【雑記帳】気になったことアレコレ
一度、こういうスタイルでも書いてみたかったのでお付き合いくださいませ。
企業業績が相次いで発表されています。ライフスタイルの変化を企業業績から読み解いてみましょう。
◆スーパーは伸びて、コンビニ沈む
スーパーは巣ごもり消費の影響もあって、売り上げ好調、これに対して同じ小売りでもコンビニは低迷。ただし、コンビニも客単価は伸びているとか。
あちこちで買い物するより、多少高くてもコンビニですべて買おう、という方が増えたのでしょうか・・・。
◆スキンケアは踏みとどまり、メーキャップは沈む
花王が苦戦しているという。同社は15年前にカネボウ化粧品を買収したが、この影響もあってスキンケアとメーキャップの比率は5:5。これに対してライバルの資生堂やコーセーなどは6:4(推計)でスキンケアが優勢。
在宅勤務でメーキャップは売り上げが落ちているというが、花王はその比率が高いだけに化粧品大手の中で利益率の低下は最も大きい。
画面越しですとそれほどまで、ということもあるでしょうし、あえてマスクをするというのもありで、メーキャップの必要性はやはり薄れるのですね。
◆アウトドアの時代~キャンプ用品大手、純利益が前期の2.5倍
スノーピークはキャンプ需要の高まりを受け、キャンプ用品の販売や運営するキャンプ場の売り上げが好調だった。次年度2021年12月期も2割増しの売り上げを見込むという。
ソロキャンプなんていう言葉も市民権を得て、またキャンプ動画もいろいろあって、確かに癒されますよね~。でも行くとなると用具用品や食材の積み込み、積み下ろし、テント、タープの天日干しなど、結構忙しいのですよね・・。
でもいつかは(たぶん)ソロキャンプで、直火OKのキャンプ場で、焚火などしながら、ウイスキー片手にゆったりと時を過ごす・・・などという妄想をしています。
EVの動きは依然、活発。普及は超小型や軽からになるのでしょうか・・・。
◆スズキ、軽自動車すべてにマイルドハイブリッド搭載へ
自動車販売の4割を占める軽自動車において、シェア第二位のスズキは、今後2~3年でマイルドハイブリッドを現行の3車種から全車種に拡大する。10万円程度、高くなる見込み。このマイルドハイブリッド方式はフォルクスワーゲンも同様に全車に導入するという。
一方でマイルドでないハイブリッド車やEVの開発も同時に進めるという。
いよいよ軽自動車にも電動化の波が押し寄せる。車重も価格も上がるとな・・。
◆出光興産、小型EV開発へ
2022年に全長2.5m、全幅1.3mの小型EVを共同出資会社を設立して開発、カーシェアや販売に乗り出すという。充電は100VでOKだが8時間かかり、航続距離は120km、最高時速は60km。これは19年に改正された法律で定められて規格。
販売価格は150万円。全国6400か所のスタンドを活用するという。
確かにカーシェアなども、乗り捨て拠点が多く、利便性は高そう。
しかし最高時速で60kmということは、定員の4人乗車では一般道でも地方ではかなり厳しい速度しかでないだろう。2車線ならいいが、1車線では抜くに抜けず、無理な追い越しなどにつながらなければいいなと思う。
コロナによって新たなビジネスも生まれます。
◆旅行会社、新たな活路
GO TO トラベルも休止でピンチに立たされている旅行会社だが、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行は、コロナワクチン接種の事務業務を自治体から受託している。
接客や予約のノウハウを活用するという。
そういえばGO TO トラベルの事務局も旅行会社だったかと・・・。
もともと旅行会社はイベント事業なども手掛けており、事務局業務はすでにお馴染みの仕事かと思います。
そして医療従事者への感謝の行動が企業にも広がっています。今朝のNHKニュースでも紹介されています。
◆ベアーズ、医療従事者は料金半額でサービスを提供
家事代行会社のベアーズは医療従事者に半額で同社のサービスを提供しています。
今朝のニュースで花王やコーセーとともに紹介されていますが、実は昨年の4月からすでにベアーズでは半額で提供していたのですね。
とても助かる支援なのだと思います。感謝の気持ちも、とても大切ですが、こうした実利がある支援も貴重なのだと思います。
本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。