50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

車のDIY~フロントカメラの取り付け(準備編その1)

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Amazonから製品到着

その後、無事に発注したカメラ・モニターセットが届きました。

梱包も立派で、説明書もカラーで冊子スタイルになっていました。多少、怪しいところはあるものの、翻訳ソフト以上の日本語になっていました。

また「大活動」(おそらくキャンペーンといいたかったのだと思いますが)と題したチラシが入っていて、到着後24時間以内に注文番号などを書いて所定のアドレスにメールをすると、詳しい案内が届くというもの。

FMトランスリミッターや2口シガーコンセント、Amazonギフト券(800円分)などがプレゼントされるようです。

その詳しい案内というのは、おそらく高評価のコメントを書いてくれれば、というものかと推察します。

 

私はというとその期限は過ぎてしまったし、むやみにメルアドをお知らせするのもな、と考え、特にエントリーしませんでした。

 

まずやったことは、とりあえず配線をつないで、車に持っていって正常に作動するかをテストしたことでした。幸い、無事に映像信号もきていて、モニターも普通に映りました。テストレベルでしたが、水平方向の視野角は170度はあるかなという印象でしたし、モニターで確認した映像もそれなりでした。そこそこは期待通りの製品だなと感じました。

 

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この画像がなんだかわかった方は車のDIYにお詳しい方とお見受けいたします。

 

手強かった圧着接続端子

これは圧着接続端子というものです。なんでこんなものが必要になったかと申しますと、製品に付属していた電源ケーブルの長さがフロントカメラの設置予定場所から室内モニターや、電源までの引き回そうとすると不足するため、同じような太さ(0.5sq)のダブルケーブル(赤と黒のケーブルがくっついているもの)を買ってきて、これをオリジナルのケーブルに接続して延長するわけです。購入前に付属しているカーブルの長さが明確ではなかったため、この程度の作業は生じるだろうなと想定していました。

ですのでケーブルや端子を扱っている初心者向け動画をみて、この日に備えていたわけなのです。

ケーブル同士を接続するにはギボシと言われるものや、コネクタと言われるものなどがあります。しかし、最もスペースを取らずに、あたかも1本のケーブルかのようにスマートに接続できるのが圧着接続端子でした。

 

動画で見る限り、失敗のしようがないように思いました。もちろん、前回ご報告したように、電工ペンチも手元に用意していますし・・・。

よくよく考えれば、作業に失敗した動画なんて、そうはあがっているわけはなく、いとも簡単にケーブル同士を接続できると楽観するに十分なものでした。

 

電工ペンチの扱いがぎこちない

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以前に電工ペンチを手にしたのは30年くらい前でした。その時と何が違ったか?

いや、道具でなく私のほうですが・・・。

「小さな文字が見えない」。

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いまだ眼鏡をせずに頑張っているのですが(免許も眼鏡なし)、電工ペンチに書いてある細かな数字の読み取りに苦労しました。数字だけではなく、所定の(扱うケーブルの太さに合わせた)窪みに、ケーブルを入れて、被膜を剥いだり(ここは左右がカッターのようになっています)、端子をかしめたり(この部分はケーブルごとの大きさに合わせて、いい感じで圧着できるようになっています)するわけなのですが、それぞれの窪みにケーブルを入れることにも手こずりました。

 

各サイズの窪みの間隔が5mmくらいしかなく、05の数字のところに狙いを定めてケーブルをもってくるのですが、これがちょっとしたことで、隣の0.7だとか0.2だとかの窪みに入ってしまうのでやっかいです。サイズが違うところにいれてペンチを閉じて引き抜くと、0.7だと被膜がむかれませんし、0.2だと銅線まで切れてしまいます。

 

被膜むきはペンチの下のほう、手で握るやや上あたりですが、かしめるときは電工ペンチの上部を使います。これも細かにサイズがあるので、正しいサイズのところでかしめないと、つぶれてしまったり、圧着不足でケーブルが抜けてしまいます。

 

それでも被膜をむくほうがなんとかなりました。

失敗としては、被膜をむく長さを長めにしてしまって、すると圧着端子の金属管からはみ出してしまいました。5mmくらいが適正の長さのようです。長めに向いてしまったときは、銅線を適切な長さとなるよう、カットしました。細かな銅線があちらこちらに飛び散り、掃除が大変でした。

 

しかし、本当の苦労はここからでした。次回に続きます。