2020年軽自動車販売ランキング~1位はN-BOX
今日は軽自動車の2020年ランキングをお届けします。
上位3位までは、スーパーハイトワゴンが占めています。ホンダ、スズキ、ダイハツの三つ巴でしたが、N-BOXの完全勝利でした。箱根駅伝でいうなら往路のタイム差をそのままに、復路でもさらに差を広げて危なげない勝利、といったところでしょうか。8位のルークスは前述の3台と差をつけられた格好です。
ワゴンはダイハツ・ムーブが、デイズ、N-WGN、ワゴンRを凌ぐ
ワゴン対決では、日産・デイズ、ホンダのN-WGN、スズキ・ワゴンRを抑えてムーブがトップです。先ほどの駅伝でいうなら最終10区でムーブはデイズに2分差をつけていたくらいのリードでした。デイズとN-WGNの開きも同じくらい、N-WGNはワゴンRに勝っていますが、それほど余裕のある差ではありませんでした。
SUV対決はスズキが制す
これはもう、ハスラーとタフトの一騎打ちですね。タフトの登場は6月なので、同じ土俵で比べるのは酷ですが、順位的にも台数的にもハスラーの圧勝です。約2倍です。
今年はタフトの販売チャンスは約半年だったので、これが通年となる来年は、いい勝負になるか、タフトの逆転か、というところが注目です。基本設計はタフトが新しいので、タフトが有利になるのではと予想します。
エントリー車種対決はダイハツに軍配
軽自動車は、営業車や、一家で複数台所有のときに、「とにかく安くて維持費が安い車を」というニーズに応える一面を持ちます。この「安さで勝負」が、代々続く、ダイハツ・ミラと、スズキ・アルトです。このジャンルは軽自動車の雄、スズキとダイハツの一騎打ちとなっており、2020年はミラがアルトを上回りました。
まとめ
こうしてみていくと、ホンダや日産・三菱連合は、ともにSUVタイプの車種を開発して投入すれば、確かにハスラー、タフトとの競合はありますが、軽SUVタイプの市場拡大に寄与するのではと考えたりします。
今度は普通車と軽自動車を総合したランキングについて記事を書こうと思います。
車を選ぶときに限らず、モノを買うときには、とりあえず一つの指標として売れ筋ランキングのようなものを参考にしますよね。
その最たるものが新刊書のランキング(ジャンルごとや大手書店ごとにだしていますよねではないかと思います。また家電量販店などでもエアコンなどに売れ筋順位などをつけているケースもありました。
なんの手がかりがないよりも、こうした売れ筋ランキングがあると、一つの参考になることは間違いありません。
ただ「その人にとっては適しているからといって、自分にとっても最適か」というと、特に車の場合はそうでないと思います。
車選びって、人それぞれの価値観によって重視するポイントが異なると思います。人がどうであろうと、自分が気に入ればそれでいいーーというものだと考えます。
ですので、車選びは、単なるモノ選びというよりも、もう少し奥深いものがあるように考えます。職場でも「なるほど、この人ならこの車を選ぶよね」という具合で、その人の個性みたいなものが表れている気がいたします。
言い訳がましいですが、そんなわけでブログタイトルに、「車選び」に「ライフスタイル」も追加したわけです。このあたりのことは別稿で語っていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。