50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

2020年累計車種別販売ランキング(普通車)~トヨタが上位3位までを独占

f:id:downsizer:20210109212943j:plain

日本自動車販売協会連合会のデータに基づきグラフ作成

一目でわかりやすいようにグラフにしてみました。まずは軽自動車、輸入車をのぞく普通車編です。

 

トヨタが強い

グラフの色はメーカー別です。ぱっと見ただけでトヨタが圧倒的に強いことがわかります。ホンダ、日産がそれぞれ2車種ずつ入っていますが、上位15位までのうち、それ以外はオールトヨタです。

 

ヤリスはヤリスクロスとの合計ですが、同時期に発売となったホンダ・フィットや、モデル末期となっていたノートをコンパクトクラスでは大きく引き離しています。

それにしてもライズはやはり、想像以上に売れたのですね。確かに4人がきちんと乗れて、荷物つめて、見晴らしがよくて、安全装備も備え、上級モデルならほかの装備でも満足感が高い、サイズも5ナンバーで取り回しも楽、全体的な外観もコンパクトSUVを感じさせないデザインとなっています。

 

ただ、サイドブレーキが電動でもなく足踏み式でもなく、昔ながらの手で引くタイプ、というところをどう評価するかです。この車種は後日、取り上げたいと思います。

 

3位のカローラですが、セダンのカローラとカロスポ、カロツー、フィールダー、それにアクシオを含んでいるものと思われます。

ここで話がちょっとそれますが、カローラアクシオってご存じですか。現行のセダンのカローラの一つ前の世代のものですが、新型と並行して今も売られています。

f:id:downsizer:20210109215238j:plain



廉価なセダンを希望する人には売れているらしく、私の住んでいる地域でも時々ですが見かけます。FFで167万円からあります。1500CCのエンジンです。ハイブリッドもあります。レンタカーで車種指定をしなかったときにアクシオに乗りましたが、特に不満はなく走れました。室内はシンプルでシックですが、安い普通車を探す場合には一つの選択肢にはなります。安全装備も最新のものというわけにはいきませんが、そこそこ備わっています。

同じ車?でも順位に大きな差が

4位で初めてトヨタ以外が登場します。

フィットオーナーとしては、もう少しフィットは売れてもいいように思います。いくらヤリスにはヤリスクロスがあるとはいえ、差がつきすぎのような気がします。販売網、販売力の差なのでしょうか・・・。

 

販売網の差、と申しますのも、例えばライズはトヨタブランドですが、オリジナルのほうであるダイハツ・ロッキーはライズの約4分の1の台数にすぎません。24位です。両社は実質的に同じ車ですので、やはりトヨタの販売網と販売力ということになります。

ルーミー(トヨタ)とトール(ダイハツ)についても同様の関係です。こちらはトールはルーミーの4分の1にも届きません。


3列シート車ではアルファードがトップ

価格的にも大きさ的にも私の選択肢には入ってこないのですが、同じトヨタの3列シートでも一番売れたのはアルファードです。全長は5m近く、全幅は1850mmあります。

次がシエンタ、それからヴォクシーの順です。シエンタは5ナンバーサイズ、2列シートもありますからステーションワゴン的な使い方もできます。

 

まとめ

トヨタは販売系列を一本化して、すべての店ですべての車種が売れるようになりました。そうなる前の専売制のときもネッツ店カローラ店トヨタ店など、それなりに特色があって、他メーカーよりも棲み分けができていたように思いますが、プリウスなどはそれでも全系列で販売していましたものね。

 

来年はこのグラフがどのように変わっているのか、楽しみです。

本日もここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。