50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

私なりの時間活用術

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この記事を書こうと思ったのは、何年も前に買って読まずにいた『すごい!時間管理術』(戸田覚著、PHPビジネス新書)を一気読みしたからです。
だいぶ本が多くなってきたので、少し本棚を整理して、もう読まない本はブックオフにもっていこう、と思っていた中で手にとった1冊です。

自分への備忘録的読書ノートも兼ねておりますが、そこから自分なりに実践していることも加えていきます。

 

●本のエッセンス

・今日できることは今日やる、明日はいないかもしれないから

・人生の残り時間も意識する

・作業時間を見積もれないのは、ふだんから見積もって仕事をしていないから

・先々の予定も仮でよいのでいれておく(こうすることで予定が固まっていく)

・準備時間は多いほどクオリティは高くなる

・悩んだり立ち止まったりする時間がもったいない。即断即決、成功者は迷わない

 

上記はあくまで私が自分用の備忘録としてメモしたものです。

 

●私の所感

人生の半分を超すと、人生の残り時間は意識せざるを得ません。人生の大きな計画は計画として、本能的に今やったほうがよいな、と思うことはやることにしました。ですから、この本を「読もうかな」と思ったら、それは何かの思し召し、と考えて要所要所の拾い読みですが、よむことにしたのです。

 

作業時間は、仕事の中で、「これは●時間仕事だな」と思うことがしばしばですが、そう思って始めた結果、自分の予測とあっていたかの検証はおざなりだったかもしれません。それを意識すると精度があがるかも、と思いました。

 

よく会話の中で「いつか~しようね」ということはよくありますが、まず実現しません。お互い、社交辞令とわかって話しているからそれでいいのですが、本当に会って話したいな、という場合は、仮でもよいので、先の日にちを決めておくと確かによいな、と同感しました。

 

準備時間はあるに越したことはありません。つまり、その時間を確保するために、前広に予定を組み、準備時間をとることが大切、ということです。

 

このブログであらためて書こうと思っていますが、富士フイルムHDの会長兼CEOで勇退される古森氏も、リーダーはこうと決めたら、それが成功となるように導く、といっています。悩んでいてもそこからはどこにも進まないので、とりあえず決めて、行動する。とはいえ、悩むことも時には必要なので、そこは適当に。

ただ、仮に失敗だったとしても、無駄な失敗というのはないと考えます。そこからは何かしら得られるものがあり、その行動をとったからこそ、得られたものです。

 

そして余計な心配、つまり自分ではどうにもならないことは心配しない。たとえば飛行機に乗るとして、落ちたりしないかな、と考えたところでどうしようもありません。その航空会社社員とパイロットの皆さんを信頼して、身を委ねるしかないのです。

そんな心配をするより、旅行先での楽しいことを考えたほうがよっぽど楽しいですからね。

 

●私なりの時間活用術

というタイトルを掲げていますが、それほど大袈裟なものではありません。

比較的ビジネス本の類は好きで、いろいろ読んできました。それらを読んだうえで、今も自分なりに解釈しつつも実践していることをまとめてみました。

 

・考える要素が入る仕事は午前に、打ち合わせ、作業のカテゴリーは午後に、アイデアだしは静かになった夜に(夜とは職場、家、どちらの場合もあります)
・気分がのらない日や、やる気がでないときは、申請書類に押印したり、デジタルファイルを整理(名前の付け方を統一、フォルダを新たにつくって整理)したり、所属員の勤怠管理の承認をしたり、紙の資料・書類を複合機を使ってスキャンして電子ファイルにしたり・・・

・会議までの10分ほどの隙間時間に目を通す雑誌や書類をまとめておき、いつでも見れるようにしておく

・メールの処理(返信等)はできるだけまとめて見て、まとめて処理する

・集中モードのときは、そういう雰囲気を漂わせておく(すると周囲も「時間が空いたときに相談させて」と、私が区切りのよいタイミングまで待ってくれる)
・プレゼンはパワポを使うが、凝らないようにする。アニメ効果などを使っていると調整にも時間がかかる。印象的な画像やグラフ、強調したいフレーズなどにとどめて、あとは一人漫才のように自分の語りでなんとかする

・このとき、配布資料はパワポのスライドをまとめて印刷などはせず、ワードで要点をまとめたものをサクッと作って配布する(パワポよりもワードのほうが何倍も速い)
・できる限り15分程度でもよいので昼寝をする(すると午後の頭の冴えが違う、眠くなりにくい)

・よい時間を過ごすために、良い睡眠をとる(年齢とともに、これが大切だと感じる)

・そして時間を有効に活用するために、判断を早くする。①今やる②あとでやる③人に頼む、任せる④今は決めないーーのいずれかになるので、このうちのどれにするかを即決する。④の選択肢は不思議に思うかも知れませんが、時間が経つと状況が変化して、さらに判断が容易になる場合もあるので、④という選択も私の中にはあるのです。

 

こうして書いてくると、いつか手帳術やto do管理についても書きたくなってきました。

またあらためて記事をおこしていきたいと思います。

 

本日もお付き合いくださり、ありがとうございました。