副業の時代?~加速する副業認可
コロナの影響は企業業績にも深刻な影響を及ぼしています。
そのためか、大手企業でも相次いで副業を解禁しています。
1月21日の日経では、IHI(私などは石川島播磨重工業と言われたほうがピンときますが、今はIHIが正式社名です)が部署、役職、勤続年数などに関係なく、週所定労働時間の半分、20時間を同社で働くことを条件に約8000人の社員に副業を解禁したそうです。
ノーワークノーペイ
ただ同社で働く時間に応じて、まあ当然ですが、給料や手当は調整されるそうです。
会社としては人件費の圧縮につながりますし、社員が新たな経験や人脈を築いてくれて、それを本業に反映してくれれば、という願いがあります。
日経の調査によると約3割の企業が副業を認めているそうです。
キリンホールディングスや東京海上日動火災、三菱地所、また21日の記事では三井化学も1月から解禁とのこと。
このブログでも触れましたが、みずほフィナンシャルグループでも解禁しました。
下記の記事です↓
そうした企業の皆さんはどのような副業をされるのでしょうか。
その会社で働かない分、賃金は減るでしょうから、収入を維持していくためには、副業といえどもそれなりに稼ぐことが必要になるでしょう。
こうした状況でもニーズが高い産業では、人材を募集しているでしょう。
しかしそれは腰掛的に仕事をしてくれればいい、となるかどうかです。
またみずほFGのように、条件がそれなりに厳しいと、副業をやろうとしても、そう簡単ではないことでしょう。
副業は一つは古い?
今週火曜の日経では、「「副業は1つ」はもう古い」という記事がありました。
そこで紹介されていた方は地方在住なのですが、財務やSNS活用コンサルティング15万、集落支援員報酬17万、動画ディレクター10万、草刈り1万、さらに不定期ながらヒジキ漁や講演などでも収入を得ているようです。
マルチジョブワーカー(私が勝手につけました)ですね!
こうした例は極端だとしても、やはりネットを使ったビジネスへの進出でしょうか。
私は車が好きなので、youtubeにあげるために動画撮影して、編集してみようかと思ったことがありました(過去形です)。
去年の春ごろは企業系をのぞいて、車のyoutubeをあげている方のレベルは「このくらいで、このくらいの視聴があるのね~」などと軽く考えていました。
しかし・・・。
いつしか季節が秋から冬に移っていくころ、どのyoutubeも格段の進歩を遂げていることに目を見張りました。
撮影テクも編集も効果音も、ナレーションも、説明文の入れ方やサムネイルの作り方まで、「これはとても無理」と潔くあきらめがつくレベルに達しておりました。
春頃には、私と同じようなオジサンがたいした編集もなく、ひとりごとのようなナレで動画を作ってyoutubeにアップしていましたが、今やそうした素人っぽさがにじみ出るような動画は淘汰されてしまったようです。
みなさん、本気度がすごい!
たしかにyoutubeで「簡単に動画がつくれる」的なものはアップされていますが、どうしても道具にお金がかかりますし、なんといっても動画編集は本当に大変だということを身をもって感じました。実際にやってみたわけです。
とても副業どころではありません。「業」にはならないです。
それにそんな時間とエネルギーをかけると本業に支障がでます。
だからといって本業だけにすがっていいか、となると、今の本業もいつどうなるかわかりません。何せ年齢が相対的に上のほうですから、業績によっては処遇が下がったり、継続が難しい状況にならないとは限りません。
いまできることは、頭がボケないように、こうして誰かに見てもらっているかもしれない文章を書き連ねていくことなのだと思っています。
こういうところに「書く」という意識をもつと、新聞やニュースなどをみていても、感度があがっていくように感じます。
白状いたしますと、もともとブログを始めるきっかけは樺沢さんが書かれたベストセラー『アウトプット大全』に刺激されたのがきっかけです。
【今日の英会話】
(NHKラジオ英会話レッスン188から)
私たちは明らかに意見を異にしていますね。
では意見の不一致を認めておくにとどめましょう。
We're obviously not on the same wavelength, so let's just agree to disagree.
agree to disagree.は面白い表現ですね。
wavelengthという単語は初めてです。
「波長」や個人の考え方という意味だそうです。
日本語でも「波長が合わない」というので英語でも同じなんだな、と妙に感心しました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。