50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

<考察>雪国でのマナーについて

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今日は雪が降る地域でこれはいかがなものか、と思う事を3つあげていきたいと思います。いま、私が主に居住している地域は、ここ数年はそんなことはなかったのですが、今シーズンは雪が多く、歩道には常に雪がある状態です。当然ながら地元車はスタッドレスを装着しています。

 

その1:車道への雪の放り投げ

雪をかいた後、その翌日以降で晴れた日があると、自分の家の前の雪の塊を舗装された車道に撒く方がいらっしゃいます。アスファルト上に陽光が降り注いでいれば、当然、細かな雪は溶けていきますし、そこに車も通りますから踏みつぶされて、雪は溶けていきます。


まぁ程度の問題だとは思うのですが、通勤途中でお見かけするのは、かなり大きな塊を平気で車道にぶちまけている方です。人生経験豊かなご高齢の方に多いようです。大きな雪の塊が車道に転がっていると、それを車は避けなくてはなりません。これによって対面通行の場合(多くは対面通行なのですが)、お互い車同士は非常に怖い思いをします。

仕方なく、その雪の塊を踏むしかないとなると、大きな衝撃があります。車道に雪をぶちまけている方は、ご自身が車に乗らないのかもしれませんが、もう少し節度ある行動をお願いしたいものです。

 

その2:屋根の上に雪を載せたまま走行

次に雪を屋根に乗せたまま走行している車があります。朝、起きてみたら思ったより雪が降っていて、仕事に遅れないようにするため、雪かきの時間は、朝、限られるのはよくわかります。

 

しかしそうならないように、危ないと思えば早起きをして、雪下ろしや、雪かきの時間をとるのが、大人というものではないでしょうか。

 

車の屋根の上に雪を乗せたまま走ると何が危ないかと言うと、後に後ろを走っている車が怖い思いをします。サラサラとした雪が舞ってくるぐらいなら、かわいいものですが段差を乗り越えたりカーブを曲がったり何かをの衝撃の時に、まとまった雪がどさっと車の前に落ちてくることもあるわけですから、後続車としては大変怖い思いをします。

 

朝の通勤時間帯ですから、車は後ろにも続いています。そうしたときに、路面の状況もあり、急ブレーキを踏むわけにもいかず、かといって対向車もある以上、ハンドルでかわすこともできず、急ブレーキにならない程度のブレーキをかけながら衝撃を和らげるぐらいしかできません。タイヤで踏んだときにバラバラになる位の柔らかい雪でしたら良いのですが、温度や状況によっては、氷のように固まっている場合もあって、これはとても怖い思いをします。

 

走行中に屋根の雪を落とした車のドライバーは、おそらく、雪が落ちたことなど気にされていないかと思います。気づいていないかもしれません。もう少し他人のことも考えていただきたいものだと思います。

実際に、カーブの状況などでは、自分の車のフロントガラスに屋根の雪が落ちてくることだってあります。こうなると真っ白になりますからブレーキを踏みます。すると後ろの車はヒヤッとします。フロントガラスにまとまって落ちてきた雪は、ワイパーでかける程度ならよいですが、水分たっぷりだったり、氷結していると、簡単にワイパーでかけない場合もあるので要注意です。

 

いずれにせよ、駐車場から脱出できる必要最低限の除雪ではなく、屋根の雪はしっかりと落としてからエンジンをかけていただきたいものです。

 

その3:コインランドリーでの放置プレー

雪の時期になりますと繁盛するのが街中にあるコインランドリーです。お目当ては乾燥機です。家にガス式の乾燥機を備えているご家庭はともかく、私のように借家住まいの身にとっては外にほせない冬季、コインランドリーはなくてはならない存在です。

 

ここで問題になるのが、乾燥が終わっているのに放置される方がそれなりにいるということです。

 

コインランドリーの中は暖房がないので、たいていの方はその時間を利用して、どこかに行ってしまいます。私はエンジンを切ったまま、コインランドリーの駐車場で車内で待機しています。できるだけ乾燥したてのフカフカの状態で持ち帰りたいのと、他人にとりだされるようなことを避けるためです。

 

多くは「乾燥時間が終わって取り出さないときは、次の方に取り出される場合がある」というような注意文が貼ってあるのですが(店によって異なるかもしれませんが)、何か甘い気がします。「終わっているのに取り出していない場合で、ほかに空きがない場合、次の人は他人の衣服であっても取り出し、自分の洗濯物を入れて何ら問題ない」くらいの強い表現にしていただきたいものです。

 

私がよく行くところでも、時間帯によってはフル稼働です。もちろん、終わっている乾燥機があれば、他人様のものでも取り出して、備え付けの棚に出してもよいのですが、それが女性モノだったりした場合、やはり躊躇してしまいます。

そのことで、つまらないいざこざになるのも面倒です。

ですので、私はできるだけ混まない時間帯を狙って乾燥させるようにしています。

いろいろご都合があるでしょうが、投入する金額によって当然、終了時刻が明確になっているわけですから、余裕をもってコインラインドリーには戻り、終了と同時に洗濯ものを取り出す、ということを励行していただきたいなと思います。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

新年最初の爽やか体験

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今さらですが、当ブログにご訪問いただいております皆さま、昨年はありがとうございました。このブログを始めて1年が経ちました。

後半はガクッと更新頻度が落ちたにもかかわらず、日々のアクセス数はなぜか、頻度高く更新していた時期よりはるかに多くなり、またありがたいことにKindle  Direct Publishing(KDP)で刊行した電子書籍3冊も、ポチポチではありますが、Kindle Unlimitedで購読いただいたり、書籍としてお買い上げいただいたりすることができました。
 
動画もツイッターもやっていない私にとって、当部ブログがプライベートな一個人、私人としては、唯一の社会との接点ということになります。今年も月に3~4本アップできればいいな、というペースになりますが、書きたいテーマは1年前のブログを始めたときよりもたくさんあります。1年前は新聞を読みながら話題を探していた時期も少なからずあったのですが、その頃とは違って、時間さえあればいろいろ書きたいと思っています(まあ、これも言い訳になってしまいます、時間はしょせん、作らなければできませんものね)。
 
 
さて、新年最初の記事となりますので、さわやかな話題でスタートしたいと思います。

そして前回のブログの最後に書きましたように、車ネタでもあります。

 

新年早々のある日の朝いつもの通勤路を走っていました。片側1車線で路肩もほとんどない狭い道、そして信号は赤。私の前には4台ほど車がいました。信号が変わって一斉にスタート、しかし私の直前の車はブレーキを踏み、右ウインカーを点滅させました。このとき、私は絶望的な気分(多少、大げさですが)になりました。朝の通勤時間帯、どの車も職場へ急いでいます。私の前の車が右折しない限り、前には進むことができません。

反対車線の車が途切れることはなく、おそらく赤になるかならないか、実際は赤になったと同時に右折車は右折、私はそのまま交差点で次の青信号を待つ、というシナリオを覚悟したのです。

そう思っていたとき・・・滅多にないのですが、なんと対向車の1台が停止、右折車に右折させてあげたのです!おかげで私は次の青信号まで待たずに車を進めることができました

 

・・・とここまではよくある話、かも知れません(実は私のいる地域では、そう「よくある話」でもないのですが)。私は「助かった」という気持ちから、右折車に道を譲ってくれた対向車のドライバーに「ありがとうございます」という気持ちで軽く手を挙げて挨拶したのです。すると、どうでしょう、相手のドライバも「いいえ、どういたしまして」という感じで手を挙げて挨拶を返してくれたのです!

 

全くもって、ささやかこのうえない、たわいもない話かも知れませんが、このエリアでは前を空けて車線変更したい車をいれてあげてもサンキューハザードが返ってくるのは2割程度ですので、こうした車同士のコミュニケーションが成立したことが驚きであったとともに、とても嬉しく思いました。

 

こんな体験を共有させていただきたく、新年最初の記事にしました。

本日も最後までお読みくださり、まことにあありがとうございました。

本年の引き続き、ご愛顧いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」④室内引き込みと、アンテナ角度の調整、受信

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BSアンテナ取り付けの最終回です。

アンテナのベランダへの固定も終わり、なんとか現状に合わせてケーブルを切断、両端にコネクターを苦心しながらケーブルと接続し、事前準備は整いました。
前回、書きましたとおり、室外と室内はエアコンのホース穴を通すことはあきらめ、隙間ケーブルを利用して接続しました。
 

屋外でのケーブル同士の接続の防水処理

 
一つポイントとしては、アンテナからケーブルを引き、隙間ケーブルに接続する部分についてです。ここは屋外になるので、当然、風雨や雪もあたります、金属部分を露出させないために防水テープで巻くなどの方法もありましたが、ネットで調べているうちに、ホースを短く切って、接続部分にかぶせている方がいらっしゃいました。
 
そこで私も先達のお知恵を拝借することにいたしました。下の写真です。これは接続前ですので、隙間ケーブルに接続しましたら、ホースを接続部分にずらし、両端を防水テープで固定しました。
 

隙間ケーブルの這わせ方

 
といいましてもそれほど複雑な話ではございません。私は隙間ケーブを窓枠のタテライン(つまり下部のレールを跨ぐのではなく、窓枠の上下方向のライン)の下から10センチほどのところに配置しました。
なぜ最下部でないかと申しますと、屋外の配線を一度、下にたらし、そこから10センチ程度上に向かって這わせることで、雨滴の室内進入を防ぐためです。
 
どの窓枠も左右の窓と網戸を固定するために窓枠のタテラインには突起物があり、隙間ケーブルをその突起物に合わせて丁寧に両面テープで固定する必要があります。さらに、実際に左右の窓や網戸を開閉してみて、隙間ケーブルに強くあたるようであれば、両面テープを二重にして隙間ケーブルの上下に張り付けるなど、断線をしにくくするため、窓や網戸が隙間ケーブルに強く当たることを防ぐ措置も必要です。我が家の場合はベランダへの出入り上、右側の窓はよく開閉しますが、左側の窓はほぼ、動かさないため、窓枠左側に隙間ケーブルを設置した次第です。
 

繊細なアンテナ角度の調整

 
映像が映らなければこれまでの苦労も水泡に帰します。
そこで万全を期すべく、アンテナ調整のためのアプリを2種類もダウンロードして、角度調整に挑みました。
 
結論は、「アプリは役立たず」でした。電波状況が悪いのか私のスマホのせいかは不明ですが、「スマホを8の字にまわしてください」という表示がですので、手首をくねくねさせて、アプリが作動するように努力するのですが、うまくいきません。そのうち「きれいな8の字になっていないのか」と自信喪失気味になり、できるだけ正確な円を描こうとしましたが、面倒になってあきらめました。
 
ではどうやったかと申しますと、事前にネットでおおよその上下方向と左右方向、専門的に申し上げるなら(笑)緯度、経度を調べたのです。私が購入したアンテナには、関東地方、近畿地方など、かなりざっくりした地域別の上下方向の角度が示されておりました
取説にも、まずは上下の角度(緯度)を調整しろ、と書いてあったので、そのようにしました。
適当な経験談ですが、この緯度については、それほど神経質にならずとも大丈夫なようです。
 
繊細さが要求されるのは、左右方向=経度のほうです。
ここはできれば二人で作業したいところです。
一人はテレビの受信状況が表示される画面を注視しておいてもらい、表示される数値を読み上げてもらうのです。
実際の作業では、この数値のみを手がかりに調整しました。後で調べて知ったことですが、メーカーや地上デジタルかBSかなどにより、最大数値が異なるようです。国内メーカーのものは取説に載っているのかも知れませんが、私は赴任先の家用だったので、外国製のお安いものを購入したので、そのようなことの記載はありませんでした。
 
最大値がわからないということは、どの数値が受信強度の最大値か不明なまま、トライすることになります。45かも知れないし50かも知れないのです。
家人の「映った!」の声にも、経度調整中の私からしたら、「まだまだ、もっと数値が伸びるはず」と信じ、自分としてはほんのわずかずつ動かしているつもりですが、次の瞬間、受信状況監視担当者から「ああ、ダメだ、一気に下がった」の声。「過ぎたるは及ばざるが如し」。
 
上がる時はほんの少しずつのくせに、だけど落ちる時は一気に落ちる…
 
まるで株価のようです。
それなら少し元の方向に戻せば良いかというと、そう簡単ではありません。大きく行きすぎて、そこから少しずつ戻すことで、先ほどの我が家における最大値を目指します。
 
さっきの最大値にわずかに届かなかったけれども、株をやったことのある人なら皆さんご存知の格言、すなわち、「頭と尻尾はくれてやれ」を思い出し、その数値でよしとしました。
 
とりあえずBSもCSも映りました。
2ヶ月経った今も、雪がアンテナに積もった時以外は、電波を受信しています。
 
これでこのDIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」は終わります。
例によって他の方がブログに書かれているような本格的ハウツーというより、他の方が書かれていない「やってみたらこうなった」を中心に書きました。
誰かの、何かのお役に少しでも立てれば幸甚です。
 
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
 
次回はもうすぐブログ開設一周年なので、久々に車関係の記事を書きます。
それではまた。

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」③ケーブルの選び方とコネクター接続

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更新の間隔があいてしまいましたが、前回の続きです。

前回のブログでアンテナケーブルの剥き方についてバウムクーヘンになぞらえて書きましたが、わかりにくかったかも知れませんので、あらためて写真で説明します。

アンテナケーブル「だけ」を買いますと、ケーブルが巻かれた状態のものが送られてきますので、配線する長さに切ったうえで、両端を加工しないとテレビのアンテナ端子には接続できません。

 

ケーブルの加工は以下の写真のようにするのがお手本です。

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実際のパッケージに書かれている文字はとても小さく、人生のベテランの域に達している(達しつつある?)私としては、作業中には参照できないので自分でメモを作りました。下の写真です。

注)下の写真における私の手書きメモサイズが上の写真と異なるのは、コネクターによって露出させる長さの指示が異なるためで、下記のメモは上記写真のコネクタのものではなく、別のコネクタの指示を写し取ったものです。このことは後述します。

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そして実際に作業したのは下の写真となります。

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ピンぼけで申し訳ないのですが、そんなに綺麗に加工できたわけではありません。特に2層目のアミアミの部分を露出させたあと、ひっくり返してケーブルに巻き付ける作業は、商品パッケージの裏面の説明図のようにキレイにはいきません。

自分でいうのもなんですが、それなりにこうしたことは器用なほうだと思っていたのですが、このアミアミの処理は網模様が均等になる、などということは夢のまた夢のようです。

とどのつまり、映ればよいのですから、これで電波がながれるだろう、と開き直ってこの程度で「よし」としました。

 

そもそもなぜ加工が必要か?

これはひとえにケーブルだけを買ったからです。

では、「ケーブルだけ」ではない買い方があるのか、というとあるのです。

それは一定の長さに決められていますが、最初から両端にコネクタがついたものが販売されています。たとえば、以下のような形で・・・。

 

ではなぜケーブルだけを買ったのか?

①可能であれば、BSアンテナからのケーブルをエアコンのダクトカバーの中に入れ(現在の住まいはエアコンから室外機へのホース等がむき出しでなく、ダクトカバーに収められている)、ケーブルを目立たせずに室内に引き込むため

 

これをやるためには最初からコネクタがついているとダクトカバーの中を通りにくいし、建物の壁にエアコンのホース類を通すためにあけてある穴にも通しにくくいなってしまうのです。

実際の作業としては、外からというより、まず、室内から上記の壁の穴(エアコンからのホース類が通っており、ホース類と穴の内径の隙間は、パテで埋められている)に、アンテナケーブルを突っ込み、建物外側のダクトカバー内をうまく通るか、を確認する作業となります。

 

結論としては5Cという太いケーブルを選択したこもあり、無理でした。もっと細くても難しかったかもしれません。というのも、室内側からパテをはがして、”穴”を剥き出しにし、ホース類の隙間から長い針金を突っ込んでみました。

車での電装系の作業では、「配線通し」というものを使いますが、それの自作版、長い版を使って、ダクトカバーの中を通るか試したのです。この段階で無理でした。半分くらいのところで、つっかえてしまったのです。

本当なら、建物外側のカバーを一度、外して、そこにケーブルを通してから、カバーを装着すればいいのですが、どうも建物の外装をやり直した際に、カバーの上から塗料を吹き付けてあり、ネジの頭にも塗料が塗布されていて外壁と一体となっていました。

借家ですのでこれ以上は、と思い、ダクトカバーの中を通すことはあきらめました。

 

②選択肢を増やすため。

上記の①がダメだった場合、室外から室内へは別の方法でアンテナを引き込まなくてなりません。そのために利用したのが以下のような商品です。

 

この時点でアンテナから隙間用ケーブルまでで一度、切断し、さらに隙間用ケーブルから室内のテレビの端子までケーブルを這わせなくてはなりません。

特に室外のアンテナから隙間用ケーブルまでの配線の長さは、やってみないとわからないところがあり、端子をつける手間はわかっていたのですが、発注する手間や、届くまでの時間が惜しいので自ら加工するほうを選びました。

 

③経済的だったため

ご推察のとおり、最初から端子がついている商品を複数、購入するのに比べ、コネクタを仕入れたとしても、巻かれているケーブルを、フィットするように、それこそセンチ単位で切って自分で加工したほうが安くつくからです。

 

ケーブルの太さについて

調べた限りにおいて、少なくても室外は「5C」の太いケーブルのほうが良いようでした。Amazonでは10mでひと巻きとなっていたので、室内を別の太さにすることは不経済であり、「大は小を兼ねる」のポリシーで、室内も太い5Cを使いました。室内は4Cよりもさらに細いケーブルもあるようですが、買ったケーブルを余らすのはもったいないのと、衛星放送にはあまり細いケーブルは推奨されていないようなので(私の適当な調査の結果ですので、自己責任で調べてくださいね)、5Cを使いました。

太いとカーブさせるときの半径が大きくなることなので若干、扱いにくくはなりますが、画質を安定させることを優先したので、この判断に至りました。

 

次回は実際にテレビに配線したあと、受信するための角度合わせについてです。アプリが役立つか、などにも触れます。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」②BSアンテナの大きさとケーブルの加工

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今日はアンテナの大きさについて書きます。

45cmと50cmと2種類があります。ほかにもあるようですが、一般的に素人が自分で設置する場合、事実上、この2種類からの選択となります。入手のしやすさや価格面から、自ずとそうなると思います。

45cmアンテナは、「セット」として売られているものの中にはアンテナケーブルやベランダへの取り付け金具も同梱されているものもあります。私もAmazonでそれを見たものですから、すべてのアンテナはこんな風に、必要なものが同梱されているのだろうと勝手に思い込んでしまいました。

 

アンテナはAmazonの購入者コメントなどから、より受信しやすいであろう50cmを選びました。ブースターなるものは、設置してみて映りが芳しくないようでしたら、追加で買おうと考えました。そして50cmアンテナが配送されてきました。

 

開けてびっくりとはこのことです。どう見てもケーブルも取り付け金具も、入っていません。説明書を見ると「別売りのベランダ用設置金具等を使って取り付けてください」と書いてあるではありませんか。これで確定です(まあ、開封してモノがないのですから説明書を見るまでもないのですが)。必要なものは、これからあらためてそろえなくてはなりません。

 

50cmのアンテナを選んだことに悔いはないのですが、アンテナのベランダの手すりへの取り付け金具はネットでは探せませんでした。そこで地域の異なる二つの大手家電店に電話をして、そうしたものを取り扱っているか否かを聞いてみました。幸い、一つの家電店では扱っているとのことなので、車を飛ばして売り場に向かいました。

 

45cm用と50cm用の取り付け金具は違う ということを学びました。このあたりのことは、意外とほかのサイトでは書かれていないようです。DIYの場合は、こうした情報も大切です。45cm用の取り付け金具のほうが入手しやすく、複数種類がありました。一方、50cm用は、取り付け金具自体のパイプが太く、頑丈で、その分、重たいです。

とりあえず、その重くて頑丈そうな50cm用取り付け金具を入手した次第です。

 

次にアンテナの同軸ケーブルを入手しなくてはなりません。

①あらかじめコネクターがついているケーブルを買う

②巻いてあるケーブルを買って、任意の長さに切り、両端は自分で加工してコネクターを取り付ける

①は手軽です。しかし、コスト高になることと、我が家にあった長さのケーブルがすぐに入手できるか、といったデメリットがあります。

②はコストも抑えられますが、圧倒的に手間がかかります。一番、手間がかかるのは、同軸ケーブルの両端の加工です。

 

私は車の配線などのDIYはこれまで経験があります。アンテナケーブルはちょっと勝手が違います。たとえが極端ですが、3層のバウムクーヘンだと思ってください。ケーブルを切断したときは、バウムクーヘンを上から包丁でスパッと切った状態で、3層がきれいに見えます。

次に一番中心にある1層目だけが一定の長さに残るよう、2層目と3層目を同じ長さに包丁をいれ、その一定の長さ分を切除します。1層目だけが飛び出している状態です。

次に、今度は2層目が一定の長さ分、露出するように3層目だけに包丁を入れ、切除します。

ここまでの作業により、横から見ると、3段階の高さになるわけです。これをバウムクーヘンよりはるかに細いアンテナケーブルでやるわけですから、結構、細かい作業になります。

 

車のケーブルは、電工ペンチを使って、ケーブルの太さに合わせた凹みにケーブルを入れれば、被膜を簡単に剥くことができます。

しかし、アンテナケーブルはそのような専用の工具はありません(たぶん、ないのでは、と)。すごく地道にカッターナイフで、鉛筆を削るように慎重に被膜を削っていくことになります。

この作業をやらないと、コネクターにケーブルを接続することはできません。

次回はケーブルの太さの選択と合わせて、コネクターとケーブルの接続について書いていきます。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」①概要

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本ブログではこれまで車にDIYでフロントカメラを取り付ける、という記事を書いたことがあります。

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※これは計画編の第1話で、準備編、実践編、総集編と全11話の物語ですので、ご関心がある方は上記の記事を手がかりに、たどってみていただければ幸いです

 

このほかにもいろいろDIYはやっていますが、今回は最近、設置したBSアンテナの取り付けについて、部材の調達から実際の取り付けまでの、例によって悪戦苦闘の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

背景について

首都圏にある自宅(本ブログではしばしば実家といったりしますが所有している住居)はマンションで最初からBSが見ることができました。

しかし、現在、主に居住している地域では、借家ということもあり、また当初はいろいろなことに慣れることが精いっぱいで、BSが見れたら、と考える余裕もありませんでした。時間があれば、テレビを見るより、地域の名所や名店などを探訪することを優先していたからです。

それが春夏秋冬を3回ほど経験しますと、テレビのことを考える余裕が出てきたようです。月に一度ほど実家に戻ると、そこではBSが見られます。過去に地上波で流れたドラマや、映画をやっていることも多く、録画をセットして、次回に実家に戻ったときに、それらを見ていました(とはいえ、録りだめると、見ないものもでてきてしまいますが)。

 

そこで、現在の居住地でもBSが見られるようにしよう、と一念発起したわけです。

 

BSアンテナの取り付けというと、向きと角度をいかに合わせて、衛星からの電波を受信するか、といった点についてはネット上でもブログ等でみかけることは多いのですが(アプリをインストールして、それを使って角度と向きを調整して・・・という具合)、実際はそこに行きつくまでに数々の困難と試練が待ち受けています(多少、大袈裟ですが)。

この記事(何回か続くシリーズものになる予定)は、1からご自身でBSアンテナを取り付けてみようとお考えになっている方にとって、実用的な内容になるかと自負しています。それ以外の方は、娯楽の一環としてお時間をいただけるようなら、お読みくだされば幸いです。

なお、当然ながら、車とは関係のないお話となりますので、その点はご了承ください。

 

5つの選択肢

まず、BS放送を見よう、と思い立ったとき、いくつかの選択肢に直面します。

①ケーブルテレビで見るか、アンテナを設置するか

これだけは最初にお話ししないと話が前に進まないので、説明します。

現在、主に居住している物件(借家)では、ケーブルテレビの会社の光回線がきています。問い合わせたところ、別途、契約をすれば、一般的な民放とNHKだけが見られるミニマムのプランですと、月2000円かかるとのことです。

1年で24,000円かかりますから、この時点で、映像のきれいさや乱れがないという利点はありそうなものの、ランニングコストとして毎月かかってくるのは、やはり負担になるので、自分でアンテナを設置することにしました。

 

②業者に頼むか、自分でつけるか

これはすでに種明かししていますが、自分でつけることにしました。ほかの方が書かれているブログでの体験記なども参考にしました。

我が家では、

1)BSをみることができるようにするテレビは1台でよいこと(今のところは)=シンプルな配線で済む

2)できるだけ費用を抑えたいこと(安い業者もあるようですが・・・)

3)自分でやってみてダメであれば、その時点で専門業者にお願いすればいいや、と割り切ったこと

――などが主な理由です。

 

さて、自分で設置することに決めたあとでも悩むところがあります。

③アンテナの大きさは45cmにするか、50cmにするか

④ケーブルの太さは5C(直径7mm)か、4C(直径4mm)か

⑤室内への引き込みはエアコンの配管の穴を利用するか、窓の隙間をはわせるか

などです。

さらに細かく申しますと、④ー2としまして、ケーブルをm単位で購入するのか、それともコネクタ(プラグ、接栓ともいわれている、テレビにアンテナケーブルを取り付け金具のようなもの)があらかじめセットされている既製品(1m、3m、5mといった長さがある)を買うか、といった選択肢があります。

 

次回から上記の③~⑤について、それぞれのいずれを選択したのか、その理由とともにお伝えしてまいります。

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

10年前と比べてみると・・・(はてなブログ10周年特別お題)

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

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本日も、はてなブログ10周年の特別お題にのっかります。
こういうテーマでもないと、なかなか10年前と現在を比較するなどということはありません。
ちょうどよい機会かなと思い、考えつつ、綴ってまいります。
 

10年で変わらなかったこと

ア)本質的な自分の性格、行動
イ)血圧(服薬により安定)
ウ)足のサイズ
エ)好きな食べ物(オムライス、ナポリタン、チャーハン、ハンバーグ…子供が好きなものばかりで10年前どころか50年前から変わっていないかも)
オ)好きなスポーツ(依然として野球)
 

10年で変わったこと

①モノごとのとらえ方、考え方
②体形、体重、毛髪量
③家族構成(子供の独立)
④仕事
⑤居住地
⑥車の走行距離
⑦愛車
⑧読書量
⑨ブログを始めたこと
⑩そのほか「変わらなかったこと」に掲げたこと以外
 
①は、ここ10年で一緒に仕事をした上司にあたる方々から影響を受けました。
50歳ころは、「もうそれほど影響を受けるような人にはこれ以上、出会わないのではないか」と思っていましたが、違いました。自分では自信がある領域でも、「この人はすごい!」と思うような人に出会い、リーダシップのあり方についても、わかったような感じでいましたが、「こういうスタイルもあるのか」という人ともご一緒することができました。
大切なことはいくつになっても、素直であり、謙虚さを持ち続けることなのだとあらためて思いました。
 
②は、これは経年変化なので、どうしようもないかなと考えます。というのは言い訳で、日ハムの某ビッグボスのように現役から退いても体形維持されている方もいるし、同世代の郷ひろみさんのようにあのご年齢であれだけ足を高く上げられる方もいるので、ひとえに鍛錬不足の賜物です。
最近は髪を洗ったときの抜ける量がかなりのものなので、ひそかに心配しています。10年前はこんなことは意識しませんでした。
 
④⑤⑥⑦は相互に関連しています。
いろいろなご縁に恵まれて今の仕事をすることになり、それに伴い首都圏を離れ、メインの居住地が地方都市となりました(首都圏の実家も維持していて月一くらいで短期間、戻っています)。
通勤手段は満員のJRから、マイカー通勤となり、毎日ハンドルを握る生活となりました。年間走行距離は15,000kmほどとなり、首都圏でサンデードライバーをやっていたときの3~4倍です。
車は前輪駆動から、居住地の環境に合わせて四輪駆動となり、人生で初めてスタッドレスタイヤを履き、都心でゴムチェーンをノーマルタイヤに巻いて走ったことしかない私にとって、雪道でのその威力に驚かされました。
 
⑧は、近年特にそうなのですが、youtubeやブログをはじめ、パソコンやスマホと向き合う時間が長くなり、読書の時間がなかなかとれなくなってしまいました。そういえば自己啓発本の類は、ほとんど読まなくなりました。
その代わりといいますか、始めたのが⑨のブログです。そしてその延長にあるkindle本の発刊です。10年前には自分でも想像していませんでした。
 
 ★    ★    ★
こうしてはてなのお題になったからこそ、自分で10年前をあらためて見つめ直し、現在との違いを検証する機会となりました。思ったり考えたりするだけでなく、少数とはいえ、誰かに読んでいただくという緊張感もある中で、ブログに書くというアウトプット作業をすることで、いろいろ整理できました。
 
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。