50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

車選び:メーカーのこだわり~スバル①概論

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メーカー別研究シリーズの第二弾はスバルを取り上げます。ちなみに第一弾はマツダをとりあげました。その第1回目だけ下記にリンクを張っておきますのでご関心がある方はご覧ください。

carselection2021.hatenablog.com

このシリーズはふだん、ご覧にならないような自動車メーカーの企業サイトにある情報や、そのメーカーならではの「こだわり」にスポットをあてて、「そもそもその車種を生み出している”親”=メーカーってどうなの?」ということを探りだそうというものです。よく「親の顔がみたい」っていいますよね!

幸い、第一弾のマツダのときは、多くの方にご覧いただき、ご評価もいただいたので、それに気をよくしての第二弾です。

 

スバルと聞いて真っ先に思い浮かべるワードはなんでしょうか?

 

私は「スバリスト」です。

(こう書くと、私自身がスバリストみたいですが、そうではありません)

語感がいいこともありますが、ほかのメーカーのファンのことを言い表す言葉がない中、スバルだけがこのような言い方をしますよね。

明確な定義はないようなのですが、スバルのディーラーのブログによると、

①スバルしか乗らない

②車種名よりも型式番号で表現する

③ボクサーサウンドが好き

――などの特徴があるようです。

 

スバルのロゴマーク

日本の自動車メーカーは比較的シンプルなロゴマークになっていく傾向(トヨタマツダ、日産)にある中、昭和っぽい感じで、かえって新鮮に感じます。

6スターは二つの意味があります。

一つは、おうし座のプレアデス星団、これは「六連星」といわれているそうで、プレアデス星団の和名が「昴」なのです。おうし座は、肉眼では明るい6個くらいしか星が見えないようですが、望遠鏡で見ると、もっと星の数は見えるそうです。

もう一つは、6社が統合(実際は吸収合併)でできた会社だからです。

スバルの旧社名は富士重工業、そしてさらにさかのぼると中島飛行機という航空機メーカーということになります。同社は一貫制作を行うアジアでも有数の航空機メーカーでした(第二次世界大戦終了まで)。

 

スバルの自動車メーカーとしての矜持は、どうもこの、元は航空機メーカーだったというところにあるようです。飛行機は空を飛ぶものですから、事故や故障は墜落につながります。「絶対に事故は起こさない」という想いが、次のブログ以降でお話する「0次安全」につながっていきます。

 

比較サイトがある

ほかの自動車メーカーになくてスバルのホームページにあるものは何か?

それは「他社比較ナビ」があるのです。

compare.subaru.jp[

同じメーカー内の車種や、同じ車種の異なるグレードを比較するサイトはほかのメーカーサイトにもあるのですが、外車も含めて(ランボルギーニやテスラも!)比較できるサイトはスバルだけかと思います。

自動車メーカー以外ではカーセンサーなどでもメーカー横断で比較できます。

主に車のサイズや最低地上高、選べるカラーなどと限定的ではありますが、最初のスクリーニングには耐えられる項目が並んでいます。

 

この潔さ、「どうぞほかのメーカーのどのような車とも比較してください!」という姿勢が、なんとなく好感がもてます。

ほかのメーカーとは違うのだ、という独自性を感じます。

 

次回はこのオリジナリティ「スバルらしさ」に焦点をあてながら、0次安全などについてみていく予定です。

 

本日もここまでお読みくださり、ありがとうございました。