50代からの車選びとライフスタイル研究所

このサイトでは50代以上の方を対象とし、車選びとライフスタイルについて参考になりそうな情報をお伝えしていきます。運転歴35年以上で軽自動車からワンボックスまで9台を乗り継いできました。50代、60代ともなりますと車の選び方や働き方、日々の生活も変わってきます。人生100年時代ともいわれる成熟の世代を楽しく生きるためのクルマ情報やライフスタイル情報、私の考えや思いをエッセイ的にまとめていきたいと思います。

高速道路上の注意すべき大型車について

久しぶりの投稿となってしまいました。年に15回程度、首都圏と地方都市、往復500km弱ほど走行していて、ここ1~2年はこれから書くポイントについて注意して観察してきました。そしてある程度、「こういうことが言えるのではないか」と思えたので、それを記事にしていきます。

 

生活に不可欠なトラック輸送

コロナ禍も相まってネット通販は加速的に伸び、それに伴い、トラックドライバーの不足、高齢化、宅配貨物の小口多頻度化などが問題になってきています。

なにはともあれ、Amazonなどを多用する地方在住者としては、トラックの輸送がなければ、欲しいものが翌日にすぐ届く、ということは実現しないわけですから、大変ありがたいと感じています。

また再配達とならなよう、時間指定や置き配指定なども心掛けています。

 

高速道路上での共存

高速道路上では、宅配にまわる小型トラックではなく、拠点間の荷物などを輸送する大型トラック(4トン以上、以下「トラック」)と共存しながら走行することになります。多くのトラックは片側2車線でも3車線でも、一番左側の車線、第一走行帯を走り、前のトラックが遅い場合に限り、第二走行帯に出て追い越し、そして追い越しが完了すると、すぐに元の車線に戻っていってくれます。

 

これにより平均車速が相対的にトラックより速い乗用車はスムーズな走行ができるわけです。それほど遅くなくても登坂車線がある上り坂では、登坂車線に入って後続に道を譲ってくれるトラックもいます。

 

私は首都圏に向かう際には、高速代を節約するため、夜間の割引料金が適用される時間帯に走行することがほとんどです。夜間~深夜にかけては、圧倒的にトラックのほうが乗用車より多いです。トラックの大きさや長さから、追い抜くときは圧迫感を感じることはありますが、一定の速度で、前の車とも一定間隔で走行しているドラックが多いことから、視界は昼間に比べて劣るものの、安全面では変な動きをする乗用車がいない分、走りやすいと感じます(「変な動きをする乗用車」については別の記事で書きます)。

 

しかし地方都市に戻る日中、追い越し車線で遅いトラックを追い抜いても、そのまま居座り、譲ってくれないトラックに遭遇します。こうなりますと追い越し車線は、このトラックを先頭に、後ろに乗用車が延々と続くことになります。

さらに危険なのは、こうした状況を見て、一番左側の車線や、3車線の場合は真ん中の車線を使って、縫うように追い越しをかける乗用車も現れます。

 

本来はやってはいけない走行なのですが、わずかなスキをついて、右に左に車線を変え、渋滞気味になっているレーンの先頭を抑えるトラックの前に出ようと試みるわけです。

 

この行為はすべての車線のクルマを危険にさらします。無理な割り込みをするわけですから、先行車と車間の余裕がなく、ブレーキをしばしば踏むことになります。すると後続車もブレーキを踏み、その車郡にいるクルマすべてが危険な状態になります。

 

原因をつくったトラックは・・・

この問題については過去に記事にしました。

上記記事を書いたあとも、この原因をつくったトラックをその都度、観察すると、一つの共通項があります。

それはボディのいかなるところにも社名やロゴの表示がない、ということです。さらに大型トラックはリミッターが装着されているはずで(よほど古いものでない限り)、90km以上はでない”ハズ”です。

 

しかしこうしたトラックは往々にしてそれ以上の速度は出ている感じで、だからこぞ、走行車線を走るトラックを抜きにかかるのだと思います。リミッターをはずしているのかどうしているのかは不明ですが、90km以上の速度が出ているとはいえ、多少の上り坂になれば速度は一気に低下します。上り坂では走行車線を走るトラックと同程度の速度になるので、下手をしたら片道3車線の高速でも、すべての走行帯が同じスピードということになります。

 

こうなるとこれに耐えられない乗用車は3車線をフルに使って、ジグザグ走行を繰り返し、なんとかアタマを抑えているクルマの前に踊り出ようとします。

これがどんなに危険なことかは言うまでもありません。

 

そもそもの原因は、追い越し車線に長い時間、長い距離において居座り続ける”無印”トラックにあります。荷台に派手なロゴや社名が入っていなくても、運転席すぐ後ろのBピラー(トラックもこういう言い方をするかは不明ですが)に縦書きで「〇〇運輸株式会社」などと社名が入っているものですが、こうした記載すらありません。

 

対処法は・・・

上述のような状況になったときは、ひたすら後に続いて、どいてくれるのを待つか、いっそのこと、第一走行帯(一番左側の車線)に移り、状況が落ちつくまでのんびりと待つ、ということになります。

こうした待機状態を続けながらも、イラついてジグザグで追い抜きをかけてくる乗用車がいないか、前方だけでなく後方、側方にも注意を払い、もし、こうしたクルマが現れたら進路を予測し、自車の前に入ってくる可能性があれば速度を落とし、車間を空けて入れてやったほうが危険回避につながります。

 

年末年始、帰省やUターンで高速道路を利用される方も多いと思います。事故に巻き込まれないよう、専守防衛に徹して目的地まで安全に到着してください。

私がブログを書く理由

#私がブログを書く理由

 

ブログを書く理由について今日は書いてみたいと思います。

私のプロフィールのところにも書いたのですが、そもそもブログを始めようと思ったきっかけは『アウトプット大全』という本からです。

この本を読み進めていくうちに、アウトプットの中でも「モノを書く」という事は浄化作用があると言うような文章を見つけました。あまりそういった効果は意識はしていなかったのですが、「そういうこともあるものかなぁ」と思い、少しその辺も意識しながらブログを続けて参りました。

 

あらためて同書を見てみました。

正確には「日記」を書くことを勧めていました。

・ストレスが発散される

・自己洞察力、内省能力、レジリエンス(ストレス耐性)が高まる

・「楽しい」を発見する能力が高まる

・(ポジティブな内容を書くと)幸せになれる

・アウトプット力が向上する

ーーの五つが挙げられています(順序は私が重視する順で同書の順序とは異なります)。

さらには、「非公開よりも公開にしたほうが、その効能がアップする」というようなことも書かれていました。やはり他人の目に触れるという緊張感がプラスに作用するようです。 

以上は「きっかけ」です。

興味関心が広がる

ブログを書こうと思うと、「今日は何を書こうか」と言うネタ探しや常に話題を探すことを意識しているため、新聞やテレビをみていても、その中からヒントを探ったり、空いた時間にテーマのことを考えたりします。

常に考えて結びつける先がある、という感じですね。

ときにより深く知ろうとか、この点については「あそこにも書いてあったとか」、「これとこれを結びつけよう」とか、いろいろな考えが自分の中に浮かんできます。

そして文章を書くときにはやはり集中しないとかけませんので、一気に書き上げられるように、今日はこんなストーリーで書いていこうと言うことを頭の中で何度か練ります。


ときには勢いをつけて書いた方が上手く描けるようるような場合もありますので、十分にストーリーを練ってから書く場合だけではなく、書き進めながらストーリーを作っていくと言う時もあります。


こうした作業を主に平日は仕事が終わって、家に帰り落ち着いてから取り掛かるようにしています。

積極的な気分転換ができる

職業人として仕事がありますので、帰宅してからも今日の仕事のことを思い浮かべてしまったり、明日以降の仕事のことについて、考えないようにしても頭に浮かんできてしまうということはこれまでありました。

しかし皆さんもご経験があると思いますが、夜にいろいろ考えても、あまり明るい展望は思い浮かばないものです。どちらかと言うと悲観的な考えの方が多く思い浮かんでしまいます。

こうしたモヤモヤした感情、気持ちというのは、かき消そうと思っていても、単にテレビや動画を眺めていても、なかなかリセットされません。モヤモヤ度が深いほど、なおのことです。

 

気分転換するにはこうした受動的なアクションではなく、外を走ってくるとか、モノを書くという積極的、能動的アクションが求められます。

1日の終わりの時間にブログを書くという集中力を要する作業することで、ある意味こうしたモヤモヤや雑念が追い払われ、自分の書いたブログや、他の方のブログを読んだりして、仕事モードから、半強制的に気分を変えることができます。

不思議と「どうにも解決策がない」と悲観的になって事案についても、一段高いところから眺めることができるようになり、「なんとかなるかもしれない」「時が解決するかもしれない」などと考えが変わってきたりします。

他のブロガーから刺激を受けられる

ブログは、毎日更新されている方などを見ますと、仕事もされている中で本当に努力されているなぁと感心することしきりです。

また私のブログはテキスト中心ですが、写真などをうまく使われて構成されているブログを見ると素晴らしいなと思います。

これも自身がブログを執筆しているからこそ、感じられるものです。やはり自分も「書く側」にも回ってみて初めて、先輩ブロガーの方の努力や凄さが本当にわかるのだと考えます。

ブログの世界の一員となったことで、ほかの方のブログを拝読し、さまざまな世界や生き方、その方なりの頑張りなどに触れる機会ができ、大いなる刺激を受けています。

公開することで心地よい緊張感と達成感につながる

確かに一日仕事をして帰ってきて、疲れている中でブログを書くと言う作業は、なかなかやる気がないとできません。

それでも、それがたとえ、それほど多くの人に読んでもらえるものではなかったとしても、これは自己満足の域を出ませんが、1つの文章1つのブログを書き上げたことに対する達成感、っていうのものは、やはりあります。

始めた当初の目標、毎日更新と言うことを継続する自信は次第になくなり、週一から最低月一という、自分を甘やかし、目標を下げてきておりますが、それすら、すでに何度か途切れてはいます。けれども、どうしても無理な時はキャリーオーバーと言うことにして、書きたい話題があるときには、特に週末や盆暮れ休みなどでは2本以上をまとめてアップするというようなことも、その時の自分の気持ちや状況に応じて臨機応変にやってきました。

このように自分の気持ちをリセットしたり、仕事や実生活以外のことに興味関心をもち、インプットだけで終わらせずに人の目に触れるアウトプットまで漕ぎつけることで、密かな達成感、自己満足が得られます。

動画と異なり、すべてが文字として表現され、文字、文章として残ることの緊張感も心地よくあります。

自己表現の場であり、振り返りの場ともなる

楽器ができる方は演奏することで、絵画を描ける方は創作活動で、スポーツをされる方は記録や順位を残すことで、自己表現や達成感を得られるのだと思います。

しかし、取り立ててそうしたことができなくても、ブログはパソコンだけあれば自分のことを表現できます。しかもそれが書き溜められ、自身の振り返りにも使えます。

本当にこじんまりとしたブログですが、読者の方がいてくださったり、訪問してくださる方がいらっしゃることが励みとなり、ブログを足掛かりに電子書籍も発刊することができました。最近はささやかながらYoutubeのチャンネルも開設してみました。これもすべてブログを3年近く続けてこれたからこそ、です。

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ブログは私にとってネットメディアの原点です。

危険回避のドライブ術「日々の教訓」①クラクション

このタイトルではkindle本も出版しており、現在は続編の発刊の準備もしています(なかなかはかどりませんが・・・)

 

私が免許取り立てで、オタオタした運転をしていた時代、周囲の先輩ドライバーから情け容赦のないクラクションを浴びせられていました。1980年代、昭和の時代です。

 

時は流れ、世の中は変わり、人々はキレやすくなり、クラクションなど鳴らそうものなら殺人事件にまで発展しかねない風潮となりました。

 

都会はまだしも、地方都市では本当に現在、クラクションを聞くことはありません。私は若葉マーク時代を首都圏で過ごし、前述のようにクラクションの洗礼を浴びて運転というものを習得したものですから、今でも危ない場面では躊躇なくハンドル中央に手がいきます(時々、押し方が甘くてホーンボタンを叩く音だけで終わってしまうこともありますが(笑))。

 

しかし、地方都市では本当にクラクションを聞かないこともあって、こちらが鳴らしても、一向に操作を止めていただけないことがザラにあります。

皆さん、ご自分が鳴らされているとは思わないのでしょう。

数か月前の夜、「右側から」片側2車線をまたいで、危ないタイミングで私の直前を横切ったクルマ(その後、私と同じ向きの車線の左側車線を走行<私はセンターライン寄りの右側車線を走行>がいたので、思い切り鳴らしたら、睨まれました。こちらに全く非はないので、頭にきて物言いをつけてやろうかと一瞬思いましたが、やめました。

 

田舎の狭い世界ではトラブルを起こせばいろいろ話は広がり、勤務先にまで影響しかねないからです(年金生活まであともう少し、職をここで失うわけにはいきません)。

 

かつて私はクラクションを鳴らされることで、自分の判断の甘さや判断ミス、人様に危ない思いをさせてしまったのだと身をもって感じ、自分の技量のつたなさをカバーしてくれた周囲の先輩ドライバーに感謝していました。

「何がまずかったのか」をその場で教えられたのです。

こういう実戦で鍛えられたことが、危ないクルマを見分ける技量につながったり、危険を予測できる経験値になっていったのだと思います。

 

なにせ世の中が物騒になって、クラクション一つで傷害事件や殺人にまで発展するご時世ですから、遠慮があるのは理解できます。しかし初心者ドライバーやご高齢ドライバーは、何が危ないのか、ご自身では気が付かないと思います。

「まずかったな」と思う機会がないのです。

これによって、そうしたでたらめな運転でも、「前も別に問題なかったし~」という感じで習慣化していくのだと思います。

 

本日なぜ、このような話題を書いたのかは、よろしければ以下のyoutubeをご覧くださいませ。1.5倍速にしてもご覧いただけます。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

www.youtube.com

中古車の選び方④~中古車店選び


今日は中古車選びについてです。中古車店は、 今話題になっているビッグモーターのほかに、ガリバー、ネクストといった全国にお店を展開しているチェーンと、 各地にあるいわゆる中古車店、車屋さんと言われるようなところに大別されると思います。

 

ビッグモーターに続いてネクストも内部告発があり、株価がストップ安になりました。最初は在庫も多く、企業体としてしっかりしているだろうから、こういうところで中古車を買うのが良いのだろうと思っていましたが、大手3社のうちの1社に査定に行ったときの印象が悪すぎ、そして今回の一連の報道で、これら3社の会社は選択肢としてなくなりました。

勝手に「大手」と思い込んでいたのですね。

 

そこで今日は後者の方について、これまでグーネットやカーセンサーを見てきた中から気付いたことをいくつかお話ししていきたいと思います。 

主にグーネットで私は調べておりますので、gonetの情報をもとにお話をします。 

 

掲載写真の点数と中身について

まず、中古車店をいくつも見て築くことについては。写真のお点数の違いです。

これは、画面に 表示される枚数だけを見て、38枚、83枚、…じゃ、83枚の方が多いからいいのかと言うと、そう単純な話ではありません。 

面倒なのですが、この83枚の写真を見ていくと、中にはお店のお知らせみたいなものが、10数枚とか含まれていたり、さらには、車を正面や左右、真後ろ、それから斜め左斜、斜め右みたいな形で撮った写真が 重複して10枚近くも掲載されてる場合があります。 

 

こうして、意図的かどうかはわかりませんが、見た目上の写真の枚数が増えてしまうわけです。

 

写真を見て判断できることとすれば、1番信頼できそうなところの写真は、ボディの下、それも、前方からのボディ下の写真、それから後方からの下の写真、さらには、各車輪ごとのサスペンション付近の、ロワアーム付近の写真を丁寧に載せてるところもあります。 

 

大体、ボンネットを開けたところの写真はどこもあるのですが、ボディ下の 写真があるかどうかというのは、お店によってだいぶ異なります。マフラー付近は中古車の場合、多少は錆も出ていたりしますが、その程度も把握できます。

 

こうした写真枚数やその中身で、まず判断できるところかなと思います。やはり下回りの写真、なかなか目につきにくいところの写真を載せてくれているところは、この段階では信頼が置けるのかなと考えす。 

 

車両整備の有無と保証期間について

次に、車両の整備の有無と保証期間についてです。 

中古車につきましては車両価格表示から総支払い額表示に2023年10月から全面的に変わるのですが、すでにグーネットなどでも、総支払い額の表示が見ることができます。

ただ、この中に、お店によっては、 「整備ナシ」、「補償ナシ」ということで、総支払い額が設定されてるところがあります。これはどういうことかというと、中古車を購入した後に保証が必要な場合は、いわばオプションのような形で、1年保証とか3年保証とかということを有料でつけるということになります。

この場合ですと、せっかく総支払額表示になっていたとしても、 実際のところ、買って乗り出すためには、やはり故障も心配ですから、保証をつける。そうなりますと、総支払額表示になっていても、本当にいくらになるのかということがわかりません。 

こうしたところはちょっと注意が必要かと思います。

 

それから、保証期間につきましても、1番短いものは、1か月、走行距離1000キロ、 その次が3カ月、3000キロ、あとは半年、6000キロ。それから、1年で走行距離無制限。大体こういったパターンに類別されます。 

もちろん、保証期間は長い方が良いので、これも1つの、尺度になるかとは思います。とはいえ保証対象やその内容は要確認です。

 

敷地内走行可能という店も

それから、その他で気が付くこととしては、お店によっては自社の敷地内であれば、すべての車を試乗可能としているようなところもあります。 

 

これはそれぞれ中古車店の敷地内は私有地ですから、特段にナンバーがなくても、つまり車検が切れていても乗ることはできます。

これは毎日エンジンを始動し、整備しているんだろうな、ということが推測されます。 

どの車も試乗できるというのは大変心強いことかと思います。 

 

鑑定書(評価書)について

次に、鑑定書(評価書といわれるものです)の有無についてです。中古車の鑑定書が付いてるものに関しては、内装3とか4とか、外装も同じように3とか4とかという表示が、出ています。

 

これが付いているものは、具体的に鑑定書を見みますと、 どこの部分にどれだけの、凹みがあるかとか、傷があるかとか、フロントガラスに飛び石があるあるかとか、また、その後も 修繕したことがあるかとか、こういったことがわかるようになっています。

 

これがありますと、実際に現車を見に行った時でも、この鑑定書と突き合わせをしながら、どれがどのぐらいの程度の傷なのかということを確認できるかと思います。

かつてスバルのディーラー中古車店で数台、鑑定書と突き合わせてチェックしたことがあります。

 

この評価は、結論としてはかなり厳しめです。使っていれば細かな小キズ程度はつくものですし、シートのシワもよらないということはありません。ですから、「ひどいのかな」と覚悟して見ると、それほどでもない、と感じました。

ただし内装の3は、シートや内装の傷というより、なんらかの匂いに起因するものが多いようで、なかなかとれない匂いなのだと思います。私なら内装の「3」は選択外とします。

 

店自体の評価について

あとはお店のユーザー評価ですけれども、これは、5.0のところもあれば、4.5〜4のところもあり、実際の評価者の数によっても 左右されます。まあ、amazonの商品評価と同じような形で、評価者数が多ければ一定の信頼がおけますが、少ない場合にはどちらかにぶれる可能性がありますので、これも自分て実際にお店に行ってみて、どうかということになるかと思います。

 

ディーラー系中古車店について

それから、中古車店といった時にもう1つ忘れてはならないのは、いわゆるディーラー系です。

 

このディーラー系についてもトヨタについて言うと、 ネット直販みたいな販売の方法がありまして、これは、へこみや傷は現者渡しということで、ネット上でその箇所の 写真が示されています。

gazoo.com

 

写真を見て、明らかにひっかき傷などはわかるのですが、凹みについてはなかなか、白いボディだったりしますと、凹みの程度は 判断しかねる部分もあり、やはり現車の確認が必要かなと思います。

ところが、このトヨタの仕組みは、 FAQのところに書いてあるんですけども、なんと現車の確認ができないということになっています。

 

じゃあ、このお車両価格あるいは総支払額は非常にお得なのかと言いますと、それほどお得だとは、思いません、 これについては、 ま、ディーラーだから、メーカー系だからということで、信頼が高いということで、その分、多少、街なかの中古車店店よりも、高くてもいいなと思える場合は、そこで購入するということもありかなと思います。

 

最近はスバルでも、必ずしも認定中古車ということではなく、その下の格付けの表示を用いて、あまり傷や凹みを治さず、そのまま、売るようなクルマも扱うスグダスというようなサイトも用意しています。

ucar.subaru.jp

ちらは、現車は確認できるようです。

 

一般的に、ディーラー系の 中古車の方が、独立系の中古車店の価格よりも総じて高いです。これは、その分、ディーラー、メーカーの信頼がバックにあるということは、1つ言えるのかもしれません。 

 

メーカー別に言いますと、トヨタの中古車は全般的に高めです。 

トヨタは、海外でも故障が少ないということで、信頼感があるということなんだと思いますけれども、国内においても同じワンボックスで、例えば、VOXYやNOA、セレナ、それからステップワゴン。こうした車を横並びで比較した時に、 やはりトヨタ車だけは、同じ金額で設定すると、年式的に2、3年前のものしか出てこなかったり、同じ年式で比較しますと、10万、20万くらいはやはり高いというようなことがあります。 トヨタ社は中古市場においては強いのかなというように思います。

 

まずは丁寧な下調べを

毎日1時間ずつ、2週間くらい、自分が買いそうな車種や価格帯でグーネットなどを見ていきますと、これは、という候補に当たります。

その時、もしここで買うとしたら、という気持ちでそのお店の情報を丁寧に見ていきますと、何店舗かは信頼できそうなお店を見つけられるものです。

 

実際に商談をしていないので接客態度やトータルの印象はわかりませんが、冒頭に触れた大手と言われるところよりも、よほどマシなお店はあると思います。代表者がYouTubeで発信しているお店もあります。

だから信頼できるというわけではありませんが今のご時世、ネット市民は厳しいですから、それも一つの評価にしても良いかもしれません。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

なんとYoutubeを始めてみました!

 

いつもブログをご覧になっていただいてる皆さん、こんにちは。この度、なんとyoutubeを開設してしまいました。 

 

恥ずかしいのですがご披露します。

www.youtube.com


皆様はyoutubeというふうにお聞きになると、登録者1000人とか1万人とか、あるいは10万人、そして視聴回数は、 1万回とか2万回とか10万回とか、そういったyoutubeを想定されると思います。


しかし、youtubeを始めてみますと、全くそんなことはなくて、登録者などというものは、まずおりません。 身内がせいぜいです。そして、これまで7本ぐらいyoutubeの動画をアップしてみましたけれども、 10回、20回ぐらいがまあ、いいところでございまして、youtubeというのは、こんなもんなんだなという風に思っています。
しかし、皆様にご覧いただいてるこのブログも、最初は1日の訪問者はわずか1人とか3人とか5人というところからスタートしました。 


まあ、今もそんなに大きく変わるもんではありませんが、時々、50人くらいが訪問していただいたり、あるいは、キンドルダイレクトパブリッシングで、電子書籍を出しているんですが、これにつきましても、 最初の年は、全然読まれもしない、売れもしなかったんです。しかし、 3年目になりまして、ことし8月は過去最高、と言いましても、まあ、1000円ちょっとぐらいなんですけれども、売り上げをあげることができました。

 

 キンドルアンリミッテドで、お読みいただきますと、1ページ読んでいただきますと、大体、0.5円、 そして1冊お買い上げいただきますと、定価が280円に対して、実際に著者入ってきますのが、170円くらいです。


しかし、これは、1500円の紙の書籍(単行本)を販売して、著者に入る印税が1割の150円ですから、これが月に6冊以上、売れたのと同じぐらいです。 


ご想像いただければわかると思いますが、ど素人が、これだけたくさんの本が発行されている中で、書店やAmazonで月に6冊なんて売り上げるのは、夢のまた夢です。


こうしたことから まずはやってみよう、といういつもの精神で、今回、youtubeにも挑戦した次第です。 


そこで分かったことをいくつか皆様にもお伝えしたいと思います。


普通にyoutubeを視聴していますと、当然ながら、 登録者数が1000人以上ぐらいのものしか、まず表示されません。そして、皆さんが目にされる動画も、 登録者数1000、1万、あるいは多い時には10万、そして視聴回数も1000、2000、あるいは1万、場合によっては、10万を超えるものもあると思います。こういった数字ばかり見ていますと、 登録者数が1桁とか、視聴回数が2桁とか、こういった動画を目にする機会はまずございません。 

今回、私のyoutubeをご覧いただきますと、大変貴重な(笑)、登録者2人、動画再生回数一桁から20回程度、という数字をご確認いただけます。私は自分が視聴者の立場のとき、この規模の動画を目にすることはありませんでした。ですから貴重な機会かと思います

 

しかし、最初はみんなそんなもんなんだろうな、と思っています。別に収益化をyoutubeで狙っているわけではありませんので、プレシニアなんですが、なんでも挑戦してみようという気概で始めてみました。 


今回、私は一切顔出しなしの パワーポイントのスライドショーのみで動画を構成しています。そして、音声をそこに被せています。音声に関しては、ボイチェンジャーを使って、自分の地声を少し変えています。 私のことを知っている方が聞いてもわからない程度に加工してあります。そして、 この編集自体をどこでやるかと言いますと、パワーポイントを使い、スライドショーを動画的に加工することができまして、これをmp4で動画ファイルとして保存しておくということになります。 


しかし、やってみるとわかるのですが、パワーポイント で直接録音しながらスライドショーを作ろうと思いますと、自分の地声でしかできません。

 

動画にアフレコで音声をのせる方式で編集


そこで、どうしてもパワーポイントはパワーポイントとしてスライドショーを作り、そこにアフレコでかぶせるような形で自分の声を、 ボイスチェンジャーによって、変えた音声ファイルをくっつける、いう作業が必要になります。これは動画編集ソフトでやるしかありません。 


苦心惨憺の挙句、videoproc vlogger(ビデオプロックブロガー)という無料ソフトで、この作業をすることにしました。


このソフトで、youtubeで公開している ものとは別に、身内用にいくつかの動画、写真を組み合わせて、 動画としてこのソフトで編集、いろんなトランジション(画面間の切り替え)の効果なども入れてみたり、音楽もかせてみたり、いろいろ試してみました。
無料にしては大変使い勝手がよく、途中でテロップを入れることもできますし、トランジションの効果も結構豊富です。 
最初のオープニング画面、最後のクロージング画面などもあらかじめ用意されています。


それなりのお金を払えば、もっと高度な編集ソフトもあるのですが、 それは宝の持ち腐れになりますので、今の私には、このソフトで十分です。

 

次に、音声収録用のマイクなんですけど、これも色々試してみました。パソコンで直接入れる形、それから、ハードオフでnintendoswitch用に500円で売られていた、単一指向性のマイク、コロナの時にzoom対応で買ったヘッドセットにマイクがついているようなもの。 さらに、bluetooth接続の、片耳にいかけて、そこから、棒のようなマイクが出てるような、こういったものも新たに購入してみました。 


色々試してみたんですけども、1番音声がよく拾えたのは、、zoom用に使った ヘッドセットにマイクがついているもの。

イメージとしては、ディレクターの方が使うような、両耳ヘッドセット、そこの片方の方の耳からマイクが口元に伸びている、こういったタイプのものです。 


もちろん、編集ソフトで音声の大きさは調整はできるのですけども、やはり最初の入力の段階でそれなりの音量がないと、いくらソフトで大きくしても、限界が出てしまいます。 

他の人のyoutubeを聞いてて思うんですけれども、音声が聞き取りにくいというのが1番ストレスになりますので、まずこの点に注意しました。


それから喋りなんですけども、これはどうしても緊張してしまうのか、 途中で噛んでしまうことも多く、なかなかうまくいきません。でもこれも、あまり最初から多くを期待せず、自分でできる限りのことをやればいいかなと思って、とりあえずはえ動画の本数を上げながら、上達していくのを待っているという感じです。


台本は最初のうちは用意したのですけれども、台本を書いていても、実際喋り出してしまいますと、なかなかその通りに読めなかったりもします。 
私の場合は、仕事でパワポを使ってプレゼンすることが結構多く、どうしてもその方式に慣れているので、 台本を書くのをやめて、最近ではパワーポイントのスライドを先に作り、それを頭に入れながら、一気にアフレコの形で音声を録音する形を取りました。 


これは、先ほど申しましたように、パワーポイントのスライドショーと同時に録音していく場合であれば、ぴったりタイミングが重なるのですが、 どうしても、スタート時点で若干のズレがあったり、スライドショーを切り替えるタイミングと、実際に自分がアフレコで音声を入れていくタイミングでズレが出たりします。


編集ソフトによって スライドショーと音声が合うように微妙に調整をするのですが、これが意外と、手間がかかりました。今、 全部で7、8本あげているんですけども、ご覧になっていただきますと多少ずれているのもあります。これはそういったことによります。


よくyoutubeは1本あげるのに非常に多くの時間がかかると言いますが、これを顔出しやロケをやりながら やるのであれば当然だなという風に思います。 


1分、1時間とも言われておりますので、10分のものをあげようと思ったら、それは10時間ぐらいかかるなと自分でも思います。

 

私の動画は、大体6分程度の動画を作るのに、スライドショー、これは大体20枚から30枚ぐらい、これを作るのに1時間半ぐらい、 それから、アフレコをやるのに、練習時間含めて15分から20分ぐらいかかります。

それから、今度は 編集ソフトにそのスライドショーの動画と、アフレコした音声、これを被せて、youtubeにアップできるような、1本の動画として編集していきます。
ソフトが変換する作業も含めまして、サムネをいれたり説明を書いたりする時間を含めて、大体6分ぐらいの動画で、編集した動画の状態からyoutubeにアップするのに20分かなと思います。 


ですので、まあ、私の場合で言いますと、1分の動画を作るのに1時間までは、かからず、 6分の動画を作るのに、まあ、2時間半ぐらいなのかなと思います。


ほかの方の動画を視聴して思うのですが、やはり長いと飽きます。できるだけ短くしたいと思うのですが、これが実はなかなか難しくて、 スライドショーを見ながら喋っていると、ついつい余計なことも喋ってしまったりして、いつの間にか長くなってしまいます。こういう意味では、 本当に完璧を期すならば、きちんと原稿、台本を書いて、それを読み上げるという方が確実かとは思います。


ただ、私はそこは、結構横着な性格なので、このようなスタイルで、今は動画をあげています。 


還暦を過ぎますと、人生、元気でいる時間がそんなに長いわけではないと思います。できるうちにいろんなことをトライしようと思い、 このような形でyoutubeも始めました。このブログを始めたきっかけも同じなのですが、『アウトプット大全』(樺沢紫苑著)という本に刺激されまして、インプットだけはダメだなと思い、このブログでアウトプットを行い、そしてそれを、kindle本、電子書籍の発行というとこまで繋げました。 


今回は、非常に敷居が高いと感じていた動画にも挑戦した次第です。 
ほとんど皆さんのお役には立つことはないと思いますが、もし、こんな私の動画に勇気づけられて、youtubeを始めてみようと思う方がいらっしゃったら幸いです。

 

本日も長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。もし、 気まぐれな方がいらっしゃいましたら、私のyoutubeも覗いてみてください。ありがとうございました。

 

【雑談】現役引退したら欲しいクルマ(後編)

中編を公開したあと、いろいろ調べ、考えました。

日にちが開いたので前回はこちらから↓

まず予算ですが、当初は110万から場合によっては140万くらいまで(総支出額)で中古車を考えていましたが、この夏休み、以前の職場で上司だった方(引退済)とお会いし、いろいろお話を伺う中で、お金の使い方については見直そうと思った次第です。

そこで、中古車店に払う総支出額を100万円以下、というラインを設けました。

・保証期間があること(できれば1年)

・いざとなれば車中泊ができる広さ

・今のクルマより大きいこと(荷室がほしい)

・安全運転支援装置がそれなりに備わっていること(レーンキープはあきらめてもよいがクルコン、自動ブレーキは必須)

・リコールが少ないこと、あっても対応済であること

・レギュラーガソリンであること

・できれば燃費がいいこと(高速を含めた平均で月14km/Lくらい)

・内装は「4」以上の評価であること

・価格がこなれていること

・2013年以降の型、走行距離は10万キロ程度まで

・修復歴は「なし」

・禁煙車

 

こうしたことで探すとセレナが候補筆頭になるのですが、上記の中の一つ「リコールが少ないこと」が合致しません。調べていただくとわかるのですが、相対的に他メーカー、他車種に比べて多い。しかも8年くらい前の不具合に対して、今年に入ってからリコールがかかる。さらに根本的な改修はできず、今は熱を遮断する遮熱板のようなものをオルタネーター(日産はecoモーターという)付近にとりつけて急場をしのぎ、本格的な換装は秋以降という。

これまでもセレナはリコールがどの世代もそれなりにあり、中古車ですと、どこまで対処されているのか疑問です。リコール対応には期限があり、それが過ぎていると有償での対応になります。

 

ディーラーが販売する中古車なら、とも思ったのですが、あらためて価格を調べると、割高で躊躇せざるを得ません。

 

現在は、フォレスターエクシーガ、VX、オデッセイ(スライドドアになってからのモデル)、レガシィツーリングワゴン(最終型)あたりが候補で、この順番かなと思っています。トヨタ車が1台もありませんが、壊れにくいという評価からか、中古車市場においては高値で安全運転支援システムが全くついていない世代のものくらいしかターゲットにならないので除外です。

 

スバル車はアイサイトを備えており、安全装備率は高いです。ただグレードによってターボ車はレギュラーガソリンではないのでグレードによる見極めが必要です。フォレスターは車高も高く、車中泊のときに少し有利かなと考えます。デザインは無骨ですが、機能重視なら車体の割に見切りもよさそうなので、第一候補です。

 

エクシーガは今は存在しない車種ですが、同僚が複数人、乗っていて現車も確認しています。外観デザインはいまひとつかなと思いますが、機能面は優れており、車格の割に価格がこなれているのが魅力です。

 

XVはハイブリッド車があり、ガソリン価格高騰の昨今、荷室はやや物足りないですが、候補です。

 

オデッセイは車重が1800kgくらいあり、燃費が懸念材料です。しかしホンダ車であり、違和感なく乗り換えできそうです。2列目、3列目を使って多彩な車内のアレンジができることも魅力です(エクシーガもですが)。全体的に内装、装備は豪華めです。使わないのだろうけれども、2列目がオットマン(ふくらはぎ部分を支える足のせ)を備えていることもひかれてしまいます。

 

レガシィは価格はこなれています。最終型が入手できますし、当時、すごく憧れがあった車種なので候補にいれています。

 

現行車種ではないので、いずれも2013~2015年型を所有されている方の過去動画なども参考にしています。

 

金額的だけならそれなりに玉数はあるのですが、修復歴なし、禁煙車などの条件を加えるとかなり減ります。

内装「3」の評価のクルマは、外装「3」よりも難しい感じです。評価書がついているクルマをみますと多くは「臭い」が指摘事項としてあり、その他内装の汚れがそれなりの場合に3になるので、全体としてあまり大切に扱われていないクルマなのかなと推察しています。

 

来年になると2014年型以降が射程に入りますので、全体的な安全運転支援の充実度は増してくるかと思います。いまはひたすらグーネットで条件設定し、新着情報を見ながら妄想している日々です。

 

本日もおつきあいくださり、ありがとうございました。

中古車の選び方③~予算をどこにかけるか

UnsplashのDan Goldが撮影した写真

この「中古車の選び方」連載の初回で、「中古車選びは中古戸建てを選ぶようなもの」と書きました。

carselection2021.hatenablog.com

整備費も含めた総支払額、いわゆる乗り出し価格表示に今年の10月から変わります。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

中古車の販売価格の表示が、「支払総額」に変わります!!│クルマに関する情報│自動車公正取引協議会

すでに大手中古車サイトでは、ほとんどが総支払額も車両本体価格に加えて表示されています。

仮に予算が150万円あったとして、どこまで予算を投じてよいものでしょうか。

 

総支払額以外に確保すべき金額

ここまでいろいろ品質評価書がついている中古車の状態を見てみますと、初回登録から10年近く経っているクルマの場合、タイヤの溝の残り具合が「3分」というケースもあります。もう少し残っている場合もありますが、消耗品ですし、時間とともに走っていなくても劣化しますので、タイヤは新品に交換するくらいの予算は確保する必要があります。サイズにもよりますが4本で10万円としておきます。

 

保証がついているクルマを選びますが、それでも保証期間が1年だったり、半年だったり、短いものでは3か月だったりします。主要部品が保証期間を過ぎてダメになった場合に備えて10万円を計上します。

車両によっては追加の保険料を支払うことで、さらに保証期間を延長できる場合もありますが、こちらも延長期間の長短によりますが数万円かかります。

 

そのほか車内の匂いが気になる場合や、シートの汚れ、ヘッドライトカバーのくすみ、ボディに残る小さな傷も自分でなんとかしたくなるので、これらの対応をするための器具やクリーナー、ハンドルの擦れが気になるときは、ハンドルカバーもつけたり、フロアマットも状態によっては汎用品に代えるので、これらの諸費用で数万円、駐車場の初期費用等を合わせると10万円。

 

・・・ということで中古車の総支払額にあてられる資金は120万円+アルファ程度になります。

 

私の場合、別稿「現役引退したら欲しいクルマ」で書いていますように、基本的には車中泊ができるタイプが候補です。普通に考えるとミニバンということになります。

 

あくまで私の感覚ですが、やはりヒンジ式のドアに比べてスライドドアタイプのミニバンは割高に思います。同じ総支払額なら、SUVタイプのほうが程度が良いものが買えるように思います。

 

何を優先すべきか

対象が軽自動車からセダンまで、ということはなく、普通は欲しいクルマのタイプが決まっているものです。私は車中泊ができるミニバンを当初、想定しました。

同じ総支払額の予算内で、年式か、走行距離か、装備か、内外装の程度の良さか、整備・保証の条件――など、どの要素を重視するかによってクルマ選びは変わってきます。

①年式、走行距離

いまは新車価格が高騰していますので、セレナクラスのミニバン、フォレスタークラスのSUVを候補とするなら、冒頭の120万円くらいを限度とすると、まず年式では2013年登録くらいまでを許容していく必要があります。走行距離も8万から10万キロ越えを覚悟しなくてはなりません。

 

この走行距離と年式の関係ですが、走行距離が14万キロあたりでも構わなければ、2013年式よりももっと若い、2016年~2017年式も車種によっては候補になってきます。年式が新しいわりに十数万キロ走っているということは、1年に直すと2万キロ弱で、明らかな過走行車扱いになるため、安くなっているのです。

一方で年式の割に走行距離が短い、1年で5000キロくらいだと高くなるか、といえば、こちらはそれほど評価はされないようです。

 

本当は5年落ち~7年落ち程度のクルマを狙いところですが、それですとあまり中古車なではの価格メリットがないように感じます。

現代のクルマは10万キロくらいはへっちゃらで、メンテをしっかりしていれば10万キロ近く走ってきたクルマでも大丈夫ではないかと考えています。

中古車選びでは、高い次元でバランスがとれいているクルマがあれば、それが理想なのですが、現実には「あちらを立てればこちらが立たず」で、どれかを犠牲にしないと、すべてが中途半端になってしまうので、割り切りが必要かと考えます。

 

②安全運転支援システム等の装備

2013年式くらいでも衝突回避ブレーキ、車線逸脱警告、さらにクルーズコントロール、レーンキープまで備えたクルマも選べます。同じ予算で少しでも新しい年式を、となりますと、こうした装備はついてないことが多いようです。2020年近くにならないと、グレードを問わず全車に安全装備を標準で備えるという時代にはならないので、2010年代は車種によってもグレードやオプションの度合によって差があります。

 

私としてはクルコンがついているなら、レーンキープも絶対欲しいところです。クルコンだけ、という車両も多く、逆にレーンキープまでついているならほかの安全支援もついているケースが多いので、この点でも私の場合、年式を犠牲にして安全装備の充実を優先します。

 

③内外装の程度

品質評価書はかなり厳しいです。この基準でマイカーを採点したら、評定で4くらいがいいところでしょう。ぶつけたりしていませんが、下部に線キズは数カ所ありますし、ホイールにだって線キズがあります。

フロントガラスは大丈夫なのですが、リアガラスに一部、擦ったような跡があります(自分では記憶がないのですが)。

内装はきれいにしているつもりですが、ステアリングに擦れはありますし、荷物を載せたときにできたと思われる浅い傷(擦ったあと)が車内にはあります。

毎日、通勤で利用していますから、運転席のサイドにはシワがより、多少のへたりはあります。

 

こうして考えると、使用していたわけですから、年数相応の傷等は仕方ないと思います。線キズくらいなら、自分で補修しようと思います。しかし、どうしたらそんなにあちらこちらに傷がつくの?というようなクルマもありますので、品質評価書があるクルマはそれで、ない場合は現車で確認するしかありません。

サイトでは写真が掲載されていますが、よほど傷を意識したアングルで撮影されたものでない限り、いくら目を凝らしても、そして評価書で傷の位置を把握していても、引きで撮られた写真では、確認することは、まず、できないと思います。

 

品質評価の評点でいくと「4」となっていればOKと思っています。

3.5は、クルマによって微妙なものもあります。4.5はこの価格帯ではめったにお目にかかりません。ちなみに5が最高ですが、これは新車、新古車だとお考えください。

 

このように内外装の傷などについては寛容な私ですが、それでもこれだけは勘弁、というのはあります。シートのシミなどの汚れと、車内の匂いです。タバコの匂いは苦手です。

 

これらは残念ながら現車を確認しないとわかりません(それでも「車内に匂いあり」と表示されているものもあります)。ある程度の匂いは、アマゾンでも売っている市販品の匂い取り(煙を噴霧して数時間密閉しておくタイプ)が効くようです。

 

私の場合、年式がいっていようが走行距離が伸びていようが、大切に扱われてきたクルマかどうか、というところが判断基準となります。

そうした意味でワンオーナーのクルマは、整備簿もついていることも多く、メンテも行き届いているのではないかな、と思います。

 

私が見た限りですが、スバリストというだけあって、フォレスターは他車種に比べてワンオーナーのクルマの比率が多いように感じます。

 

④整備と保証

これも販売店によっては、「現状渡し」という感じで、整備もつけなければ保証も一切なし、その代わり安いですよ、というところもあります。考え方ですが、私がみる限り、それほど価格差はあるように思えず、中古車だけに最低半年の保証はついていたほうが安心です。

 

⑤自衛策

上記の④と関連しますが、お目当ての車種の過去のリコールについては必ず調べておくことをお勧めします。メーカーリコールですから、対策が済んでいることが普通ですが、それがなされていないと、リコールがかかるくらいですから、かなりの確率で不具合がでます。

 

具体例を挙げます。セレナは私の中で最有力な候補でした。玉数も多く、価格もこなれていてシートアレンジも多彩、見た目は古さを感じますが、2014~2016(C26型)あたりかな、と思っていました。

しかしYouTubeをみていますと、エンジン不調が多く報告されています。そして今年1月にリコールがかかりました。対象は2012~2016製造のセレナです。

------日産HPから引用---------------

アイドリングストップ付スマートシンプルハイブリッド仕様車のECOモータ(注:オルタネーターのこと)において、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。

ECOモータを対策品に交換します。

なお、対策品の準備ができるまでの間、遮熱カバーを取り付け、部品準備ができしだい改めて案内し対策品に交換します

----------------------

上記のように、今は応急処置だけで、対策品は2023年の秋以降でないとそろわない、と言われたとの情報があります。私が買おうと思っているのは2024秋~2025春ですので、それまでに交換されているといいなと思います。

これがきっかけでセレナのリコールを調べてみますと、他車種に比べて多いと感じます。中古で買う場合は、こうした点もチェックポイントです。

 

スバルは親切で、車台番号を入力すれば、一発で対象のリコールが検索できる仕組みがあります。現車を確認しなければ車台番号まではわかりませんが、年式によって事前に調べることはできます。

 

⑥こだわらないところ

私の場合ですが、ボディカラー、電動シート、シートヒーター、USBの数、ドラレコ、ETCの有無(なければ自分でつける)、音楽系の装備(スマホから流して車内で音楽を聴くことはない)等には全くこだわりません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

次回は販売店の選び方について書いていきます。

 

 

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