50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

「何もしないと低下するのが運転技術とフォロワー数」(引用)~今、注目の自動車学校とは?

「何もしないと低下するのが運転技術とフォロワー数」。

面白いキャッチコピーですよね。

これは今、話題の栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校によるSNSの投稿です。

ツイッターで検索すればすぐにヒットしますが、アカウントは@KarasuyamaDSです。

 

この自動車学校の投稿は、ネットでも話題になってきました。

動画でも「最高にダメな右折」は約3万もの「いいね!」を集め、再生回数は下記の記事時点で221万回、その後も伸び続けています。

この記事はヤフーニュースでも紹介されました。

 

hint-pot.jp

youtubeは下記です。

www.youtube.com

 

教習所では「こうしましょう」は教えるけれど、「こうしないと、どうなるか」までは机上で教えても実技で見せることはままなりませんよね。

この烏山教習所では、その「どうなるか」を所内のコースを公道に見立てて再現しています。映像で見せられるので頭で想像する必要がなく、誰にでもとてもわかりやすいと思います。

本ブログが推進する相手に依存せず、自分でできるかぎりの危険を回避する”防衛運転”のテクをさらに向上するためにも、とても役立つツイッター投稿であり、動画であります。

 

高齢者、初心者にこそ見てほしい

正直なところ、私の居住している地域の教習所では「何を教えているんだ」というくらいテキトーな運転だらけです。いや、教習所ではキチンと教えていても、若葉マークをつけて公道に出てみると、まわりがでたらめな運転だらけなので、自ずとそれに引っ張られるのでしょう(例:左折時信号待ちでも信号が変わるまでウインカーを出さない、車線変更のときはウインカーは出さない、坂道でも下りの車が突っ込んでくる、後続車にブレーキをふませるタイミングで脇道やコンビニから出てくる、・・・など枚挙にいとまがない)。

 

首都圏以上に高齢化率も高く、また免許が必需品の地域ですので、毎年、高齢ドライバーは増え続け、初心者も一定数は排出される地域です。秋の交通安全運転の重点テーマも高齢者(ドライバーとしても歩行者としても)となっています。

こうした方々にこそ、ぜひ同自動車学校のツイッターをフォローしてほしいし、動画も見てほしいところですが、高齢者には難しいでしょう。

75歳以上で違反歴がある高齢ドライバーには免許更新時に実技が取り入られましたが、65歳以上の更新時にはせめて「レーンの中央を走れるか」だけの実技でもいいので実施してほしいと思います。実践で観察していると直線走行時にレーンの中央を走れず、どちらかに寄っている人は、ほかの局面でも危ない運転となる確率が高いように思います。

 

思わぬヒントも

初めてその車に乗ったとき、運転席に座っただけで、その車の給油口が、右か左かわかるーーということを、烏山自動車学校の最近のツイッターの投稿で初めて知りました。

メーター内にヒントがあるのです。最近の投稿ですのでぜひ、同自動車学校のツイッターをのぞいてみてください。

 

片手運転について

かつてのこの自動車学校の投稿で「片手運転」について取り上げられました。「自分もやっていたがやめようと思った」というコメントがあるように、結構、片手運転をしている人は多いと思います。

かくゆう私自身も全く片手運転はしたことがないかというと、高速道路の直線区間で前後左右に車がいないときは、そうなりがちです。しかしオートクルーズとレーンキープのスイッチをオンにしていると「ハンドルを握れ」と警報がでるので、実際には数秒程度なのですが・・・。

 

朝の通勤時、ふと左右の車を見てみますと、サンドイッチやおにぎりをかじりながら、ステアリングを握っている方を必ず目撃します。なにかあったとき、食べ物を落とさない限り、両手でハンドル操作をすることがはできません。

夏の暑いとき、アイスキャンデーを食べながら運転している人と8月だけで2回、遭遇しました。うち1回は、相手は鋭角に左折しなくてはならず、私は入ってくる側の道路で停止線のところで信号が変わるのを待っていました。

しかし相手は左手にアイスキャンデーを持っている片手運転なので、鋭角に曲がるためのハンドル操作が思うようになりません。危うくぶつけられるところでした。私はさらに左によって(フェンスにぶつかるギリギリ)曲がらせてやらなくてはなりませんでした。

完全に運転を舐めきっています。

 

   *   *   *

 

ともかく運転について、烏山自動車学校のように、影響力・発信力があるところが、こうした啓蒙活動をしてくれることは、大変ありがたいことです。ビューが伸びればネット上で話題になり、多くの人の目が触れます。

こうした公認自動車学校だけではなく、最近ではペーパードライバー講習を出張で請け負う事業者もあるようです。こうしたところも、同じように「ペーパードライバーあるある」などを発信してくれるとよいなと思いますし、各地方の警察も十年一日の標語を掲げているだけではなく、各地域の実情にあった情報、例えばその地域でよく起きる事故パターンなどをツイッターや動画で発信してくれればよいなと思います。

 

<追記>

このブログをご覧になっている皆さま、この2ヶ月間、全く記事を投稿できませんでした。それでもこの弱小ブログに毎日数十のビューが続いていること自体が、大変ありがたく思っています。Google検索からいらしていただいた方が多いようで、過去記事をご覧になっていただいているようです。またkindle本のほうもUnlimitedによって毎月数百ページも読んでいただいていることは光栄なことです。

末筆ながら感謝の気持ちをお伝えしたく、追記しました。ありがとうございました。