ブログの効用(その2)~3 Good Thingsとは
<予告>
このところ連日書いてきました「危険回避のドライブ術」は今日はお休み。次のブログで「見えないところを見る技術」と題して書いていきます。
<今日の本文>
以前このブログで、頭の中でモヤモヤと考えているだけではなく、それを文字の形にしてアウトプットする、できればそれをブログのような形で人にも見てもらえる環境にさらしていくことで、自分の気持ちが整理でき前向きになれると言うようなお話を書きました。※最後にリンクを貼っておきます
今日はその中で日経新聞の「こころの健康学」と言うコラムで3/1と3/8の2回にわたって紹介されていました。この日経新聞のコラムを書いているのは認知行動療法研修開発センターの大野裕先生と言う認知行動療法の第一人者です。
スリーグッドシングとは何か、と言うと夜寝る前にその日に起きた良いことを3つ、何でも良いので思い出して書き出すと言うことです。
内容は別に良かった事と言うことではなく、ほっとしたこととか笑ったこと、自分の感情がプラスに働くようなことであればなんでもよいのです。
私の場合ですと、きれいな景色を見たとか、花が咲いたとか、そういったことでもよいのです。もちろん仕事で褒められたとか、うまくいったとか、できなかったことができるようになったとか、でも、ちろん構いません。
こういうことを書き出すだけで気持ちが明るくなることがこれまでの研究でわかっているといいます。
夜は静かな自分だけのことを考える時間でもあるのでともすれば嫌なことを思い出しますが、これをそうした時間に使わずに、良かったことに目を向けることでマイナスに傾きがちな気持ちから前向きな気持ちに転換できます。
体験的に、夜は物事を考えると、どうしてもよかったことよりも心配なことやうまくいかなかったことなどを思い出してしまいます。
けれども、そうすると負の連鎖が起きてしまいます。
必ずしも3つに限らず1つでも2つでもいいそうです。
ここでは気持ちが前向きになれるような事を書きましょう、と記しましたがどうしても気になるようなことがある場合、それについて書き出すのも効果があるといいます。
頭の中で客観的には整理できず、同じ思いだけがぐるぐる回ってしまいますので、客観視するために、なぜそれが起きてしまったのか、その時の気持ちは、などを書き出すと良いそうです。
記事では触れられておりませんでしたが、体験的には裏紙などに手書きで落書き的に書き出すと、次第に気持ちが落ち着き、客観視できるようになります。
思考をまとめる作業は、紙とペンのほうが私の場合はやりやすいと感じます。
この大野先生の記事で紹介された「3 Good Things」はポジティブ心理学の第一人者・セリグマン博士が提唱していたものだそうです。
同博士の『オプティミストはなぜ成功するか』は私の書棚の永久保存版の本になっています。いつかこの本についても紹介したいと思います。
今日もご訪問いただき、ありがとうございました。
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