50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

運転マナーを考える②~高速道路編

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先日、スーパーの駐車場での運転マナーについて書きました。

carselection2021.hatenablog.com

本日は高速道路の運転マナーについて考えてみたいと思います。

危ないなと感じる運転を5つ、挙げます。

 

①追い越し車線をゆったり走る車

これはどうみても後方を気にしていないとしか思えません。なぜ3車線あるかを考えていただきたいものです。なぜ危険かといういうと、後ろから迫ってきた車が、先行車

がどこないことに苛立ち、真ん中の車線や、一番左の車線に無理やり車線変更して加速し、追い越し車線(3車線の一番右のレーン)に戻ろうとします。

左側2車線を走行する車は、自分のペースに合わせてそれぞれのレーンを選んでいるわけですから、そこに速度差がある車が入り込んでくると、安全車間をとるためブレーキを踏むことになります。予期せぬブレーキの連鎖が起こり、大変危険です。

 

②抜かされまいとスピードを上げる車

真ん中のレーンをゆっくり走っている車が先行車(Aとします)にいたとします。あなたは追い越し車線に出て、この車を抜き、真ん中のレーンに戻る、というプロセスを描きます。

あなたが追い越し車線に出て、真ん中を走るAを抜き去ろうと、なぜかAは猛然と加速し、抜かされまいと必死になります。単に嫌がらせなのか、自尊心が傷つけられたのかはわかりません。並走するのも危険だし、だからといって抜くのをあきらめ、Aの後ろにつくということも、嫌な予感がします。

こうした事態を避けるためにも、左カーブよりも右カーブ、上り勾配よりも下り勾配で、追い越したほうが安全に抜き去ることができます。

 

③そこそこ車がいるのにハイビームにする車

それなりの間隔で車が連なって走っているときに、ハイビームにした状態の後続車(Bとします)がいると、とても眩しい思いをします。照明がなく交通量がない山岳区間を走っているならともかく、街灯やほかの車の前照灯により、十分に視界が確保されているにもかかわらず、です。

オートハイビームの機構がついていてオンにすればこうはなりませんが、手動であえてハイビームにしている、もしくはハイビームになっていることに気づいていない(街中でもいますが)、あるいは習慣化している、などの理由なのかと思います。

これへの対処はやっかいで、自分がレーンを変えたところで、たいして眩しさは変わりません。Bと距離をおくしかありません。(1)Bよりはるか前方となるよう、速度を上げるか、(2)Bを先に行かせるか、(3)Bの前にほかの車が入ってくれることを期待するしかありません。

(3)は期待薄です。間違ってBの前入った車も、あなたの車と同じことを考えます。とりあえず左右どちらかのレーンに車線変更するので、やはりハイビームの照射を浴びることになります。私は(1)の手段をとります。Bのような車が前方にいると、Bに腹を立てて嫌がらせをしようとする車がないとは限りません。こうした可能性により、危険度が高まるからです。

 

④料金所手前で急に車線変更をする車

今はどのゲートもETCでも通れるようになってきているので(一般併用を含む)、だいぶ減ってきたように思いますが、少しでも空いているゲートに入ろうと、急に車線変更してくる車です。

料金所手前は一定間隔、といってもそれほど車間をとっていない状態で、一列になっているので、そこに割り込みをされると逃げようがなく、後ろから追突されるリスクもあり、リスクが高まります。

 

⑤SA,PAで駐車スペースを通路のように使う車

混雑していればこのようなことは起きないのですが、3~4台のスペースに1台くらいしか駐車していないような状況で、たまに見かけます。駐車スペースを突っ切って別の駐車区画に向かったり、所定の道路を通らずに、本線へ戻る道路に向かったりされますと、予期せぬ場所から、それなりのスピードの車が現れるのでヒヤッとします。

 

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皆さんはこのような経験はされたことはありませんか。

毎月、往復6時間くらい高速を走っていますと、何度か同じ目にあいます。

結局のところ、他人を変えることはできませんので、自分で「こうしたことがあるかも」と予測をしながら、リスクを回避するしかありませんね。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。