50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」③ケーブルの選び方とコネクター接続

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更新の間隔があいてしまいましたが、前回の続きです。

前回のブログでアンテナケーブルの剥き方についてバウムクーヘンになぞらえて書きましたが、わかりにくかったかも知れませんので、あらためて写真で説明します。

アンテナケーブル「だけ」を買いますと、ケーブルが巻かれた状態のものが送られてきますので、配線する長さに切ったうえで、両端を加工しないとテレビのアンテナ端子には接続できません。

 

ケーブルの加工は以下の写真のようにするのがお手本です。

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実際のパッケージに書かれている文字はとても小さく、人生のベテランの域に達している(達しつつある?)私としては、作業中には参照できないので自分でメモを作りました。下の写真です。

注)下の写真における私の手書きメモサイズが上の写真と異なるのは、コネクターによって露出させる長さの指示が異なるためで、下記のメモは上記写真のコネクタのものではなく、別のコネクタの指示を写し取ったものです。このことは後述します。

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そして実際に作業したのは下の写真となります。

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ピンぼけで申し訳ないのですが、そんなに綺麗に加工できたわけではありません。特に2層目のアミアミの部分を露出させたあと、ひっくり返してケーブルに巻き付ける作業は、商品パッケージの裏面の説明図のようにキレイにはいきません。

自分でいうのもなんですが、それなりにこうしたことは器用なほうだと思っていたのですが、このアミアミの処理は網模様が均等になる、などということは夢のまた夢のようです。

とどのつまり、映ればよいのですから、これで電波がながれるだろう、と開き直ってこの程度で「よし」としました。

 

そもそもなぜ加工が必要か?

これはひとえにケーブルだけを買ったからです。

では、「ケーブルだけ」ではない買い方があるのか、というとあるのです。

それは一定の長さに決められていますが、最初から両端にコネクタがついたものが販売されています。たとえば、以下のような形で・・・。

 

ではなぜケーブルだけを買ったのか?

①可能であれば、BSアンテナからのケーブルをエアコンのダクトカバーの中に入れ(現在の住まいはエアコンから室外機へのホース等がむき出しでなく、ダクトカバーに収められている)、ケーブルを目立たせずに室内に引き込むため

 

これをやるためには最初からコネクタがついているとダクトカバーの中を通りにくいし、建物の壁にエアコンのホース類を通すためにあけてある穴にも通しにくくいなってしまうのです。

実際の作業としては、外からというより、まず、室内から上記の壁の穴(エアコンからのホース類が通っており、ホース類と穴の内径の隙間は、パテで埋められている)に、アンテナケーブルを突っ込み、建物外側のダクトカバー内をうまく通るか、を確認する作業となります。

 

結論としては5Cという太いケーブルを選択したこもあり、無理でした。もっと細くても難しかったかもしれません。というのも、室内側からパテをはがして、”穴”を剥き出しにし、ホース類の隙間から長い針金を突っ込んでみました。

車での電装系の作業では、「配線通し」というものを使いますが、それの自作版、長い版を使って、ダクトカバーの中を通るか試したのです。この段階で無理でした。半分くらいのところで、つっかえてしまったのです。

本当なら、建物外側のカバーを一度、外して、そこにケーブルを通してから、カバーを装着すればいいのですが、どうも建物の外装をやり直した際に、カバーの上から塗料を吹き付けてあり、ネジの頭にも塗料が塗布されていて外壁と一体となっていました。

借家ですのでこれ以上は、と思い、ダクトカバーの中を通すことはあきらめました。

 

②選択肢を増やすため。

上記の①がダメだった場合、室外から室内へは別の方法でアンテナを引き込まなくてなりません。そのために利用したのが以下のような商品です。

 

この時点でアンテナから隙間用ケーブルまでで一度、切断し、さらに隙間用ケーブルから室内のテレビの端子までケーブルを這わせなくてはなりません。

特に室外のアンテナから隙間用ケーブルまでの配線の長さは、やってみないとわからないところがあり、端子をつける手間はわかっていたのですが、発注する手間や、届くまでの時間が惜しいので自ら加工するほうを選びました。

 

③経済的だったため

ご推察のとおり、最初から端子がついている商品を複数、購入するのに比べ、コネクタを仕入れたとしても、巻かれているケーブルを、フィットするように、それこそセンチ単位で切って自分で加工したほうが安くつくからです。

 

ケーブルの太さについて

調べた限りにおいて、少なくても室外は「5C」の太いケーブルのほうが良いようでした。Amazonでは10mでひと巻きとなっていたので、室内を別の太さにすることは不経済であり、「大は小を兼ねる」のポリシーで、室内も太い5Cを使いました。室内は4Cよりもさらに細いケーブルもあるようですが、買ったケーブルを余らすのはもったいないのと、衛星放送にはあまり細いケーブルは推奨されていないようなので(私の適当な調査の結果ですので、自己責任で調べてくださいね)、5Cを使いました。

太いとカーブさせるときの半径が大きくなることなので若干、扱いにくくはなりますが、画質を安定させることを優先したので、この判断に至りました。

 

次回は実際にテレビに配線したあと、受信するための角度合わせについてです。アプリが役立つか、などにも触れます。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。