【番外編】第97回箱根駅伝を観て
※このブログの本来の趣旨とは異なるのですが、ご容赦ください(これからも時々あるかと思いますが、そのときはグループを「自動車」以外で指定します)
箱根駅伝はもう十年単位で毎年テレビで観ています。20年以上前には、たまたま箱根方面に旅行していて、そのときだけ、交通規制で止められていたマイカーの中から数人の選手の姿を生で観たことがあります。テレビで観ているより、ずっとスピードが速かった印象があります。
さて、今年の97回大会ですが、下馬評には上がっていなかった創価大学が往路優勝となりました。1区で創価大学が3位につけ、2区で留学生が2位に順位を上げても、3区以降は厳しくなるのだろう、という展開を私を含め、多くの方は予想していたのではないでしょうか。
3区の葛西選手が区間3位の記録で2位をキープしたことも立派ですが、4区の嶋津選手は襷を受け取ると早々とトップに浮上、さらに1分以上の差をつけて小田原中継所に飛び込みました。素晴らしい選手だな、と思っていたら、昨年は10区に起用され、シード圏外の11位から浮上して一気に9位まで順位を上げて大手町にゴールした選手でした。
襷を受け取った5区の三上選手はレース後のインタビューで「安心した」という趣旨のことを話していたと思いますが、初の往路優勝がかかった5区、しかも東洋の宮下選手をはじめ他大学で山登りに実績がある選手がいる中、さぞかしプレッシャーがあったかと思います。それでも特にペースを乱すこともなく、芦ノ湖まで襷を運んだのですから立派なものです。
それにしても監督車から選手に掛けられる監督の激励の声、もっと聞いてみたいな、といつも思います。各校の監督によって個性があるし、状況や選手の状態によっても当然、かける言葉は違ってきますものね。
明日の復路は6区がまずは注目です。そして終盤の区間もシード権争いはもつれそうな予感です。出場するすべての選手がアクシデントなく、全力を出し切ってくれることを1ファンとしては祈っています。