50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

危険回避のドライブ術②~基本となる3つの考え方~

 

本日は車の運転について、日々考えていることを書いていきたいと思います。


これは車の運転に限らず、なのかと思いますが、10年20年前に比べて、だいぶ世の中がせちがなく、といいますか、全般的に余裕がなくなってきたように感じてしまいます。

特に車の運転については、昔の方がドライバー同士にも余裕があって、今のような煽り運転だとか、それに代表されるような他者を攻撃するような行為と言うのは、あまりなかったのでしょう。だからこそ社会的問題にもならなかったのだと思います。

 

今はドライブレコーダーで自衛しなくてはならない時代です。

それ故、今の時代ハンドルを握ると言うことは、それなりの注意を払って行かなくてはならないと思います。


車についてはいろいろな意見があるかと思いますが、やはり移動の手段として必要とする人は多くいますし、また生活そのものを豊かにするという点でも、私は車は大きな役割を果たしているのではないかと思います。もちろん今は、日々の仕事に行くための足として、欠くことができない存在でもあります。


そこで私が日々の運転で気をつけていることについて、少しまとめていきたいと思います。ある意味、ここで人様の目に触れるところで宣言するようなものなので、自身の明日からの自戒にも役立つと考えます。

 

1つは迷ったら自分が譲る


もちろん交通ルール上については優先道路とそれ以外では、優先道路が優先されますし、右折と左折では左折が優先です。それから坂道においては、上り優先で、下りの車は譲るということになっています。

 

少なくても交通マナーとしてそのように教わり、なぜそのようになっているかと言うと、そのほうが合理的だからです。結局は、車対車の場合、そうした対応したほうが、お互いにとって早く問題解決に至ると言うことです。


しかし残念ながら日々運転していて思うことは、必ずしもそのようにはなっていないということです。これ以外にもスーパーマーケットの駐車場などでも、こちらが先に出口に至る道に入って進行しているにもかかわらず、いきなり駐車してあった車を発信し前に飛び出してくる、いうようなことも少なくありません。

見ていないのか、それとも相手に止まることを暗に要求しているのか・・・。


私もそれほどできた人間ではありませんから、最初のうちはこうしたこと一つひとつに腹を立てていた時もありました。

 

しかし運転してる方の年齢や経験などを考えると、ここはやはり自分が譲った方が問題が解決できる、事故の確率が減らせる、より安全になる、と思えば、譲れるべきところは自分が譲るようにします。


狭い道での譲り合いでも、相手のほうが待避できる場所に近かったとしても、動く気配がないときは、「相手はバックが苦手なんだろうなぁ」と(勝手に)察知して、私の方が広い場所に出るのに多くバックしなくてはならなくても、私がバックをしてその車を先に通すようにしています。

適当な待避できるスペースが見つからないときには、いったん脇道に左折して、相手の車をやり過ごし、その後、後退でもとの道に戻るということもあります。

 

正直なところ、その程度の運転の技量であるならば、狭い道を避けるとか、もう少し小さな扱いやすい車に乗ってもらったほうがいいのに、と思うことはあります。

しかしそんなことを言っても仕方がないので、素直に自分が譲ると言うことを心がけています。


2つ目は、選択肢がある場合、より安全な選択肢を選ぶ

 

一例を挙げます。

コンビニやスーパーの駐車場で、頭から突っ込んで駐車する人がいます。確かに止めるときはその方が止めやすいかと思いますが、止めるときには空いていた両脇のスペースに他の車が停めてくると、今度はその駐車スペースから出るときに、当然のように苦労します。

 

ハンドルを回してコントロールできるのは前輪のみなので、頭から突っ込むと、相当程度、直進でバックしてからでないと、左右の車に接触せずにハンドルを切ることはできません(※その昔、名前は失念しましたが、後輪も連動して動くセダンがありましたが、その時限りでした)。

 

そうしたことをわかっているか、いないか、分かりませんが、これも「結構危ないなぁ」と思ったりします。

 

ですので私としては、駐車スペースを選べる時は、店の出入り口から多少、遠くなろうが、頭から突っ込んで止めている車の側は、なるべく避けて止めるようにしています。こうした点も、自分が選択できる場合については、より安全な選択を行い、トラブルを回避する道を探るようにしています。

 

3つ目は、腹を立てない

生きていくうえで腹を立てないことは容易ではありません。

日常で怒りを感じる場面は当然、あります。

 

しかしハンドルを握っているときは、「いい意味で」人格を変えるようにしています。

腹を立てない、穏やかな人になるのです(正確には、なるように努めるのです、となります)。

 

かなり無理なタイミングで車線変更をしてくる車がいても、前述のような考え方で後続車に迷惑がかからなければ減速して、いれてあげるようにしています。

 

サンキューハザードがくるかな、と思っても肩透かしをくらうことも多々あります。

「せっかく譲ってやったのに・・・」と当然に思うのですが、「まあ、お礼がしてほしくてやったわけではなく、危険を回避するために自分のためにやったこと」として納得するようにしています。

 

正直なところ、やはり昔に比べて運転マナーは低下していると感じます。

地域的な問題なのか、年齢構成比が上方シフトしてきたからか、いろいろな理由があるのかもしれません。

 

そんなことを嘆いていても仕方がないので、私としては安全のために心を乱されたくないので、すれ違いに苦労する場所がある近道と、少し距離はでるが広い道があるときは、確実に後者を選択します。そのほうが「腹を立てる=心を乱される」確率が減るからです。

これは前述の2つ目と3つ目の複合ですね。

 

 

すべては、自分が大きな心で余裕を持って自らが譲るということを基本にすれば、ある程度危険は回避できるかと思います。

 

 

本日は最後までお読みくださりありがとうございました。