サントリー「白州12年」を発売、買うべきか買わざるべきか・・・
1月のはじめに「ウイスキー出荷制限解除」という記事を書きました。
carselection2021.hatenablog.com
そして、その第一弾としてサントリーから「白州12年」が3月末に数量限定で発売されるというのです。
値段は8,500円。高いのか安いのか・・・。買うべきか、そうでないのか。
それとも、そもそも数量限定だから買えないのかな?
でも販売数量は書いてないし・・・と思案中です。
買えたら飲まずにとっておけばプレミアムがつくかな、などとすぐに考えてしまいます。
近所のお酒のスーパー的なところで見てみると、「12年」のように年数表記があるウイスキーはガラスケースの中に入れられて施錠されていました。
「自分には関係ない」と思った瞬間、覚えていたはずの銘柄も値段もとんでしまいました。しかし2万とか3万とか、あるいはそれ以上のお値段がついていたように思います。
なぜ「白州」というのか?
ウイスキーってカタカナの名前が多いのですが、なぜ漢字2文字なのか。
ご存じの方も多いのかもしれませんが、これまでは気にとめませんでした。
「当社は、山崎蒸溜所に次ぐウイスキー生産拠点として、南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもと、広大な自然に囲まれた場所で1973年に白州蒸溜所を開設しました」(サントリーグループ企業情報サイトから引用)。
なるほど、蒸留所のお名前だったわけですね。
そしてここに「山崎」も出てきました。これもウイスキーの名前ですね。
どちらも蒸留所ですが、白州蒸留所と同じ場所で「南アルプスの天然水」もつくっています。山崎蒸留所がある拠点では、ウイスキーだけのようです。
シングルモルトってなんだ?
よく、ラベルに「シングルモルト」という表示がありますよね。
「ふむふむ、シングルモルトか、ならば美味しいのかの~」という、もっぱら語感の響きだけで意味をしらずに勝手においしいのだろうと決めておりました。
この際、無知を知らしめるようでお恥ずかしいのですが「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損」と申しますので(まあ、そんな大袈裟な話ではないのですが)、調べてみました。
これも同社のHPから引用させていただくと、
「大麦麦芽のみを使用したウイスキーを『モルトウイスキー』と呼ぶ。そして『シングル』が意味するものは単一の蒸溜所でつくられたウイスキーをボトリングしたものだ。つまり、一つの蒸溜所でつくられた『モルトウイスキー』だけを瓶詰めしたものが『シングルモルトウイスキー」という」
のだそうです。
ゆえに蒸留所がある地域の水や温度や気候などが、樽詰めされた原酒を熟成させていく、すなわち蒸留所ごとにオリジナルなウイスキーが出来上がっていくことになります。
ですので「シングルモルト」でないものは、複数の蒸留所のモルトウイスキーがブレンドされていたり、トウモロコシやライ麦、小麦などを原料とするグレーンウイスキー、それらをブレンドしたブレンデッドウイスキーなどがあるようです。
う~ん、グレーンウイスキーって、どんな銘柄があるのかな、と思って調べると、サントリーの「知多」がそうだとのことです。これは知っています。
ほかにもあるようですが、調べてみても、あまりお馴染みの銘柄ではありませんでした。
普通の「白州」を飲んでみた
不思議なもので知識を詰め込んで飲むと、謳い文句のようにフルーティーな、さわやかな味に感じられ(これがその気になる、ということなのでしょうが)、とっても美味しかったです。
一杯の水割りが人生を豊かにするように感じました(実をいうと、その前に結構、ビールやら日本酒やらを飲んでおり、飲む前から豊かになっていたかもしれません)。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。