ディーラーの選び方
1)ディーラーの選び方
最近では車種ごとの専売制度が薄れ、トヨタに代表されるようにどのディーラーでもそのメーカーの車であれば販売できるようになってきました。ここでは試乗は済ませ、いよいよ購入する段階になったときのディーラー選びについてお話します。もちろん、試乗したお店でも見積もりはもらうのですが、一つお勧めしたいのは、お店の場所が他店に比べてそれほど良い立地でない店舗や、店の建物が少し古かったり、展示車両が少なめの店舗にも出向いて見積もりをもらってみることです。
どうしても店の外観で判断しがちな部分もありますので、建物が新しい、きれいな店舗を選びがちですが、えてしてこうした店舗では値引きが渋かったりします。反対に少し古めの店舗は営業の方にもよりますが、結構、頑張ってくれたりします。
※試乗を含めディーラーに出向くときは事前に電話して来店予約をとるようにしましょう。
2)営業の方との相性
私自身が重視したのがこれでした。人対人ですので、少し商談してみると「合う、合わない」は結構、判断がつくかと思います。その当時は経済的事情もあって純正ナビはとても付けることができなかったのですが、私が訪れた店舗はたまたま上級タイプの純正ナビの大幅な割引キャンペーンをやっていて、営業の方はそれを前面に打ち出し、こちらの要望については聞く耳がない感じでした。これ以上、お話していてもお互いに時間の無駄になってしまうのでお店を後にしました。
なんとなく相性が合う方とですと商談も順調に進むようです。少し面倒ですが、これも出会いですので、「この営業の方から買いたい」と思えるまでお店をまわってみましょう。最初に試乗を申し込んだ店舗でこうした出会いがあるなら、そこを中心にもう1店舗くらいをまわるくらいでよいかと思います。
3)効率よく商談を進めるために
前の「試乗」のブログでも触れましたが、事前にどれだけ情報を仕入れてからディーラーに出向くかで商談時間は大きく変わります。単に車種名だけを言って、「○○(車名)に興味があるのですが・・・」というところからスタートすると、相手はグレードごとの装備の違いや、ガソリンとハイブリッド等との違いなどを丁寧に説明してくることでしょう。商談にはテンポも大切だと思いますので、試乗(事前に予約しておく)が終わったら、疑問点のみ尋ねるようにして、見積書作成に入ったほうが双方にとって効率的かと思います。それにディーラーからすれば購入意欲が高いお客と思ってくれますから、出し惜しみせずに下取り車の金額や値引きの欄に数字を入れてくれることでしょう
また最近はセットオプションが増えてきているので「ヒートシーターだけつけたのだけれど・・・」と思ってもそうはいかず、いろいろなものがセットでオプション設定されている車種も増えています。日産の新型ノートなどもそうです。確かに装備も充実しますが総額も上がってしまいます。
このように複雑になってきていますので、あらかじめ自分がほしいものをネット等で調べてリストアップし、「見積もりにはこれこれを入れてください」というと時間短縮につながります。