50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

ウイスキー出荷制限解除というお話

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サントリーオールドとウイスキーフロート

今日はウイスキーの出荷が増えるというお話と、それに絡めた学生時代の随想です。

 

サントリーホールディングスは、2010年から続けてきたウイスキーの大半の商品を対象とした出荷制限を11年ぶりに緩和する方針を決めたそうです。ハイボールブームで原酒の生産が追いつかないことから出荷量の制限をかけていました。

なぜこのようなことになってしまったかと言うと、バブル崩壊後の贈答用需要の減少や焼酎、ワインといった他の種類のお酒に嗜好が多様化がしていたこともあって需要が落ち込んだからです。

ピーク時と言うのは1983年の約380,000キロリットルだったそうですが、これが2008年にはその20%程度にまで落ち込んだといいます。これだけ激減しますと、生産設備を縮小せざるをえません。しかしなんとも皮肉なことにこの2008年にハイボールによる販売促進を仕掛けたところ、大変なブームとなったわけです。

ウイスキーはお好きでしょ」でも、急に増産できない

ブームだから生産をふやしましょう、といってもそうはいきません。ウイスキーは長い熟成を重ねた原酒をブレンドすることから、短期間に生産量を増やすことが難しいお酒です。ハイボールブームによって原酒が不足したのですが、安定供給がおぼつかなくなったことから2010年以降は出荷を抑制してきました。出荷量を抑えただけではなく、「白州12年」や、「響17年」といったウイスキーは2018年から販売を休止していました。ニッカウヰスキーも、「竹鶴」の年代物の販売を終了しました。


しかし出荷制限を11年間にわたって続けたことでその間に原酒の在庫が増えました。また2016年以降に原酒の生産設備や貯蔵庫増強したため、今年から出荷制限を緩和することが可能になったといいます。

 

宅飲みがウイスキー需要を押し上げた

サントリーによりますと新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出自粛もあって、家でウイスキーを飲む人が増え、2020年の家庭向けの売り上げは前年比で10%ほど増えたそうです。今後は若い世代に人気のある350ミリリットル入りのハーフサイズの品揃えも拡充していくそうです。


同様に出荷を制限していたニッカウヰスキーも製造能力を増強し、2019年から2021年にかけて約65億円の投資をする計画を進めています。

 

ウイスキーの思い出

ビール以外で、私が初めて飲んだお酒はウイスキーでした。今から40年位前のことです。大学近くのパブが大学の新聞部が作る新聞に広告を出していて、そこに掲載されているクーポンを持っていくと、サントリーオールド(だるまと呼ばれていました)をキープできたのです。何らかの条件はあったかと思いますが、仲間と行くときにはボトルキープしてあるオールドを飲んでいました。


月日が経って今はといいますと、お店でもスーパーなどのお酒の店でも、オールドを見かける事は少なくなったのだと思います。今は、地域限定のウイスキーを、お湯割りにして飲んでいます。

夏はハイボールにして飲むこともありますし、コークハイにして飲むこともありますけれども、お湯割りにしますと、そのウイスキーの香りや味わいが水割りの時よりもよくわかるような気がしています。

この記事をかくために

サントリーのHPを見てみました。

ウイスキーフロート」という飲み方が紹介されています。

見た目がきれいですね。詳しくはこちらのページをご参照ください。

6種類の飲み方が紹介されています。

 

www.suntory.co.jp

 

琥珀色のウイスキーを飲みながらときにはそのボトルのラベルをしげしげと見たりしながら、ゆったりと時を過ごすのが、仕事から帰ってきた家での過ごし方の、ささやかな楽しみとなっています。

 

たわいもない戯言にお付き合いいただき、ありがとうございました。