50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

自動車保険~4月からの保険会社を決めるまで

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今日は自動車保険について書いてみたいと思います。

毎年この時期になると次の年度の自動車保険を選ぶわけですが、年に1度のことですので、いつもどのようにやったか忘れてしまいがちです。

現在入っている保険会社から満了の時期が近づいていると言うお知らせを見て、いつも次の保険を探し始めるといことになります。

 


今回は初めて価格コムの一括見積もりと言うものを使ってみました。

hoken.kakaku.com

入力内容は結構結構ありまして、それでもすべての資料が手元にあれば、価格コムのサイトにあるように5分位では済みます。

特に車検証を手元において車体番号(ハイフンで区切られているかも含めて)はすぐに入力できるようにしておきましょう。あらかじめおよその走行距離や、今の等級、免許証を取得した年月日、有効期限もメモしておくことが必要です。


実際に必要事項を入力して送信しますと、ほぼ間髪を入れずと言っていいくらいに早く、5社から見積もりが届きました。
その5社とは、アクサダイレクト、SBI保険、おとなの自動車保険、三井ダイレクト損保、チューリッヒです。事前にどの会社から見積もりが届くのか、どこかに表示されていたかもしれませんが、あまり気にとめずに入力して送信したのです。


ご存知の通り自動車保険の保険料は、運転する人間の年齢や車種、免許の色、安全装置の有無によっても変わります。ですので一概には言えませんが、私の場合は、一番安いところと一番高いところで約7000円の保険料の差がありました。

 

いずれにしても、当初の予想より安いものでした。


しかし、ここでは必ず必ずしも自分のかけたい項目が全て入っているとは限りませんので、ここからアレンジをしなくてはなりません。


私はまず金額が安かった上位3社に狙いを定めました。

その3社とは先ほど書いた上から3社です。このうち、おとなの自動車保険はこれまで8年間継続してきました。


まず車両保険です。

まだ1年も乗っていませんので、これについてはおよその価格を自分なりに設定して、車両保険をつけました。カカクコムで入力してるときには自動的に金額が決められてしまい、車両価格を高く設定しているために、保険料が高くなってしまいます。

現在の想定される車両価格よりも高い金額での設定となっていたので、各社のページに移ってからの見積もりでは、まずこの金額を修正しました。


次にデフォルトですと最初の事故で自己負担の金額が出るようになっていましたので、これについて1回目の保険請求のときには自己負担がないように設定を直しました。

また、最初のプランでは車対車のみの車両保険になっていますので、これについても自損事故や相手がわからない当て逃げなどの場合についても対応できるよう(いわゆる「一般タイプ」といわれるもの)に修正を加えました。


次は特約です。

弁護士費用については、近年はこれもつけるようにしています。

相手がどのような人か分かりませんし、最近はいろいろな事件も増えていますので、仮に向こうに過失があってぶつけられたとしても、素直に賠償に応じてくれるとも限りませんし、無保険車という可能性もあります。

だいたい、保険と言うものはお守りみたいなもので、かけておくとを使わなくて済む、というように思っていますので、ここは3000円ほど高くなりますが弁護士費用は今回もつけることとしました。


一方で私にとって不要なものはロードアシスタントサービスです。

日本自動車連盟JAF)にもう何十年も入っています。

それほど積極的な理由があって入ってるわけではありませんが、昔は保険各社に同様のサービスが付帯しておらず、車をもっている人の多くは、JAFに入っていました。

というのも、うしろのウインドウなどにJAFのステッカーを貼った車を多くみかけていましたので・・・(昔むかしの昭和の話です)。

過去に何度かお世話になりました。

一番お世話になったのは高速道路上でパンクし、近くのサービスエリアから車両運搬車に車も人も乗せてもらって、近くのインターを降りたすぐのオートバックスまで乗せていってもらったことがあります。

この時は距離も含めて保証範囲内であったことから、一切の費用がかかりませんでした。またJAFは、冊子とともにいろいろなクーポン券も送られてきて、ロイヤルホストなどで割引券として使えます。また店によっては会員証をアプリで提示するだけで割引が受けられることもあります。

我が家の場合は、その割引金額の合計を考えると、JAFに加入したままでよさそうでした。

細かいところまでは計算していませんが、なんとなく帳尻は合ってるような気がしていて、また昔から永年勤続会員様、などととおだてられて、それようのステッカーなども送られくると(貼っていませんが)、「ここまで続けたのだから、そしてそれでここまで大きな事故もなくきているのだから」といった、ジンクスというか、非科学的根拠に基づいて継続しています。

 

したがって、おとなの自動車保険は、ロードアシスタントサービスは選択性になっているので外すことができるのですが、その他のアクサダイレクトとSBIについては最初からロードアシスタントサービスが付いています。細かいところで見るとJAFにはないサービスもついてるようではありますが、その分割高になってしまっているのかなあ、と思いました。


おそらく毎年いつも悩んでいるのが搭乗者傷害保険と人身傷害保険です。

 

名前もよく似ていて違いがいつもわからなくなります。複数の保険会社のサイトで調べてみると両者の違いは、いろいろあるのですが、一番は両方つけておけ、どちらかというなら人身傷害を、というのが結論のようです。

★長くなるので、この記事の最後にまとめて両者の違いを載せておきます。


個人賠償責任特約というのが、おとなの自動車保険にはついているのですが、他のとこところでは同じような項目が見当たりませんでした(単にみつけられなかっただけかもしれません)。

これは車に限らず契約者とその家族(条件あり)が他人の物品を壊してしまったり怪我をさせてしまった時にも保険金が下りると言うものです。これもつけたままとしました。

 


こんなわけで必要な項目をすべての会社に対し打ち込みました。これで参照比較してみると、どうしたものか、やはり、おとなの自動車保険が一番安かったです。

次点の会社と保険料金額の差は2000円位ではありましたが、なんとなく継続の方が手続きが楽そうにも思えましたので、今年もまた大人の自動車保険で契約することにしました。

 

あとで価格コムのサイトを見てみると、満足度が高いソニー損保やイーデザイン損保には見積もりをしていないことに気づきました。そもそも、その時は一括見積請求の対象企業ではなかったのか、あるいは先方で自動的にはじかれたのか、その2社からはメールはきていませんでした。

 

しかし、ここまでで精魂つきた感があるので、おとなの自動車保険を継続という結論はそのままにして、手続きしました。


おとなの自動車保険は、40代50代のドライバーにとって最も有利と言われております。私は残念ながら50代でなくなってしまいましたので、今年はどうなることかと思ったのですが、結果的にはこれまでの大人の自動車保険に落ち着き、これで9年連続と言うことになりました。

 

来年もまた忘れるであろう、自分への備忘録的記事ですが、お付き合いくださった方、お読みいただいてありがとうございました。

 

★搭乗者傷害保険と、人身傷害保険の違い
●三井ダイレクト損保のサイトからの「ワンポイントアドバイス
搭乗者傷害保険だけではなく人身傷害保険もつけた方がよい?
搭乗者傷害保険は一時金ですばやく医療保険金が支払われることがメリット。
人身傷害保険は保険金額を限度に実際の損害額に対して保険金をお支払いしますので、スピーディーに支払われる搭乗者傷害保険を当座の費用にあて、治療が終わってから実際の損害額を全額受け取ることができる人身傷害保険のダブルでセットされると、よりご安心いただけます。

人身傷害保険と搭乗者傷害保険のどちらかだけにしたい場合はどうしたらよい?
人身傷害保険は搭乗者傷害保険では補償されないご契約のお車以外に搭乗中の事故についても補償され、治療費・逸失利益・精神的損害等の実損害額が補償されますので、ダブルでセットされるとよりご安心いただけますが、どちらかだけにしたい場合には人身傷害保険をおすすめします。

 

チューリッヒのサイトからの引用

支払われるタイミングが違う
人身傷害保険と搭乗者傷害保険の違いのひとつに、保険金の支払い時期が挙げられます。それぞれの保険金が支払われるタイミングについて確認しておきましょう。

人身傷害保険
自動車事故で死傷してしまった際に、示談交渉を待たずに総損害額が支払われます。
※総損害額は約款に定める損害額算定基準に従って当社が認定するために、示談や調停などによる認定額と差異が生じる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

搭乗者傷害保険
医師の診断による入院および通院の合計日数が、5日以上を経過した時点で定額の損害額が支払われます(事故発生日を含めた180日以内に限ります)。こちらは治療などにおける、一時金のような意味合いもあります。
以上を比較すると、人身傷害保険は総損害額を確定するまでに多少の日数を必要としますが、搭乗者傷害保険は医師の診断に基づいた入院および通院の日数が5日以上経過した時点でお支払いすることが可能であり、後者のほうがお支払いのタイミングはスピーディだと言えます。

人身傷害保険と搭乗者傷害保険のもうひとつの違いは、支払われる金額です。契約内容によっても金額に差異が生じますので、それぞれの仕組みを見てみましょう。

人身傷害保険
保険金額は3,000万円~1億円、もしくは無制限でご契約が可能です。
約款に定める損害額算定基準に従い、総損害額が支払われます。重度後遺障害が生じ、介護が必要な状況だと判断された場合は、保険金額の2倍を限度に損害額が支払われます(無制限は対象外)。またこれらの損害額には、通院費や休業損害、葬祭費用などの費用も含まれます。

搭乗者傷害保険
保険会社によって異なりますが、あらかじめ決められている部位や症状に応じて、定額の金額が支払われます。たとえば、頸部の骨折または脱臼の場合は60万円、頭部の神経・筋または腱の損傷・断裂の場合は110万円です。同一事故により複数部位に症状が現れた場合は、症状のなかでもっとも高い金額をもとにして支払われます。
また人身傷害保険の補償対象となる通院費や休業損害、葬祭費用などに関しては、こちらの保険では加味されません。