今週のお題「チョコレート」とバレンタインデーの想い出
今週のお題「チョコレート」について書いてみようと思います。
まず子供のころは甘いミルクチョコレートこそが、チョコレートだと思っていました。成長とともに(笑)、食べる種類は次第にミルクと糖分が減っていきました。
しかし、依然としてチョコレートといえば「板チョコ」。食べる分だけ銀紙から出して、パキッと割って食べるスタイルこそがチョコレートだと思っていました。
切れ目が入っていても、雑に割るので、きれいに四角にならず、たまにきれいに割れると快感でした。
不二家のメロディという銘柄だったかと思いますが、一つひとつが独立して箱に入っているチョコに出会ったときは「食べやすい!」と感じたものです。
社会人になってからだと思います、冒頭の写真のような一つひとつが銀紙で包まれて、おしゃれな箱に入っているチョコを食べたのは・・・。
昔は今ほど義理チョコなどというものはなかった(と思いたい)ので、本命の彼女がいる人以外はバレンタインデーといえど、無関係な暮らしを送っていました。
もちろん、私もその一人です。
社会人になると、「これが社会人の付き合いなのか」という感じで、義理チョコには恵まれました。次第に年齢も上がって管理職的立場になると、部下の方々が気を使って義理チョコをくれます。
こうした時代がかなり続きました。
そこそこの数をもらうと、誰がどれをくれたのか、ともすればわからなくなります。
包装を開けなければそのうえにポストイットにくれた人の名前でも書いて貼っておけばよいのですが、いただいた以上は食してみて、感想の一言でもお伝えしないと失礼かと思い、必ず開けて、食べていました。
ですので、包装をとってしまうと、似たような感じ(かなりおおざっぱな感覚ですが)になってしまい、いよいよわからくなります。
そこで、当時はデジカメでパッケージといただいた方の名前をメモにして、それらをセットで撮影して記録に残していました。
こんなことを申し上げては失礼なのですが、年齢が近い方ほどお手軽なものを、そして年齢が離れている後輩ほど、それなりのお値段がするようなものをくれたりしますので、ホワイトデーのお返しのときも、それらを反映した商品選択が必要となります。
一番困るのは、3人とか4人とかから連名で「これ、わたしたちからです!」と渡される場合です。複数人からもらったからといって、こちらもチョコやクッキーの大袋を渡して「みんなで仲良く分けて食べてね」などとは言えません。
一人あたり出資いただいた額の少し上あたりの価格帯のお菓子などを選んでお返ししていました。
連想ゲーム的ですが、それで思い出すのがホワイトデー近くになると、大きな駅の構内などに、その時期だけ設けられる「ホワイトデー好適品」の数々を販売するお店がずらりと並び、そこにお勤め帰りのお父様たちが大挙して群がっている姿です。
はい、もちろん、私もその一人です、
みなさん、お仕事帰りでそれなりにお疲れだし、それが3月13日だったりすると、もうここで買っていくしかありません。
みんな品定めはしているのですが、一定時間経過すると、結構適当になり、「これ三つに、これ四つ」という感じでアバウトが買い方になります。
そう、そして私もその一人です。
人間、選択肢が多いと脳が混乱をきたし、選択に苦痛を感じるようです。
最初は、ブランドだとか、パッケージだとかを気にしますが、そのうち疲れてきて「最初にピンときたものが正しいに違いない」と自分を説得して、商品を決めていました。
バレンタインデーとホワイトデーで決定的に違うところがあります。
お気づきですよね。バレンタインデーは「チョコレート」ということは決まりです。
しかし、ホワイトデーは、食べ物か否か、食べ物ではキャンディかクッキーか、それ以外の焼き菓子か、など、中身からして選ばなくてなりません。
結局はこれもお店との出会いを優先して、その店が扱っている商品の中から選ぶ、ということに落ち着いています。
ホワイトデー間近のお父様たちのお店への群がり具合を見ますと、やはり紳士諸氏のほうが計画性に乏しいように思えます。
もちろん、私もです。
話がそれたので、無理やりチョコレートに戻します。
年齢の経過とともに、チョコ選びも変化します。
「気持ちを落ち着かせる」だとか、「健康を考える人は・・」だとか、そんな機能性をうたうコピーに目がいきます。
とはいいながら、冬のお気に入りは冬限定の下記の商品です ↓
今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。