50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

本線にいるクルマは譲ってあげてね(高速道路での合流)

UnsplashのDenys Nevozhaiが撮影した写真

GWはいかがでしたでしょうか。

今日は実家のある首都圏から、いつもの生活圏である地方都市に高速で戻ってきました。途中のSA(サービスエリア)はコロナ前よりも混雑していて、駐車スペースを探すにも苦労しました。誘導の方は出ていたのですが、「奥に進め」という感じで赤色の棒を振っているのですが、最後の最後で見つけたからよいものの、危うくSAから出されてしまいそうな勢いでした。

 

まあ、それはよいとして・・・・・・。

 

「わ」や「れ」ナンバーもたくさん走っているし、サンデードライバーの方も多数、というか、そちらの割合が高そうな感じでした。

私自身がSAからでてくる合流でひやりとしたのと、別の場面で私は追い越し車線を走行していたのですが、走行車線のクルマとSAから本線に合流してくるクルマの息が合わず、危ない場面を目撃しました。相撲の立ち合いが合わないような感じでしょうか。

 

今回は図解にしてみました。

言いたいことは伝わりますでしょうか。

走行車線を走っているクルマのほうが速度は速くなります。SAから出てきて合流車線を走ってくるクルマは、今日のような混雑している状況ですと、前にも走行しているクルマがいて、思うにように速度は上がりません。

私自身が体験したのもそうですし、目撃したのも同じシーンなのですが、走行車線のクルマが上の図のように合流しようとするクルマの真横に並んでしまうのです。

 

上の図でいえば赤車の方は、空いていれば右車線に移っていただきたいのですが(実際に空いていたのですが)、そうはされずに走行車線に居座っていたのです。減速して、合流しようとするクルマをいれてくれるでもなく、加速して後方にスペースを作ってくれるわけでもなく、最悪の選択である並走を選ばれたのです。

こうなると、こちらがブレーキを踏んで上の図の赤車の直後にピタリとつけるような感じで合流するしかありませんでした。このとき、上の図のように黄車が実際にいましたので、どちらにしても本線上で合流するスペースはそれほどありませんでした。

幸い、後続の黄車の方は減速して車間距離をとってくれたので、さほど危ない局面にはならずに済みました。

 

SAなどから本線に合流する側のクルマは、走行車線の状況を確認できるのは合流間際で、サイドミラーを使って確認するしかありません。

これに対し、走行車線を走行しているクルマは、早くから本線に合流してくるクルマを視認できるわけです。

車線変更が苦手なのかも知れません。面倒なのかも知れません。

しかしお互いのリスク回避のために、本線に合流してくるクルマを見つけたら、右車線に移るか、それが無理なら、減速してスペースをつくり、安全に合流させてあげようではありませんか。