危険回避のドライブ術⑫~続・雨の日の運転
十二
一昨日から全国的にひどい雨でした。
雨の日の運転については以前に一度、ここでも取り上げています。
carselection2021.hatenablog.com
本日は違う角度、特に視界確保の観点から書いてみたいと思います。
フロントガラス等のコーティング
最近、自分でも実践していることです。
これは面倒なのですが、一定の効果はあります。一般道の場合は、水滴が飛んでいくほどの速度は出せませんからワイパーの作動は必須ですが、何も処理していないのに比べれば視界は確保できます。
何より、並走する車が水たまりを踏んで、それが自車のフロントガラスにかかったときでも、短時間で水が流れ落ちてくれます。
フロンガラス「等」と書いたのは、フロントガラスだけでなく、左右の前席ウインドウ、そしてサイドミラーにも施工しておくと、左右の後方視界もクリアになります。
キャップをとってスポンジ部分で液を塗り付けるタイプの多くはシリコン系ですが、施工が簡単な半面、持続性にはやや難ありと感じます。ワイパーを長い時間、作動させた後ですと、部分的にコーティングが弱くなっていると感じることがあります。
それと計画的に施工することが必要です。
雨が降ってきてからでは塗布できませんので(一部には雨が降ってきてから施工するスプレータイプのものもあり、これはこれで便利なのですが)、天気予報を見ながら、曇天くらいのときに施工しておくことが大切です。
最初に「面倒なのですが」と書いたのには理由があります。
一つは塗布する部分をきれいにしなくてはなりません。当然なのですが、まずはフロントや両サイドのウインドウの汚れ落としとふきあげです。
そしてもう一つは、前述したように、ワイパーの作動によって、ムラがでる部分が出ますから、雨の日の頻度によりますが、ほぼ通勤時間帯の朝夕どちらかに雨という日が続きますと、週に一度は塗布し直さなくてはなりません。
お金をかければ、プロショップでフロントウインドウのコーティングをしてもらえますが、今のところ自力で頑張るつもりです。
サングラスの威力
これまで、夏のぎらぎらした太陽だけを避けられればよいという考えで、廉価なサングラスしか使ってきませんでした。そもそもサングラスとは、私の中では夏のビーチパラソルの下のデッキチェアでくつろぐときのアイテムというイメージが強かったのです。
しかし、ハンターチャンネルという車試乗系youtubeの2ndチャンネル「ハンターの日常」の1周年特番で紹介※されていたサングラスに興味をもち、ちょうど楽天モバイルに乗り換えたときにもらった期間限定ポイントがあったので、楽天ショップで2万円くらいのものを買ってみました。
※リンクは下記にはっておきました
https://www.youtube.com/watch?v=fY5BTyoqTtw&t=2529s
TALEXというメーカーのレンズが使われているものです。
私は釣りはしませんが、通常では水面が光ってしまったり、ゆらいで水面下は見えないものですが、このレンズのサングラスでは、水面の下にいる魚も見えるというのです。
そして運転のときに、消えかかっている白線もくっきり見えたり、雨天のときは路面のぎらつきが抑えられるということでした。
日中でも雨天の日は、視界に入ってくる物体のコントラストが晴天のときに比べ、はっきりしません。その分、目を凝らしますから、疲れます。
そんなシチュエーションで購入したサングラスをかけて運転してみました。
かけたり、はずしたりして、運転席からの見え方を検証しました。
結論としては、サングラスをかけたほうが、雨でぬれた路面のてかりも抑えられ、薄いグレー系やシルバーの車の識別もはっきりでき、白線に見え方も、裸眼のときよりも鮮明でした。10分ずつくらい、かけている状態とかねない状態で、目の疲労度を検証しましたが、かけていないほうが、目が疲れました。
私は昼にかけることを前提に、薄いグレー系のレンズにしましたが、これを黄色系のレンズにすると、夜間の運転に効果を発揮するようです。
以上はあくまで個人の感想ですが、曇天や雨天の日中に運転する際、「見えにくいな」と感じたら、運転用にはいろいろな種類のサングラスが紹介されていますから、お試しになってみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
追伸
【御礼】私がKindle Direct Publishing(KDP)で出版しました『危険回避のドライブ術』
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を今週、Kindle Unlimitedでお読みくださいました方、ありがとうございました。