50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

DIYシリーズ「BSアンテナの取り付け」②BSアンテナの大きさとケーブルの加工

f:id:downsizer:20211124215338j:plain

 

今日はアンテナの大きさについて書きます。

45cmと50cmと2種類があります。ほかにもあるようですが、一般的に素人が自分で設置する場合、事実上、この2種類からの選択となります。入手のしやすさや価格面から、自ずとそうなると思います。

45cmアンテナは、「セット」として売られているものの中にはアンテナケーブルやベランダへの取り付け金具も同梱されているものもあります。私もAmazonでそれを見たものですから、すべてのアンテナはこんな風に、必要なものが同梱されているのだろうと勝手に思い込んでしまいました。

 

アンテナはAmazonの購入者コメントなどから、より受信しやすいであろう50cmを選びました。ブースターなるものは、設置してみて映りが芳しくないようでしたら、追加で買おうと考えました。そして50cmアンテナが配送されてきました。

 

開けてびっくりとはこのことです。どう見てもケーブルも取り付け金具も、入っていません。説明書を見ると「別売りのベランダ用設置金具等を使って取り付けてください」と書いてあるではありませんか。これで確定です(まあ、開封してモノがないのですから説明書を見るまでもないのですが)。必要なものは、これからあらためてそろえなくてはなりません。

 

50cmのアンテナを選んだことに悔いはないのですが、アンテナのベランダの手すりへの取り付け金具はネットでは探せませんでした。そこで地域の異なる二つの大手家電店に電話をして、そうしたものを取り扱っているか否かを聞いてみました。幸い、一つの家電店では扱っているとのことなので、車を飛ばして売り場に向かいました。

 

45cm用と50cm用の取り付け金具は違う ということを学びました。このあたりのことは、意外とほかのサイトでは書かれていないようです。DIYの場合は、こうした情報も大切です。45cm用の取り付け金具のほうが入手しやすく、複数種類がありました。一方、50cm用は、取り付け金具自体のパイプが太く、頑丈で、その分、重たいです。

とりあえず、その重くて頑丈そうな50cm用取り付け金具を入手した次第です。

 

次にアンテナの同軸ケーブルを入手しなくてはなりません。

①あらかじめコネクターがついているケーブルを買う

②巻いてあるケーブルを買って、任意の長さに切り、両端は自分で加工してコネクターを取り付ける

①は手軽です。しかし、コスト高になることと、我が家にあった長さのケーブルがすぐに入手できるか、といったデメリットがあります。

②はコストも抑えられますが、圧倒的に手間がかかります。一番、手間がかかるのは、同軸ケーブルの両端の加工です。

 

私は車の配線などのDIYはこれまで経験があります。アンテナケーブルはちょっと勝手が違います。たとえが極端ですが、3層のバウムクーヘンだと思ってください。ケーブルを切断したときは、バウムクーヘンを上から包丁でスパッと切った状態で、3層がきれいに見えます。

次に一番中心にある1層目だけが一定の長さに残るよう、2層目と3層目を同じ長さに包丁をいれ、その一定の長さ分を切除します。1層目だけが飛び出している状態です。

次に、今度は2層目が一定の長さ分、露出するように3層目だけに包丁を入れ、切除します。

ここまでの作業により、横から見ると、3段階の高さになるわけです。これをバウムクーヘンよりはるかに細いアンテナケーブルでやるわけですから、結構、細かい作業になります。

 

車のケーブルは、電工ペンチを使って、ケーブルの太さに合わせた凹みにケーブルを入れれば、被膜を簡単に剥くことができます。

しかし、アンテナケーブルはそのような専用の工具はありません(たぶん、ないのでは、と)。すごく地道にカッターナイフで、鉛筆を削るように慎重に被膜を削っていくことになります。

この作業をやらないと、コネクターにケーブルを接続することはできません。

次回はケーブルの太さの選択と合わせて、コネクターとケーブルの接続について書いていきます。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。