、リスクを回避するしかありませんね。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。