50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴30年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるための車情報や、ライフスタイル情報をさまざまな手段で収集し、まとめていきたいと思います。

試乗のポイント その2

 

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写真はPublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

前回記事の続きです。試乗についての「その2」、いよいよ実際に運転席に座って公道を走るときのチェックポイントです。

1)自ずと限界がある

これを言っては身も蓋もないのですが、時間にして30分程度の試乗では、その車の乗り心地や運転のしやすさなどをチェックするには限界があります。それだけに事前に情報を仕入れておいて、チェックの優先順位を決めておくとよいでしょう。

例えば運転席からの視界がいい、とされているならそれを実感できるのか、ハイブリッド車回生ブレーキがよく効くというなら、それを試してみるなどです。

加速感を味わいたいなどと思っても、ディーラーが店を構えるような立地では、ほかの車が前後にいますので、前の車と車間をあけて加速を試す、などということは現実的ではありません。ディーラーでの最初の試乗では、

①座り心地やシフトレバー操作などを含めた運転席まわりの快適性

②ブレーキ、アクセルの踏みやすさ

③ブレーキの効き方のクセ

④ハンドルをきったときの回頭性

⑤車内の静粛性

⑥後席の乗り心地

ーーあたりをチェックするのが現実的と思われます。

①は、その必要がなくてもシフトチェンジをしてみて、エンジンブレーキの効きや、シフトの操作性を確認してみましょう。

②は、今、乗っている愛車とのフィーリングの違いの有無と、違いがあったとしても気にならないレベルかを確認します。

③はメーカーが違えば、おそらく違うかと思います。注意しなくてはならないのは、例えばライズは、トヨタ車であってもダイハツOEMなので、ブレーキの効き方はやはりトヨタのそれと違うように思います(それでもダイハツの軽自動車のブレーキよりもライズのほうがトヨタのコンパクトクラスのブレーキに近い感じはしましたが)

④は主にハンドルの遊びというか、イメージ通りに車が向きを変えてくれるかをチェックします

⑤これもあえてギアダウンして強めにアクセルを踏んだときのエンジン音や、風切り音(そこまでスピードは出せないと思いますが)を確認します

⑥自分以外の家族を乗せる場合は、可能な限り試乗にも付き合ってもらいましょう。運転席の乗り心地と後席では違う感じ方となる場合があります。いわゆる足まわりの硬さ、柔らかさや、段差を乗り越えたときの収束性などを体感してもらったほうがよいと思います

 

2)複数回の試乗で確認

車の購入を考えるときは一つのディーラーだけで決めてしまうということはないでしょう。同じメーカーであっても同じ地域に経営の異なるディーラーはあるかと思います。

そこで最初に試乗した店とは経営が異なる他店に赴いて、試乗してみましょう。このときはグレードにあまりこだわらなくてもガソリンかハイブリッドか、ガソリンの場合は自然吸気かターボか、2駆か4駆かだけは希望グレードのものと揃えておけばよいかと思います。揃うに越したことはないのですが、外装色や内装色はいったん、棚上げしておきます。

そして1回目の試乗では確認しきれなかった部分をチェックしてみましょう。試乗が終わったらもちろん、見積もりももらいます。この2回めの試乗では、最初の試乗に比べて余裕があるはずですから、助手席に乗っているディーラーの営業の方に疑問の思ったことや感想などをお話ししてみましょう。

また2回めの試乗では1回めのときと試乗の時間帯を変えてみることもお勧めします。最初が日中であれば、2回めは暗くなった時間帯にあえて試乗し、ライトの明るさや、運転席まわりの計器類の見やすさ、室内照明や荷室の証明などを確認することができるからです。

 

3)高速道路の走行を試したい場合

これはディーラーの試乗の範疇を超えますので、現実的には車種指定ができるレンタカーを借りることになります。グレードまでは希望のとおりといかないのですが、この場合もガソリンかハイブリッドか、2駆か4駆かだけでも揃えたいところですが、やはり限界がありますので、優先順位を決めて借りることになります。

注意点としては価格的にガソリン車だなと思っていても、ここでハイブリッドや電気自動車に乗ってしまうと、ガソリンに比べてこちらのほうが加速感や静粛性が優れていると感じることでしょう。ですのでガソリン車を候補としている場合、できるだけガソリン車を借りたほうが無難かと思います(予算に余裕があれば別ですが・・・)。

また高速を走らなくても、ディーラーでの試乗のときよりも、広い駐車場にとめて、いろいろ計器類を操作してみたり、サスペンションやブレーキの効き、長時間乗ったときのシートの乗り心地(腰が痛くなるか、など)が試せます。またディーラーの試乗では、バックで駐車場に入れるということは多分ないのですが、レンタカーであれば駐車場に止めるときの後方視界やミラーの見え方も確認することができます。ドアの閉まる音や、後席の乗降なども複数回、行うことができるので、ここまでやれば試乗としては完璧です。