いい年齢をして、学び直しをしてみようと思い立ちました。
私もいい年齢ですが、さらに年長の上司と話していると、いろいろな言葉をよく知っており、また歴史にも詳しいのです。
義務教育時代の私は、歴史、地理、公民は好きではなく、総合的にそこそこの成績にまとめるために、社会も仕方なく勉強していました。
ですから、身に付くはずがありません。
覚えている年号だって「大化の改新 虫5匹(645年)」「いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府」など、語呂合わせランキングトップクラスのものくらいしか定かではありません。
たまたま現在の主たる居住地の近くに歴史的な場所もあることから、「そうだ、歴史を学ぼう」(学び直す、ではなく「学ぶ」)と思い立ちました。
日本史を縄文時代からやると、絶対にあきそうなので、安土桃山時代くらいから、自分の中で関心が高い幕末~明治維新くらいまで※を、まずは学ぼうと思いました。
(※坂本龍馬に興味があるから)
ブックオフで立ち読みしていると、『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』という本に出会いました。著者は山崎圭一氏という公立高校の社会の先生です。
そしてこの方は別名「ムンディ先生」といって、YouTuber先生でもあるのです。
いくつか動画を見てみましたが、確かに高校の授業を受けているみたいで、興味をもてました。体系的にきちんと学ぶには向いているかと思います。
しかし、検索していくうちに、もっと私にはあいそうな動画に出会いました。
オリエンタルラジオの中田敦彦氏がやっているYouTube大学です。
適当に探しているうちに「宗教史」という動画を見つけました。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通点とそれぞれの宗教の流れを解説しています。
もともと日本史を学ぼうと思ったのですが、世界史と日本史のつながりを知ることも「あり」かな、それなら歴史の背景となる宗教(あくまで教養として、のレベルです)から知るのも悪くはないな、と見始めました。すると・・・。
これが、あの「あっちゃん」と思うほど、ネタ本(主に池上彰さん)をよく勉強しており、ホワイトボードへの板書(実際には、すでに書き込まれている状態)も実にわかりやすいと感じました。
これら3つの宗教をまとめて勉強することの意味というか価値というか、それがこの動画に凝縮されているように思います。ついでに、なぜ中東が争いが絶えにくいのか、その背景も学べます。
オリラジ時代を思い出させるオーバーアクションや表現は、好みが分かれるかもしれませんが、私はこれくらいのほうが眠くなりません。
下記の宗教①に続く宗教②まで合わせると、約1時間となりますが、これまでで一番よく理解できました。
YouTube大学の科目は多岐にわたります。
世界史シリーズ、日本史シリーズのほか、ビジネス書の動画的要約とでもいうべきシリーズもあります。『エッセンシャス思考』を手始めに見ましたが、これも板書がよくまとまっていて、小さい文字のところはテロップがわかりやすく表示されており、読んだ気になります。
さて、肝心な日本史のほうは、というと、中田氏のチャンネルで鎌倉時代から観始めているところです。
戦国大名と守護大名の違いは、どこかで勉強したのかもしれませんが、すっかり記憶から飛んでおり(このレベルからの学びですから先が思いやられます)、そうだったのか、と脳裏に焼き付けました。動画を観ながら、別のウインドウで検索して、より詳しい解説を流し読みする、なんていうのは今の時代ならでは、ですね。
いつまで続くかわかりませんが、やはり知らなかったことを知る、ということは、
少し教養が高まった気がして、自己満足感が高まりました。
本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。