車のDIY~フロントカメラの取り付け(準備編その1)
Amazonから製品到着
その後、無事に発注したカメラ・モニターセットが届きました。
梱包も立派で、説明書もカラーで冊子スタイルになっていました。多少、怪しいところはあるものの、翻訳ソフト以上の日本語になっていました。
また「大活動」(おそらくキャンペーンといいたかったのだと思いますが)と題したチラシが入っていて、到着後24時間以内に注文番号などを書いて所定のアドレスにメールをすると、詳しい案内が届くというもの。
FMトランスリミッターや2口シガーコンセント、Amazonギフト券(800円分)などがプレゼントされるようです。
その詳しい案内というのは、おそらく高評価のコメントを書いてくれれば、というものかと推察します。
私はというとその期限は過ぎてしまったし、むやみにメルアドをお知らせするのもな、と考え、特にエントリーしませんでした。
まずやったことは、とりあえず配線をつないで、車に持っていって正常に作動するかをテストしたことでした。幸い、無事に映像信号もきていて、モニターも普通に映りました。テストレベルでしたが、水平方向の視野角は170度はあるかなという印象でしたし、モニターで確認した映像もそれなりでした。そこそこは期待通りの製品だなと感じました。
この画像がなんだかわかった方は車のDIYにお詳しい方とお見受けいたします。
手強かった圧着接続端子
これは圧着接続端子というものです。なんでこんなものが必要になったかと申しますと、製品に付属していた電源ケーブルの長さがフロントカメラの設置予定場所から室内モニターや、電源までの引き回そうとすると不足するため、同じような太さ(0.5sq)のダブルケーブル(赤と黒のケーブルがくっついているもの)を買ってきて、これをオリジナルのケーブルに接続して延長するわけです。購入前に付属しているカーブルの長さが明確ではなかったため、この程度の作業は生じるだろうなと想定していました。
ですのでケーブルや端子を扱っている初心者向け動画をみて、この日に備えていたわけなのです。
ケーブル同士を接続するにはギボシと言われるものや、コネクタと言われるものなどがあります。しかし、最もスペースを取らずに、あたかも1本のケーブルかのようにスマートに接続できるのが圧着接続端子でした。
動画で見る限り、失敗のしようがないように思いました。もちろん、前回ご報告したように、電工ペンチも手元に用意していますし・・・。
よくよく考えれば、作業に失敗した動画なんて、そうはあがっているわけはなく、いとも簡単にケーブル同士を接続できると楽観するに十分なものでした。
電工ペンチの扱いがぎこちない
以前に電工ペンチを手にしたのは30年くらい前でした。その時と何が違ったか?
いや、道具でなく私のほうですが・・・。
「小さな文字が見えない」。
いまだ眼鏡をせずに頑張っているのですが(免許も眼鏡なし)、電工ペンチに書いてある細かな数字の読み取りに苦労しました。数字だけではなく、所定の(扱うケーブルの太さに合わせた)窪みに、ケーブルを入れて、被膜を剥いだり(ここは左右がカッターのようになっています)、端子をかしめたり(この部分はケーブルごとの大きさに合わせて、いい感じで圧着できるようになっています)するわけなのですが、それぞれの窪みにケーブルを入れることにも手こずりました。
各サイズの窪みの間隔が5mmくらいしかなく、05の数字のところに狙いを定めてケーブルをもってくるのですが、これがちょっとしたことで、隣の0.7だとか0.2だとかの窪みに入ってしまうのでやっかいです。サイズが違うところにいれてペンチを閉じて引き抜くと、0.7だと被膜がむかれませんし、0.2だと銅線まで切れてしまいます。
被膜むきはペンチの下のほう、手で握るやや上あたりですが、かしめるときは電工ペンチの上部を使います。これも細かにサイズがあるので、正しいサイズのところでかしめないと、つぶれてしまったり、圧着不足でケーブルが抜けてしまいます。
それでも被膜をむくほうがなんとかなりました。
失敗としては、被膜をむく長さを長めにしてしまって、すると圧着端子の金属管からはみ出してしまいました。5mmくらいが適正の長さのようです。長めに向いてしまったときは、銅線を適切な長さとなるよう、カットしました。細かな銅線があちらこちらに飛び散り、掃除が大変でした。
しかし、本当の苦労はここからでした。次回に続きます。