50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

中古車の選び方②~サイトの使い方

UnsplashのKelly Sikkemaが撮影した写真

中古車を探すときに利用するのが中古車検索サイトです。

カーセンサー(以下、「カ」とします)とグーネット(以下、「グ」とします)です

www.goo-net.com

この二つのサイトを具体的なケースに基づき、比較していきます。ステップワゴンを例に挙げます。

1)掲載車数(以下すべて本日時点、全国で検索)

ステップワゴン カ:3,916台  グ:1,221台 

意外でした。掲載車数にこれだけ違いがあるとは・・・。ちなみに日産のセレナならどうでしょうか。

セレナ  カ:9,818台  グ:10,101

ミニバンの大御所、ノア、ヴォクシーの合計は・・・

ノア・ヴォク  カ:12,761台  グ:11,468台

それならSUVフォレスターでは・・・

フォレスター  カ:1,715台  グ:2,086台

日産のエクストレイルではどうでしょう・・・

エクストレイル  カ:5,130台  グ:5,261台

 

これだけ見ますと、ステップワゴンが候補ならカを利用したほうが選択肢が広がりますし、フォレスターなら逆にグを使ったほうがよいでしょう。

この記事を書くまで、かなり長い期間、上記に掲げた車種をそれぞれのサイトで適当に検索して、これくらいの予算なら、どれくらいの程度のクルマが候補になるのかを眺めていました。

そのときは、カもグも適当に使っていました。前提としては、どちらも大して掲載内容に違いがないだろう、という先入観からでした。

あらためて並べてみると、車種によっては「こちらのサイトを利用したほうがよい」というのが明らかになります。

 

① 地域で絞った掲載車数(埼玉で検索)

当初は東京で比べようと思ったのですが、埼玉のほうが台数が多かったので、首都圏代表を埼玉とします。

ステップワゴン(全国) カ:3,916台  グ:1,221台

        ↓ 

     (埼玉限定) カ:425台   グ:136台

 

② さらに年式と総支払額で絞ってみます。

2013年以上、90万円~120万円で検索します。

ステップワゴン(年式×総支払額) カ:31台 グ:2台

いかがでしょうか。

条件を入れた途端、CとGの開きは、これまでの3:1から、一気に15:1まで開いてしまいました。

参考までに高価格帯(180万以上)、高年式(2018年以降)でみますと

 カ:133台  グ:15台

9:1ですね。

 

◆ここまででわかったこと

・車種によって掲載台数が大きく異なる場合がある

・目当ての車種が多いほうを使ったほうがよい

・ただし検索条件の入れ方によっては、さらに差が開いたり、ひょっとすると逆転もあるかも知れない

➡結局のところ、どちらも検索してみたほうが後悔がない

 

③ 同じクルマが掲載されているのか

2013年以上、90万円~120万円で検索します。

ステップワゴン(年式×総支払額) カ:31台 グ:2台

グに掲載の2台は、カにも掲載されていました。

 

2)サイトの使いやすさ

掲載台数はお目当ての車種によって差があることがわかりました。YouTubeの比較モノでよくあるように、「どちらも良い点があるので、目的に応じて使ってね」といった結論では面白くないので、もう少し掘り下げます。

①条件設定の選択肢

どちらも似たようなものではありますが、決定的に異なるのは金額の設定です。

グは5万円刻み、150万超で10万刻み、200万超は50万刻み、に対し、カは100万以下は10万刻み、超は20万刻み、200万超は50万刻みです。

私のように90万から110万くらいで、と探す者にはグのほうがありがたいですが、ステップワゴンのように、両者で絶対的な玉数の差がある場合は、グだけでは心もとないので、カの価格帯を広げて検索、その中でターゲットとなる車両をチェックすることになります。

 

また「セレナのC27型(=2016年8月~2022年11月)が欲しい」という場合は、グのほうがモデルを指定して選択できます。単に2016年式とすると、C26とC27が混在してしまい、写真を見ながら判断することになります。グでは、形式を指定できるので、アクセスしやすさがあります。

 

そのほかは似たり寄ったりかなと思います。

どちらも修復歴や車両品質評価書の有無、ATかMTか、モデルやカラーなどが選べるのは同じです。私としては禁煙車かどうかも選べるとありがたいのですが、それはどちらも個別の車両のページまでいかないとわかりません。

 

②条件設定の容易さ

これもどちらも似たようなものですが、カはページ上部まで戻らないと条件設定の変更ができません。

これに対しグは、左側にスレッドが切ってあり、サイトをチェックしながら「もう少し条件を広げたい(狭めたい)」という場合のアクセス性に優れています。

 

3)サイトの見やすさ

2)は設定時の使いやすさですが、ここではその後の閲覧性についてみていきます。

①一覧ページの見やすさ

ここでいう「一覧ページ」とは条件設定して検索した後に表示される(通常は「総支払額が安い順」などの表示設定をします)ページで、上から下に何台ものクルマが写真と価格、簡単な説明、車検残、整備や保証の有無などとともに、サムネイル的に表示されます。

グの良いところは、車両品質評価書の有無や、その評価(3.5とか4とか)が一覧ページですでに表示されている点です。カは個別の車両ページまでいかないと、評価書の有無がわかりません。

一方、グの難点は広告の車両が時々、挟み込まれている点です。目で走行距離や年式のところを追っていくと、妙に条件の良いクルマが紛れ込んでいます。「あれ、こんな条件がいいの!」と喜んで左の価格に目を移すと100万前後で探していたはずなのに、230万、などと表示されているわけです。

これが相場感をつかもうとして広めに条件を設定して探しているときには、煩わしく感じます。

カはこうした「スポンサー」の車両が挟みこまれることはありません。

 

使い分けかなと思います。以下は私の場合の例です。

とりあえず、どれくらいの価格帯でどの程度の年式、走行距離のクルマがあるのか、整備や保証はどうか、といったファーストアプローチではカのほうが使いやすいかと思います。

そのうえで、もう少し年式や価格を絞って、個別の車両ごとに検討する前段階としては、グのほうが条件面が情報が一覧ページで多いので、こちらのほうを利用しています。

 

②個別の車両ページの見やすさ

これは好みの問題かと思います。

どちらも基本情報(年式、走行距離、車検残等)のほか内外装や店によってはエンジンルーム、下回り等の写真、整備や保証の詳細、快適装備、安全装備、発売時の当該車両の基本情報(サイズや燃費、排気量等)が載っています。

 

ただ、カとグでは掲載されている情報の項目はほぼ同じであるものの、掲載項目の順序が異なっており、これが好みの問題という所以です。

それとカは、快適装備、インテリア、エクステリアのカテゴリーは折りたたまれていて、クリックして表示させる手間があります。これに対しグは、最初から表示されているので手間がかかりません。

私の場合はグのほうが好みに合って(つまり私が知りたい情報の順になって)います。

 

4)実際の利用方法

最初の例のようにステップワゴンの場合は掲載数に大きく違いがあり、多いほうのサイトを利用するしかありません。しかし大差なければ、自分が興味がある車種が、果たして思い描いているような予算で買えるのか、どのくらいの年式や走行距離のものか、そもそも玉数(車両数)がどれくらいあるのか、こうした細かく条件を絞る前の大まかな傾向を見るには、一覧性に優れるカを、ある程度傾向がつかめた後に、条件を細かく設定して、個別車両ごとにあたっていきたいときは、一覧ページであっても個別の車両の情報量が多いグを使うようにしています。

 

これまで触れていませんが、私の場合、修復歴については「なし」を前提条件として検索しています。修復歴については以下の日本自動車査定協会のページをご覧ください。

Step08【修復歴の考え方】

 

最近は修復歴があっても、きちんと修復されていれば走行に支障はなく、かえってお得、という考え方もあります。一方で修復歴の有無の選択肢があるということは、それを気にする方もいるからです。

骨格の影響がある事故(自損含む)等の場合、周囲のパーツも一緒に刷新されるので、年式の割に新しいものになっている部分がある、という考え方もできます。

 

こうしたことも承知のうえで、これは個人の好みの問題ですので、私は「なし」にしています。そうしておかないと、一覧ページをみていると、妙に条件のよいクルマが表示されます。ほかの掲載車両に比べて年式が新しめだったり、走行距離が段違いに少なかったり、こうした要素で目を引かれるのですが、よく見ると「修復歴あり」で残念、となるからです。

 

次回は何に注目して(逆にいえば何をあきらめて)、限られた予算内で選ぼうとしているのか、いまだ悩み中ですが、思考の過程を綴っていきたいと思います。

 

中古車の選び方①~序章

UnsplashのThe Nigmaticが撮影した写真

まだ1年半ほど先にはなりますが、気が早い私としては中古車の選び方の勉強を始めています。しかし、どこかに記録しておかないと、1週間前のことすら不確かな昨今ですから、きっといよいよ買う段になったときには忘れてしまいます。

紙の書類やテキストデータに記録したとしても、今度はそれをどこに格納したかが怪しくなります。これは仕事上で実感済みで、気がついたらPCの中に似たようなフォルダが2つできていて、そもそも複数作ってしまったなどとは思っていないので、「確かにファイルを格納したはずだけど・・・」といって探す羽目になります。

 

「検索をかければいいではないか」とおっしゃる向きもあるかと思いますが、これまたファイル名の付け方も気分でつけているものですから、正式名称でつけたり略称でつけたり、知らないうちに法則性が変化していて、すぐには探し出せない仕組みとなっています。

 

こうしたとき、ブログは本当に便利です!パスワードさえ忘れなければ(IDもですが)、場所、時を選ばずに、立ちどころに目的の記事をカテゴリーなどから探しあてることができます(でもカテゴリーの分類すら、気まぐれなので一度しか使わないものもあったりするのですが)。

 

そのようなわけで、あちこちで仕入れた中古車の選び方をこのブログに書き綴ってまいります。よろしければお付き合いください。

 

中古車選びは中古戸建を選ぶが如く

中古の戸建てを選ぶとき、真っ先にくるのは予算ですね。その予算をどこに使うか?築年数の浅さか、駅からの利便性(距離や買い物場所など)、間取り(広さ)か・・・などによって大きく異なるのが不動産です。

駅から利便性がよければ、当然、お高いですし、駅から遠い、具体的にはバスに乗って20分、さらにバス停から徒歩7分という物件では同じ広さの戸建てなら、駅近に比べてぐっと安い。同じ広さ、同じ利便性の物件同士なら、築浅のほうが当然高い。

 

実際の物件選択では、こうした要素の何か一つを全面的にあきらめて、その分、ほかの要素に集中する、ということも皆無ではないかも知れませんが、ケースとしては少ないでしょう。

例えばペットをたくさん飼っている方で、鳴き声などで周囲に迷惑をかけたくない、という場合なら、駅からの近さは放棄して(むしろそのほうが目的に合っていますし)、ついでに築年数が古くても、ひたすら家の広さや庭の広さを追求することでしょう。

 

しかし、こうした例はレアで、現実的には優先順位を決めながら、各要素においてなんとか最低限のバランスを取りながら、納得できる戸建てを探すのではないでしょうか。

 

中古車選びも似たようなところがあります。

駅からの距離、利便性に相当するのは、クルマでいえばパワーシートやシートヒーター、クルーズコントロール、オートエアコンだったりします。また衝突軽減ブレーキや車線逸脱警告、全周囲カメラなどの安全運転支援システムもこの中に入るでしょう。

戸建ての古い、新しいはひたすら築年数によりますが(たまに住み方によっても差がでますが)、クルマの場合は年式と、さらには走行距離といったところでしょう。

戸建ての広さは、クルマの大きさ、車格に通じるものがあります。クルマも一般的に軽自動車は安く、ミニバンやSUV、それが大型化するにしたがって、中古でも一般的に車両価格は上がります。

また、戸建てでも事故物件というものがあります。クルマでは「修復歴あり」といったところでしょうか。

 

私は戸建ては選んだことはありませんでしたが、マンション選びは経験があります。対象は中古、新築、どちらも視野に入れていましたし、マンションの場合は、同じ建物でも階数によって価格が異なるので、さらに悩ましくなります。

 

とはいえ、実際は家もクルマも「一点モノ」ですから、「これは!」と思ったら、迷わず契約しないと、「逃がした魚は大きい」ということになります。

迷わす契約するためには、日頃からの勉強かと思います。

 

勉強といっても中古車の選び方、現車はここをみろ、チェックしろ、といった実務的なこともさることながら、たくさんの物件(中古車)をネットで見ながら、相場感を頭に叩き込むことも、結構大切かと思います。

これによって、「このクルマはほかに比べてお買い得!」と判断できるからです。

 

次回は、ネットを使った中古車選びのポイント、注意点などをまとめていきたいと思います。

 

【雑談】現役引退したら欲しいクルマ(中編)

Unsplashのchrissie kremerが撮影した写真

7/8に書いた記事の続編となります。

carselection2021.hatenablog.com

そもそも「次回は後編をお伝えします」と言っておきながら、この回だけでは終わらない感じがして、「中編」にしてあります。

 

3列仕様のミニバンの中古車、という狙いを定めていた矢先、ショッキングが出来事が2件、立て続けにおきました。

 

大手中古車店の一角が・・・

一つ目は大手中古車販売店ビッグモーターによる、故意にダメージを増幅させ保険会社に過大請求をし、返還を求められていることが明らかになったこと、そしてもう一つは日産によるセレナの複合的なリコールです。

 

よく知られた大手中古車販売会社といえば、〇〇バーとビッグモーターですね。ネット上ではニュースで話題になるより前からビッグモーターのことは、いろいろ暴かれていました。

前回の記事で書いたように、ミニバンの中古車に2年後くらいに買い替えたいと考えていましたから、やがてそうした中古車販売店にも足を運ぶのだろうな、と考えていました。ビッグモーターには密かに期待するものがありました。

と申しますのも、〇〇バーのほうは過去に二度ほど、査定に伺ったことがあります。残念ながらそのときの印象が、いずれもよろしくなく、こちらに中古車を見にいくことはないな、と思っていました。ゆえに、ディーター系以外では、チェーン系ではビッグモーターとほかにいくつか、という程度でしたので、その中でも店舗数も多く、CMも流している同社の在庫の中にも候補があるのでは、と期待していた次第です。

 

ここで中古車とあまりご縁がない方にむけてチョコっと解説です。

 

一般にトヨタ、日産といったディーラーは中古車部門をもっており、事実、私も最初に買ったクルマと、その次に買ったクルマはトヨタ系列の中古車店からでした。

ディーラー系の在庫はなんといっても保証がしっかりしていること、販売前にある程度整備がされている――といった点が、他の中古車販売店よりも優れているとされています。

 

当然ながらその分、同じ年式、走行距離、内外装の状態であるなら、ディーラー系の販売価格(総支払額も)は高いです。まあ、安心を買う、といったところでしょうか。それでもそこは中古車、私が当時(といっても今から30年くらい前ですが)買ったトヨタ・カローラは60万円で、機関や内装はそれなりでしたが、のちに飲食店駐車場で当て逃げされ、修理しよとしたら、ドア内側が錆ていて、とても板金ができる状態でなかった、という経験もあります。

そこで今回は、ディーラー系はメインとしつつも、それ以外の保証がしっかりしている独立系の中古車販売店も候補にいれようと思っていました。

 

そのようなわけで、候補の一つにしてもいいかなと思っていたビッグモーターがこのような事件を起こしたことで、一つ、選択肢がなくなりました。

 

セレナのリコール報道

そしてもう一つは本日、報道された日産・セレナなどのリコールです。セレナは3部門でひっかかっていました。

 

セレナはミニバンの中で有力な候補なのです。なぜなら他車ミニバンに比べて中古車台数も多く、トヨタのノア、ヴォクシーホンダ・ステップワゴンに比べると、明らかに同条件(年式や走行距離、修復歴の有無、内外装の状態、装備品等)で比較すると、車両価格も総支払額もセレナが最安です。それに実用面でも3列シートのアレンジ度合がほかのミニバンに比べて秀逸でした。

 

現在、保有しているクルマが手放すときの査定額によりますが、私としてほ、総支払額で110万~130万円くらい、頑張って150万円くらいがリミットと考えています。

話をセレナに戻しますと、C25型、C26型あたりはエンジンルーム内にトラブルを抱えていたようで(ネットの各種情報から)、これを避け、C27型(2016年モデル以降)で手の届くものを物色していました。

 

そこへC27型が対象となるリコール情報がテレビやネットで流れたので、絶望的な気持ちになりました。最初に買ったトヨタ・コルサは、当時25万円で買ったので文句は言えませんでしたが、何をどう整備しても点火プラグ系統に難があり、セルを回すためにキーをひねるのですが、10回まででエンジンがかかればよい方で、セルを回す指のほうが痛くなるほどでした。

 

ですから中古車のエンジンルーム内のトラブルは敏感になります(まあ、このクルマはほかにも難ありで、フロントウインドウは手回し式でしたが、ある日、普通に回していたらハンドルが軽くなった途端、窓ガラスがドア内にストンと落ちてしまい、それからは片側オープンカーさながらの窓全開のまま、ディーラまで急ぎました)。

 

しかし情報は必ず一次情報にあたるべし。日産のホームページで調べたら、私が狙っているガソリン車またはハイブリッド車は、どうやら対象ではないようです。最終候補がセレナになったときに、再度、販売店で確認しようとは思いますが・・・。

 

ミニバンの中古車を探して気づくこと

仕事ではないのでエクセルにまとめてデータ分析をして・・・ということではないのですが、私が狙っているような価格帯のミニバン中古車は、年間1.5万kmくらい走行しているもののほうが、同1万km程度のものより多いようです。

またセレナとヴォクシーの比較においては、なぜかカーセンサーなどで見ていくと、ヴォクシーのほうが修復歴「あり」の割合が高い気がします。

ミニバンカテゴリー内の比較にとどまらず、SUVにも食指を伸ばしてみると、まだサラッと見ただけですが、SUVタイプのほうが年間走行距離も少なく、修復歴「あり」率も低い気がしました。

 

SUVで3列シート車は少ないですし、ボディも大きく、燃費も劣るので積極的候補ではないのですが、アイポイントの高さや室内空間の広さ、車高などは魅力ともいえるので、本格的に選定に入る来年秋~冬以降くらいになったら、ミニバンでピンとこなかったら、候補に入れてみようかと思います。

 

 

 

中編はこれくらいといたします。次回は本当の「後編」をお届けします。

 

 

【DIY】クルマの網戸を作ってみました(笑)

将来的にフィットで車中泊するかもしれないし、夏は網戸がほしいところだし、そしてYouTubeなどを観ていると皆さん、自作されていますし・・・ということで「そうだ、京都へ行こう!」のノリで、「そうだ、網戸をつくろう!」ということになり急遽、昨日から愛車の網戸づくりに着手しました。

 

しかし、タイトルにもあるように(笑)です!

理由は最後までお読みいただければお分かりになるかと存じます。それでは早速・・・。

 

1)材料のご紹介

・100均の2mmのアルミ製ワイヤー

・100均のマグネットテープ(幅9mmくらい)※1

 ※1:本来であれば使わなくて済むかも

・張り替え用網戸の網※2

 ※2:ホームセンターで400円弱でしたが、100均で200円でありました(ダイソー

・木綿糸

<このほか針、針通し、型どり用新聞紙、各種ペン>

 

2)作り方

①まずは型どり。新聞紙を実際の窓にあてて、型をとる

②網戸に上記①をあて、実際の寸法より30mmくらい余裕をもって、網をカット

③アルミ製ワイヤー(手で簡単に曲がる)を実際のクルマの窓枠にあてて(このとき窓はおろしておく)、おおよその形をとる。2mmの太さだと、ちょうど、窓を降ろした溝にはめ込むことができる(ワイヤーの端同士は、あとで木綿糸で網を含めて固定するので、最初は適当に10mmくらいダブらせておく)

④上記②に③をあてて、アルミ製ワイヤーに網の端を木綿糸で縫い付けていく。このとき、網をワイヤーに巻き付けるようにしてから、針で網目を通しながら、木綿糸で網とワイヤーを固定していっく

⑤(うまくいいけば)完成! 早速、窓をおろした窓枠にアルミワイヤーを押し込みながら形を整え、隙間がないかを確認する

 

実際には・・・

ここからは失敗談です。

2)作り方の②で、余裕の取り方が甘かった(15mmくらいしかみなかった)ため、ワイヤーに網を巻き付けていくうちに上下左右とも、寸法が足らなくなってしまいました。

あちらをたてれば、こちらが立たず、の状況です。

そこで上部に合わせてアルミワイヤーを変形させ、左右もなんとか窓枠にはまるようにしました。

これによって犠牲になったのが下部です。

洗濯機で洗ってしまった毛糸のセーターのように、そう、縮んでしまったかのごとく、下部に隙間が大きく(10~15mm程度)できてしまいました。これでは全く用をなしません。

そこで急遽、網を下に10cm程度、つぎ足すことにしました。

この「つぎ足し部分」の上部はアルミワイヤーに木綿糸で巻き付けて固定します。

 

問題は下部です。

ここにマグネットテープを使用することにしました。

このテープは、片側が磁石、もう片面が白い紙をはがすと、粘着テープとなっています。

問題は網戸は夏に使うもので、これまでの経験から、夏場のこの手のテープは、「すぐはがれる」ことを経験的に知っています。事実、網にマグネットテープを貼っていく途中で、すでにはがれそうになります。

 

そこで、半強制的に固定するために、ここでも木綿糸の登場です。

 

針を使ってマグネットテープを網に縫い付ける感覚で固定していきます。

上の写真の最下部、黒の木綿糸が見えますが、この裏側にマグネットテープが固定されています。

 

とりあえず隙間はないかな、と思って再度チェックしたところ、窓右側のコーナー、及び左側コーナーにもわずかな隙間があり、このあとさらに網つぎ足し、さらにマグネットテープでボディに隙間なく圧着できるようにしました。

 

反省と教訓

①何が大変て、針に太い木綿糸を通すことです。

最初は見つからなくて匙を投げていたのですが、その後、針通しがみつかり、やっとなんとか糸を通すことができました。せっかく通せたのだから、糸は長めに・・・と思ったことが失敗。途中で糸がもつれたり、からまったり、ダマになったりで、操作性が極めて悪かったです。横着せずに50cmくらいにしておいたほうが、結局は早く縫えます。

「縫う」といっても私の場合は、仕上げをご覧いただいてお分かりのように、洋裁というより外科手術という感じでした。

②型どりが意外に難しかったです。直線に見えて直線ではなく、しかも角度が微妙についている。また、ワイヤーに巻き付けるための余裕の見方も甘く、前述のように寸足らずになってしまいました。

③網の色は「黒」を選ぶべきでした。明るいグレーでは、最初の写真にように車内が丸見えです。ホームセンターにもダイソーにも「黒」はありましたので、今度はそれで製作してみます

 

次回への作戦

実は運転席側も作る予定でしたが、やめました。

作戦変更です。ワイヤーを使わずに、網戸張り替え用の網と、マグネットテープだけで作成し、窓枠にはめ込む方式でなく、窓枠ごと覆ってしまうスタイルにしようと思います。マグネットテープは、今回、修得した網に縫い付け方式で固定しようと思います。

 

土日休みとなるタイミングのときに、挑戦しようと思います。

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良かったら下記電子本も無料期間中にご一読いただければ幸いです。

 

【雑談】現役引退したら欲しいクルマ(前編)

すでに還暦は超えておりますが、まだ定年までには若干、年数を残しています。60歳で一切の昇給昇格はなくなったものの、背負っている責任と仕事量は変わらず、という状況です。若い人たちを先に帰し、自らは消灯、施錠してオフィスを出る、という昭和の時代の働き方を、ある地方都市で続けています。

 

今、勤務しているところは、65歳の定年を迎えた月に定年退職ではなく、年度末まで勤務できます。その先も受給バランスによりますが、雇用形態を変更してそのまま仕事を続けられる管理職もいます。

 

私の場合はもともとが首都圏の出身で、自宅はそちらにあります。今も毎月一度は戻っているような生活です。そのようなこともあり、前から考えていたことですが、定年よりも早く引退し、自宅に戻り、年金受給(若干の繰り上げ受給)に加え、クルマを管理・維持できる程度の収入を得るために働こうと考えています。

 

このまま今の勤務先で定年以降も雇用が続けば、そのほうが生涯賃金が上がるのはわかっていますが、生活拠点を二か所維持することの負担(その分、二か所で生活できることの利点はもちろんありますが)も大きく、東京に住む息子夫婦や孫にもすぐには会えないという不自由さを次第に感じるようになったためです。

それにおこがましい言い方になりますが、そろそろ後進に道を譲らないと、いつまでも私のやり方なり考え方が続くことになり、組織の硬直化や老害にもなりかねないのではないか、とも思ったりもします。

 

不思議なもので以前はこのようなことは、あまり考えたことがありませんでした。複合的な要因が重なって、いつしか、そういう考えに至っただと思います。

 

前置きが長くなってしまいました。

現役引退したら、やりたいことがあります。

クルマで日本各地を夫婦で旅行することです。

とはいえ、北海道はフェリーに乗らなくてはならず、船酔いが心配な家内には向かないので、本州、九州、四国ということになります。

そのスタイルですが、サービスエリアや、許可された場所で車中泊もしながら、ホテルなども組み合わせて回ってみたいと思います。年齢的にもずっと車中泊というのはきついですし、変化をつけたいと思います。

とはいえ、現役を離れたら、駐車場代や税金、維持費がかかるため、最初はクルマを手放し、レンタカーで実現しようと考えました。

 

車中泊ができるクルマとは

そこで最初はキャンピングカーなるものを「借りて」、各地を回れたら、などと考えていました。早速、そうしたYouTubeやサイトで調べてみました。

まず、キャンピングカーといってもいろいろな種類があり、軽自動車ベースのものをのぞくと、「キャプコン」「バンコン」といわれるものになります。

 

このうちキャプコンは車高が高く、また車幅が運転席付近と後部では異なるため、運転に相当、気を使わなくてはなりません。自分で所有しているならともかく、レンタカーで借りるとなると、楽しむ以前にヒヤヒヤドキドキしすぎて、リーゼントスタイルといわれるバンクベッド部分をぶつけやしないか、駐車場探しにもさそや苦労するだろう、などと考えると気が進みません。

そうなるとハイエースのロングボディなどをベースにしたバンコンと言われるタイプになります。これなら車高はしれていますし、車幅はありますが、キャプコンに比べれば内輪差に気をつければ、あとは運転していくうちに慣れていくかも知れない、と思いました。

 

問題はレンタル料金です。

一見、レンタル料は安い業者さんで1日1万円台だったりするのですが、これに季節料金、繁忙期料金などが加わり、さらに保険や事故った場合の休業補償などの保険まで含めると、1日3万円くらいはみておかなくてはなりません。

それでも我が家のライフスタイルを考えると、寝ることはあっても(これまでもコンパクトカーの座席を倒してサービスエリアで夜間、仮眠をとって翌朝、早くに目的地に向かった経験あり)、車内で煮炊きするようなことはあるか、という点について夫婦で検討してみました。結論は「たぶん、しない」。トイレも外。となると、寝られればよい、ということになりました。

 

現在の愛車、フィットでも寝ようと思えば寝れます。前の席の背もたれを倒して仮眠することはこれまでもあったのですが、目下、検討中なのは、フットレストといいますか、ふくらはぎあたりを支えてくれる(足をのせられる)、なんらかのオットマン(足置き)的なもを、何かで代用することです。

フィットの前席はスタビライジングシートと申しまして、長時間座っていても腰が痛くならない優秀なシートです(注:個人の意見です)。この背もたれを目いっぱい倒して、足置きがあれば、ほぼ水平になれるのでは、と思います。

 

しかし、旅行ともなると荷物があります。トランク部分や後席に乗せることになりますが、ひょっとしたらRVパークなどころではタープなんぞ張って、イス、テーブルを出し、これもひょっとしたらコーヒーなんぞドリップするかも知れないので、こうしたキャンプ道具も持参するとなると、前席の背もたれを倒すと、後席のボストンバッグなどはどこに置くのだ?という問題に直面します。

ですので、コーヒーなど淹れなければ道具など不要なのですが、万一そういう景色に出会ったらやってみたくなるかも知れないし・・・と考えると、やはりフィットでは心もとない。

 

となりますと、やはり3列シートがあるミニバンかな、となります。

しかし、です。現在のミニバンはどれもとってもお高くて、とても今後、年金生活に突入する身としては買えるわけがありません。

そうなると選択肢は中古車一択です。

思い起こせば、人生は初めて所有したクルマと、次に所有したクルマは中古車でした。最初に買ったクルマは35年くらい前になりますが、車両本体価格25万円のトヨタのコルサ(1500CC、4ドアセダン)で、外装色がゴールド、何年落ちかとか走行距離を気にするほどクルマの知識もなく、ただ、のちにタイヤがなぜか、ブリヂストンの高性能ブランドである「ポテンザ」を履いていたことは強く印象に残っています。

圧倒的にサスペンションなど下回りに比べてタイヤの勝ち、でした。

 

そのようなわけで、2年後くらいに向けて、いまから中古車選びの勉強を始めました。

 

前置きが長くなったせいで、今日はこのあたりとします。

次回は「後編」をお届けします。

 

 

プライム会員向け無料キャンペーンがもうすぐ終了!

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アマゾンのこのキャンペーンはときどき、いろいろな形で展開されているようです。

私の経験では、最初は意気込んでいても、そんなに何冊も同時並行で読めるはずもなく、いつしか食い散らかしたこどもの食事のようになってしまい、終焉を迎えるのが毎度のパターンです。

そして気がつけば課金されています。

 

KDP著者からしますと・・・

しかし、です。このキャンペーン、KDPで電子本を発刊している著者側からしますと、とてもとてもありがたいキャンペーンとなります。

無料で読めるわけですから、よほど奇特な方しかお買い上げということにはなりません。

しかし、2~3ページ程度読んでいただくと、著者にはわずか「1円」ですが、著作料的なものが支払われます。ちりも積もれば・・・ではないですが、年間では3,000円くらいになったりします。

たかが、と思われるかも知れませんが、仮に1,500円の紙の単行本を発刊したとして、これが年間20冊売れたのと同等の印税ということになります。

世の中で全く無名の素人の本が、年間20冊売れるということは、考えにくいです。

 

その点、KDPは本丸ごとのお買い上げでなくても、何ページか読んでいただければ著者にお金が入ります(ごくわずかですが)。

 

「新車購入読本」の「2」と「3」を今年に入って相次いで発刊したのですが、しばらくはゼロ行進でした。同シリーズ第1作は、私のKDP本の中で昨年、一番読まれた実績がありますが、「2」と「3」は高齢者向けだったり、スバル、マツダというメーカーにフォーカスしただけに、仕方ないかな、と思っていました。

自分が書きたいものを書く、というのが基本姿勢なので。

 

しかし、6月はこの二つのKDP本も数十ページずつですが、お読みいただくことができました。お読みくださりました方、本当にありがとうございました。

 

というわけで今回は自分の著作の宣伝を兼ねて、Amazonのキャンペーンのご案内でした。私もこれから登録して、私と同じ素人作家さんの著作をいろいろ読ませていただこうと思います。

 

 

停止線の前で止まってね

いうまでもないことですが、信号機手前や横断歩道の前には必ず停止線があります。

この停止線ですが、場所によって信号機や横断歩道からずいぶんと手前に引かれていて、「なんでこの位置なの?」と思われる方もいるかと思います。

 

私の家の周りや通勤経路上もこうした停止線が「かなり手前にある」交差点が複数、存在します。いつも通っている方は、その位置に停止線が引かれていることを理解しているのですが、地元でも普段は通らない方、他県ナンバー、レンタカーなどは、かなりの確率でご自身の感覚で、停止線をかなり超えたラインで停車しています。

 

停止線の位置には意味がある

・・・ということを理解されていません。

その位置に停車されると、脇道から出てきた路線バスが曲がりきれません。大都市圏では想像できないでしょうが、地方都市では「こんな狭い道なのに」というところを普通の大型バスが路線バスとして通っています(よくあるようなコミュニティバスのような小型バスでなく、全長11mはあるバスです)。

 

こうした交差点で停止線を越えて停車されると、バスは曲がれません。切り返しもできません。停止線オーバーラン車の後続車がこうした事態を予測して、本来の停止線よりさらに1台分空けた位置で停まっていれば、この「オーバーラン車」が後退できるスペースがあるのですが、ここまでの「読み」ができるドライバーはそうはいません。

 

結局、オーバーラン側が青になり、交差点からいなくならない限り、バスは曲がれず、バスは信号1回分、損することになります。

 

また、「交差点」とうと、きれいいに十字に交差していると思われがちですが、例えば東西の道路に、南北の道路が直線で交わらず、南側も北側もクランク的にズレて交差している交差点があります。つまり交差する地点が十字の場合は1か所ですが、こうした場合は交差する地点が2か所になります。こうした交差点では東側と西側の信号機の間隔も十字で交わる交差点よりも離れて設置されています。

 

ですから普通は気づきそうなものですが、それでも停止線を優に車1台分をオーバーランして停まっているケースは少なくありません。こうなると渋滞時などは南北側から東西に走っている道路に右左折で入ろうと思ったとき、オーバーラン車が障害となって右左折できません。クラクションを鳴らされて、ようやく気付く始末。

 

慌ててバックしたり、前に詰めたり(赤なのに前進するので、これは信号無視状態)するので、周囲の車も大迷惑となります。

 

「頭」も「気」も使うのが車の運転

車の運転はステアリングを回したり、アクセルやブレーキを踏むだけでなく、「頭」も「気」も使わなくては安全に運転できません。

こうしたことができない人は、予測もできません。それでも運よく事故を起こさないで済んでいるのは、まわりにいる「頭も気も使い、さまざまな予測をしながら運転している方」のおかげなのです。