50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

楽天モバイルへの乗り換え体験記(その1)~MNP予約番号取得と申し込みまで

 

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楽天モバイルは29日、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しました。

前に乗り換えを検討したが、いったん、棚上げと記事に書いたのですが、この発表をみて気が変わりました。

申し込むことにしたのです。

 

決めては1GBまでなら無料という点

我が家はWi-Fi環境にあるところしか、ネットの動画などを見ません。

平均すると、かる~く1GBに収まるくらいのデータしか使っていないのです。

間違って3GBまで使うようなことがあっても980円なら十分に許容範囲です。

 

懸念した通話品質ですが、次のバックアップ的考え方をとることで、仮に悲惨なことだとしてもOKとしました。

1)今回の乗り換えは、まずは私だけが行う(家内はドコモのまま様子をみる)
2)通話については、万一のときは勤務先から貸与されているドコモ回線のスマホがあるので、つながらないときはそちらをバックアップとする(私用の通話料は精算します)

3)楽天エリアが整備される3月以降、3か月くらい様子をみて、やっぱりダメだと思ったら、大手3社のいずれかに戻る

 

乗り換えについては、

MNPを利用する(番号は変えない)
・端末は楽天仕様のものを購入する(手元にある機種だとsimを入れ替えても、楽天エリアとそのパートナーエリア(au)の切り替えが自動で、できないので不便)

・来店せずにネットで手続きを済ませる

ーーという方針で臨みました。

 

ネットでMNP手続きができない!

のっけから躓きました。

ドコモのマイドコモのサイトで、早速、手続きを進めました。

最後の最後で、エラー表示が番号とともに現れました。

要は「ネットではできないから電話で」というものです。

 

土曜の19:30頃に電話しました。「絶対につながらないだろう」という確信のもとに。

ご参考までにドコモの場合は、151に電話して、音声が流れるので、4→2と入力するとMNPのところにいきつきます。

最後に「ネットワーク暗唱番号」を入れると、オペレーターにすぐにつながりました。

エラー番号を伝えると、どうやら私がグループの代表者になっているかららしいのです。

「電話でもお手続きが可能ですが、1時間ほどかかります」。

その時刻から1時間電話で話す覚悟がなかったので明朝、かけ直すと伝えて切りました。

 

そして今朝、9時ぴったりに電話、すぐにオペレーターの方につながりました。

MNPの予約番号をとりたい、というと、

・乗り換え先はどこか

・どうしてドコモをやめるのか

という点について、丁寧な口調で尋ねられたので、思うところを回答しました。

 

ここからが肝心な部分です。

イ)私が夫婦と息子夫婦の4人のグループ(グループ間では通話無料となるグループ)の代表者となっている

ロ)さらに夫婦の電話代の支払いの代表者にもなっている

ーーということから、ネットではできなかったようです。

 

イ)ですが、ドコモからは「4人の代表者」とだけいわれて、その4人が誰だかは教えてくれません。こちらから番号とフルネームを言って、「この人はグループメンバーですか」と確認するとそうなのか、違うのかを答えてくれます。

この構成メンバーだけは自分でしっかり覚えておかないと、マイドコモのページを見てもどこにも書いていなくて、このように問い合わせするしかないようです。

それも先方からは名前などは教えてくれいので、こちらから提示して、正しいかどうかを確認するしかないのです。

 

すぐに妻や息子の電話番号をいうことができず(覚えていない→いつもは電話帳や履歴からかけているので)、いったん切って、3分後に先方からかけてもらう、ということをやりました。

 

上記のイ、ロとも、私が引退してしまうので、後継者を指名しなくてはならないのです。

 

ここまでで、すでに40分以上、要していました。

 

最後に、MNPの番号を口頭で伝えてもらい、こちらからも復唱してようやく終了しました。本当に約1時間、かかりました。

 

今度は楽天の申し込み手続きに

次は楽天の手続きです。

こちらは比較的サクサクと進みました。

機種選びはそれほど、こだわりがないので、27000円くらいの機種にしました。

 

当初の私の目論見が崩れた

これは楽天に申し込む前に分かったことなのですが、今回のキャンペーンで取得した期間限定ポイントを、新規購入した端末の分割払いに半年間、あてようと思っていましたが、どうも通常ポイントしか使えないようなのです。

当初の目論見は崩れました。

 

しかし、今、欲しいものが二つあり(これについては、やがてネタにする予定なので、今はナイショ)、それを楽天のサイトで購入し、今回取得するポイントで支払うことで、結果的に端末代はほぼ0円になる、ということで自分を納得させました。

 

三木谷さんの目論見はあたった

上記に書いた私の行動予定パターンは、まさに三木谷会長兼社長の目論見どおりということになるのだと思います。

 

1GBまでなら、「0円」ですよ。普通に考えたら、私のようなユーザーが増えても、企業利益にはなんら貢献しないのでは、と思っていました。

 

そう思っていたら昨日の日経に、このプランの紹介とともに、楽天は70以上のグループで構成するEC経済圏の拡大につなげることを見込む、とありました。

私みたいな消費行動は、まさに楽天グループの目論見どおりということになるのでしょう。amazonが今のようにメジャーになる前、楽天は「楽天市場」として、まさに日本のamazonのような存在でした。

 

私もいつしかamazon一辺倒になっていましたが、携帯の乗り換えを機に、ポイントにつられながら、楽天経済圏に寄与していくかも知れません(笑)。

 

ただ、ドコモとは13年以上の付き合いでしたが、新規獲得のためには各種キャンペーンを展開していたのに対し、もとからいたユーザーに対してはこれといった”永年勤続表彰”的な特典もなく(たぶん、なかったかと)、あまり大切にされていなかったな、という印象があります。

競合の激しい分野での法人営業を、かなり長く経験してきましたが、せっかく新規を獲得しても既存顧客が離れてしまうと「骨折り損のくたびれ儲け」ということになるので、既存顧客の維持拡大は特に気を使ってきました。

 

だからドコモさんにも、そうした施策を展開してほしかったな、というのが素直な感想です。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。