50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

ライフスタイルについて考える

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いきなりミカンの写真で、?と思われた方も多いでしょう。

これは愛媛県のオリジナル品種の「紅まどんな」というものです。外の皮が薄くて、中の身はジューシーこのうえなく、甘さも極上です。

興味がある方は下記サイトをご覧ください。

www.eh.zennoh.or.jp

 

この紅まどんな、現地で買うと八百屋さんで小粒ではありますが8~10個くらい入って300円くらいだった記憶があります(2019年。しかし、愛媛県以外のJAで最近、見かけたのですが、大きさは伊予柑くらいありましたが、1個300円でした。

いくらおいしいとはいえ、ここまでの値段を出して買うのか?

価値観ともいえますが、広く言えばこれも「ライフスタイル」につながるのだと思います。

 

「ライフスタイル」って何?

ブログのタイトルに「ライフスタイル」を追加しました。50代以上の方にとって、車選びは独立して考えらえるものではなく、家族や生活様式や価値観などとも深くかかわってくると考えたからです。

 

一般財団法人日本総合研究所日本総研)が内閣府の依頼を受けた調査をしています。
その中で以下のように触れています;
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ライフスタイルを構成する4つの要素
a 志向:何に関心があるのか。
b 嗜好:何に喜びを感じるのか。
c 環境:社会的条件・制約
d 行動:実際に何を消費し、どのように暮らすのか

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こうして見ますと、やはり「価値観」とかなり通じるところがありますね。

そしてさらに言えば、「幸福感」ともリンクしていると思います。

「良い悪い」という尺度ではなく、優先順位みたいなものかな、と思います。

例えが適切でないかもしれませんが、全種類が回っている回転寿司にいって、何を食べるかーーみたいなことかと考えます。どの皿をとるかも人それぞれ、どのくらい食べるかも人によって違う。予算も違います。ただ、無限に食べられるわけではなく、限度があります。

これを人生にあてはめると、どのように生きるかは人それぞれ、しかし、それぞれに寿命があるということなのかと思います。

 

例えば・・・

 

私はお金をためて老後に備えるというより、その時々でしか体験できないようなこと、例えば海外旅行に行くことを優先してきました。確かにお金は旅行費用に消えますが、その代わり見聞が広がり、体験によって新たなファイトが生まれる。お金が形を変える、という考え方をしています。

 

お金といえば投資によって資産を増やしている方もいるでしょう。うらやましいです。私は株でも投資信託でもうまくいきませんでした(リーマンショックに巻き込まれました)。それ以降、一切、投資とは縁を切り、ひたすら働くことで収入を得る方策をとっています。

 

考え方が年齢とともに変わってきた点もあります。

車選びです。前にも記事に書きましたが、かつてはその車の一番下か、その上くらいのグレードに、最低限のオプションをつけただけでした。それで十分だと思っていたし、そのころはそれで良かったのだと思います。ナビは純正とは無縁でして、1万円くらいの後付け市販品を車の買い替えのたびに乗せ換えていたくらいです。

 

ナビが古いものですから、東京湾アクアラインを走っているときは、私の車のナビ上は海の中を走っていました(笑)。

しかし還暦を迎える前くらいから、考えが変わりました。人の車に乗せてもらう機会が増えてきたこともあって、何年も乗るものだから各種装備やインテリアを重視していこう、と考え始めたのです。

下のグレードを選択していたときは、車は「道具」「移動手段」という感じでしたが、

上のグレードを選択すると、見た目もアルミホイールやLEDライト、フォグランプ、シャークフィンアンテナとなり、内装もシフトレバーにブーツを履いていたり、本革巻きステアリングだったり、ハンドルヒーターがついたり、バニティーミラーにもライトがついたりするわけです。

それでも車としてみたときに、どれも安全運転支援装置ほどMUSTではありません。このあたりは嗜好が変わってきたのだなと自分では思います。

環境についても、特に居住環境ですが、かねてより都市部ではなく、地方都市、山か海が見えるようなところで暮らしたいと思っていました。これは若いときも働き盛りのときも、今も変わりません。しかし50代半ばまでは都市部の激混みのJRに揺られて1時間半近くかけて職場に向かう日々でした。

 

それでもなんとか持ちこたえました。

 

海外のドラマであるように、奥さんに「じゃあ、行って来るね」と言って、自分の家の前の駐車場から、車に乗り込み、職場に向かう。そして渋滞のない道を30分くらい走って仕事場に着くーーこんな生活に憧れていました。

 

人生は何が起きるかわかりません。ほぼ自分が思い描いたような生活ができるチャンスが巡ってきました。私の場合は前述のとおり、現金などの流動資産としての貯蓄があるわけではないので、日々の糧を得るには働くしかありません。

 

本当に奇なるご縁をいただき、緑豊かな地域に職を得ました。まあ、毎日5時に帰れるというわけではありませんが、これまでの人生も8時間労働という働き方はしたことがなく、多少の労働時間の長さや仕事の大変さは甘受しています。

 

人生100年時代ともいわれる中、ライフスタイルについていろいろ書いていきたいなと考え、ブログタイトルに加筆した次第です。

本日もここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。